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グドモHO:不老不死 名前：コノハ 澄代 海宵（すみしろ　かよい）が名付けてくれたもの。 名前の由来は日本の美の女神、【木花咲耶姫】（コノハナサクヤヒメ）より。 暇に暇を重ねた少女。 …齢も分からぬ彼女のことを少女と言っていいのかはよくわからないが、あくまで見た目は少女である。 名前すらも忘れてしまった。いつも暇を持て余している。 自分が不老不死だと気付いたのは、世界が滅んだと知った翌日のことであった。 一定の時期を境に成長することの無くなった体、他者を看取る機会の多さ。 それまでも違和感は感じていたのかもしれないが……。 多分、認めたくはなかったのだろう。 …そうは言っても遠い昔の話である。 自分の名前すら忘れてしまった今となっては、その記憶ですら定かではない。 ひとりになった後でも、不思議と死のうとする気は起きなかった。 「世界が滅んでも生きている位だ」 「これから先も死ぬことはないのだろう。」 世界の崩壊という事実に混乱する中で、そんな不確かな確証を胸に仕舞い込んだ。 それからというもの、退屈をしのぎに様々な場所を渡り歩いて生きてきた。 知的好奇心を満たそうとしたが、新たな知識を得る方法が尽きていた。 食事を摂らずとも案外生きていられることを知ったのも　世界が崩壊した後での出来事である。 とはいえ元を辿れば人間なのだ。…あくまで自分は例外なのであろう。 必要なくとも水は飲む。腐り落ちてない食べ物を探す方が難しいが…見つかりさえすれば食事も摂る。 暗くなれば屋根を探して眠りにつくし、おひさまと共に目を覚ます。 そして娯楽を探し求めてまた歩き始めるのだ。 やれることは全てやろう。 「今日が最高の日になるように。」 荒れた世界に娯楽なんてものは存在しない。 果てしなく広がる世界を歩いた。目的は既に見失った。 気付いた頃には話し相手は居なくなっていた。 すれ違うは物言わぬ骸ばかりであった。 読める本は読み尽くした。新たな知識を得ようにも、本屋は瓦礫と化していた。 仕方がないから瓦礫を拾った。ものづくりだけが上手くなった。 瓦礫の下にぬいぐるみを見つけた。…ひとりぼっちはさみしいの。今日から貴方はおともだち。 そんな壊れた世界の中でも、星々は綺麗に輝いていた。 ​───────​─────── ……食事も睡眠も、自分が生きる為に必要不可欠ではない事に気付いてしまったのはいつだっただろうか。 自分の名前すらも忘れてしまった。この世界でさえも壊れているのだ。 壊れた世界でただ一人生きている自分が正常で無い事位、とっくの昔に知っているのだ。 それでもなお　知識に残る人間らしい生活を繰り返すのは…ある意味、狂気に他ならないのだろう。 異常ばかりの世界でも…自分のことすら思い出せずとも。 自分が人間であることだけは疑いようの無い真実だと信じて、彼女は今日も息をする。 全てを忘れた今、自分自身を証明する唯一の知識が”それ”しかないのだ。 「私は…”人間だった”、筈なんだ。」 【Good morning ALL】 ※以下ネタバレ注意 ■ＨＯ：不老不死 あなたは不老不死のようだ。 文明が死んだ地球を数千万年ほど宛ても無く徘徊している。 正気など、とうの昔に失ってしまった。今はもう、自分が何者かも思い出せない。 それでも毎日願ってしまう。 「今日が最高の日になればいい」 ＨＯ　不老不死 　・クトゥルフ神話技能の消失 　・現在ＳＡＮ値をＰＯＷ×５に変更 　・後遺症：シュブ＝ニグラス 　　　ＨＰが０以下になった場合、次ラウンドで再生する。 　　　探索者のＳＡＮが０になった場合、シュブ＝ニグラスであることを思い出す。 【キャラクター作成】 　・性別　　　　　　　　→女性 　・クトゥルフ神話技能　→９８（必然的に最大ＳＡＮ値は１となる） 　・ＡＰＰ　　　　　　　→１８ 　上記を固定したうえで、他は通常通りの探索者を作成。 　なお、このキャラクターを作成する上で名前を決める必要は無い。 　特定の条件を除き、正気度喪失は起きない。

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