タグ： あの日見たオズの国

シグナルレッド signal red #e8383d 少し裕福な家の中学受験に悩む小学生男子。 友達とドッジボールやサッカーをすることが好き。 周りの友達と同じ、公立の中学校に通いたい気持ちも強い。 これから夏休みなのに、勉強ばっかりになることに嫌気がさしている。 将来の夢は、まだ何も考えていない。 何かなりたいものが見つかった時に、勉強して来なかったことを後悔しなくて済むように今勉強するんだってお父さんは言う。 中学受験さえしなければ、こんなに勉強ばっかりしなくていいのにな。 漢検、英検、数検？ 塾と試験ばっかりでうんざりだ。 オスのドーベルマンのムートとは大の仲良し。 と夏那太は思っている。 ムートは１歳のやんちゃざかり。 自分より年下の弟的立場であるのに、ムートには格下に見られている。 ムートの散歩は夏那太の仕事。 夏の日中のアスファルトは太陽に照らされて熱すぎるから、朝早くに散歩に行く。 あとは日が沈んでから夕方に。 ムートの名前はドイツ語で勇気っていう意味だって、お父さんが言ってた。 ドーベルマンは警察犬になるような犬種で賢くて、強くて、勇気があるからって。 本当にムートって賢いの？ おれの言うこと全然聞かないんだけど？？ ◆報酬 ・SAN 値　1d6 ・探索者は以下の AF を持ち帰る。 AF 『ブリキの友達』 　家にいる。 話をしてくれる。 君の友達である。 君はあの日オズを見た。 　君は数日前、友達である『ブリキのロボット』を無くした。 　たとえ家中ひっくり返して探したとしても彼（？）は見つかっていない。 　君は『ブリキのロボット』を無くす直前、彼（？）が言っていたことを不思議と覚えている。 「今地球にピンチが迫っています」 「地球を守らなければ」 「ワタシは駅に向かわなければなりません」 　この言葉を最後に、『ブリキのロボット』はどこかに行ってしまった。 　この言葉もあって、君はひとまず駅に行ってみようと思っている。 　君が駅にたどり着いたところからシナリオは始まる。 ☆君は舞台となった町の名前を決めてもよい。 　町の名前が駅の名前となる。

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