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綺瀬 怜（あやせ れい）　#色未定 「は？だるいわ、そういうの」 「……別に良くない？そっちのが気持ちいしさ」 「ん、ふふ、かわいーね、そういう顔」 「やっべー………隠さなきゃ」 ▶ 一人称/二人称：私/呼び捨て、あんた、お前 ▶ 職業：油彩画家 　└ベース 芸術家（2015） 　　EDU×10＋DEX×10→320P 　└技能　言いくるめ、芸術(絵画)、心理学、目星、博物学、コンピューター、写真術、生物学 ▶ 特記：専門分野の芸術or製作+10 ▶ 特徴表：4-1 目つきが悪い（D) 不利な特徴のため技能Pを40P追加　1d6（→4） 　└ 目つきが悪すぎて、知り合い以外から怖がられる。APP-1。さらに＜信用＞-10%。 　　　　　 2-5 鋭い洞察力 　└ 優れた感覚の持ち主であるため＜目星＞に+30%。 ▶ 興味P：聞き耳…人の発言などが気になる。 　　　　 精神分析…ヒステリーを起こした時自分を落ち着ける。 　　　　 図書館…絵の参考資料などで調べ物をするため。 —————————————————————————————————————————— ▶ 人物 ◤ Like：KPC、旅行、絵、煙草、酒、刺身、レバー、自分 ◤ Dislike：ねばねばした食べ物、野菜、酒、自分 【性格】 ダウナー系。煙草と酒が手放せない。自堕落で刹那主義。 楽しいこと、気持ちいいことが好き。嫌なことは何もしたくない。 逃げた先に破滅が待っていると知っていても逃げたいってタイプ。 自分のことも周りのこともあまり大切にしない。 明るい（いやこれ明るくはないな）メンヘラ。 交友関係は広く浅く。外面を取り繕うことが得意。 逆に言えば本心を見せることが苦手で、懐に入れてない人間に対しては常にヘラヘラとしている。 内に渦巻いているどうしようもない感情を絵に昇華してしまうことで自分自身と向き合うことから逃げている。 酒が入ると感情の起伏が激しくなる。 締切前など追い詰められる状況に耐性が無く、酒量も比例して増える。 そのため酷く荒れる。両親と同じように酒癖が悪く、酔うとヒステリックになる。 ひたすら暴れた後にどうしようもなく両親の血を引いているのだと自覚し自己嫌悪してしまう。 ダメ人間なのはわかっている。変われないし変わるつもりもない。 でも出来ればそのままの私を愛してほしい、そう思っている。 バイというよりは性別を気にしないだけ。好きになった人が好き。 前までその時限りのセフレ（男女問わず）が何人かいたがKPCと好い仲になってからは全員切った。 一途といえば聞こえはいいが、その分の全てをKPCに向けているのでめちゃくちゃ重い。 【過去】 両親は最低な人間だった。そんな両親のことが心底嫌いだった。 家に帰る時間が来るのが嫌で、毎日遅くまで学校に残って絵を描いていた。 心の拠り所などは無く絵を描くことで日々の辛さを紛らわせていた。 そして高校卒業のその日に家に置いてあった一番大きなキャンバスを背負って、 必要最低限の荷物と少しのお金だけトランクに詰めて自室の窓から逃げ出した。 その後1年浪人して美術大学に入学。 学費は浪人の間の1年間バイトして工面した、気持ち悪いと思いながら体も売った。 油絵画家として今は何とか生計を立てている。 作る絵は独創的かつ難解。ドロドロとした感情の爆発のように激しいものが多い。 理論より感覚・感情派。自由になったつもりで、いつまでも過去の感情に囚われている。 【恋人】 大学が休みの時はよく旅行に行っていた。 絵のモチーフ探しだったり、急に姿を晦ましたくなったり、何という理由もなくどこかへ逃げたくてだったり。 理由は様々だったが専ら一人で、家を飛び出してきた時のトランクを転がしながらあちこちに出掛けた。 行きはほぼ空のトランクで、必要なものは現地で調達、旅先で惹かれたものを詰めて帰ることを好んでいた。 KPCとはそんな旅先で出会った。一目惚れだった。綺麗だと思った。直ぐに話しかけて仲良くなった。 しかし、彼女をトランクに詰めて帰ることなど出来ないし、旅先での思い出として諦めようと思っていた。 数か月経ち、自宅近くのギャラリーの展示会に出展していた時、綺瀬 怜の絵を見つめている彼女と再会する。 曰く、仕事または家庭の都合で近くで暮らすことになったらしい。 「偶然ですね」と彼女は言ったが「運命だ」と、そう思った。 そこから怜の方から猛烈にアプローチし恋人に。 それからというものの半ば強引に自分の家に引き込むような形で今の今まで数年間同棲している。 ダメな私に付き合ってくれるKPCが好き。 ダメなままでも受け入れてくれて、何でも私のことをわかってくれて、そして私なんかに捕まってしまったKPCが愛おしかった。 ずっと一緒にいたかった、私と一緒にダメになって堕ちていって欲しかった。 初めは、美しい容姿と自分とは真逆の、まっすぐで清らかな彼女の性格に惹かれていた。 しかしいつしか、彼女とは喧嘩が絶えなくなった。 私のことを思って、まっすぐなことばかり言うKPCが眩しくて、憎らしく思ってしまった。 そしていつか、変わろうとしない私に愛想を尽かしてどこかへ行ってしまうのではないかと不安になった。 はっと気が付けば馬乗りになって畳の床に押し倒し、彼女の首を絞めていた。 いつもKPCは私のことをわかってくれていたのに、なんで？恋人ならわかってくれるはずだよね？ 変わらないとダメなの？このままでいたい、そのままの私が好きって言ってくれたじゃん！ 自分にはKPCしかいない、なんでわかってくれないんだ。 静かになったと思った、やっとわかってくれたと安堵した。 そうして顔を見ると、彼女は体液を垂れ流し眼を見開き絶命していた。 彼女のことは心の底から愛していたはずだ。 しかし、動かぬ肉塊となってしまった彼女を目の前にして不思議と焦りはなかった。 一番初めに頭に浮かんだのは、まるで他人事のような自己保身だけだった。 そして今、彼女の死体は、トランクの中に詰められている。 ・家族構成：父、母（両方とも絶縁状態） 　└呼び方→ジジイ、ババア ・知人：KPC（恋人） 　└呼び方→呼び捨て 綺…より糸の象形である「糸」と、「平凡でないこと」「普通ではない人、優れている人」を表す「奇」を組み合わせた字。 　　美しい模様を織りなした絹を意味する。あや。あやぎぬ。うつくしい。きらびやか。綺麗。 怜…「賢い」「いつくしむ」「あわれむ」という意味をもつ字。 　　「忄（りっしんべん）」は心や気持ち、「令」は澄んでいる状態を表し、2つを組み合わせて「心が澄んでいる」様子。 名前負け！！！！ ———————————————————————————————————————————— ▶ 不定・後遺症 ・後遺症：呪い 　└一生わたしを忘れられない呪い。 　　私を殺した季節が来るたびに胸がざわついて、私と生前見た景色に動悸が早くなって、夢の中で私に会う。 　　私は美しい顔で笑う。もう、一生恋できないね。 　　怜はありあを忘れることが出来ない。 　　「恋」という感情をあの日、あの時、あの子に奪われたまま一生を過ごすことになる。 　　新しい恋は、芽生えない。 —————————————————————————————————————————— ▶ 通過シナリオ 2022.5.18 - トランクに死体、バスタブに人魚 —————————————————————————————————————————— ▶『トランクに死体、バスタブに人魚』HO 推奨技能：芸術(絵画)など芸術、特に絵画に関する技能 ▶ 公開共通情報 あなたの人生は何もかもうまくいかない。 母親はヒステリックで父親は酒を飲むと暴力的になる人間だった。 大学生(社会人)になってようやく、六畳一間の楽園を手に入れた。 小さな部屋だが、恋人と二人慎ましく暮らすのには問題ない。 あなたの人生は何もかもうまくいかない。 母親のようにヒステリックを起こし、あるいは父親のように酒に酔って、または別の理由で同棲する恋人を殺してしまった。 最近すれ違い気味の、喧嘩も増えていた恋人を。 転がった愛しい人のかたちをした肉を前に、一番初めに浮かんだのは「隠さないと」という保身だった。 —————————————————————————————————————————— ▶ イメソン ・バスタブと夢遊/ヒトリエ ・浴槽とネオンテトラ/RESAI ・浴室/椎名林檎 ・死んだふりBABY/Haze ・Bicolor/家入レオ

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