タグ： MINERVA HO2

――――――――――――――――― □公開CS ▽台詞 「私はみんなの幸せを祈っているの！」 「ああ、どうかそんな顔をしないで？ 私は貴方に笑っていてほしいわ」 ▽設定 Chronusという組織に属する女性。 優しく上品な性格。とても美しい容姿をしており、童話の中のお姫様のように振る舞う。 また組織に所属しているだけあって非常に優秀。 特に芸術の才能に恵まれているようで、詳しくは話さないが名の通った音楽家でもあるらしい。 だが秀でた自分に驕ることはなく、困っている人がいれば当たり前のように手を差し伸べる。まさにノブレスオブリージュを絵に描いたような人物。 そのため人を助ける組織の仕事は気に入っており、任務は極めて真面目に取り組む。 ただし助けられなかったり、非情な判断をしなければいけない場合もあるので、そうなった時は自分のことのように心を痛めている。 唯一の欠点があるとすれば夢想家であること。 ファンタジックな妄想に耽っては、たまに夢と現実の区別がつかないような話をしてくる。 そして相手が反応に困ると悲しみ、さらに困らせる傾向がある。これは彼女の周囲で3日に1度ほど起こっている現象である。 ――――――――――――――――― ‪■秘匿CS ▼秘匿台詞 「妖精さん、どうか私を連れていって？」 「あのころに戻りたいわ。いまでも夢をみるの。彼らのいる、とっても幸せな夢よ」 ▼秘匿設定 過去に"よくないもの"に魅入られたことがある。 その影響で精神を病み、家族すらも巻き込んでしまった。 樹月家はもともと高名な音楽一族であり、そこに生まれた佳音は素晴らしい才能を持っていた。 もちろんそれは双子の妹も同じだった。神に愛されたような二人の子供は、とても仲が良かった。 恵まれた環境、才能のある自分、愛に溢れた家族。佳音は自分を世界一の幸せ者だと思っていた。 そんなある日のことだった。 誰かの囁き声が聞こえるようになった。 最初は聞き間違いだと思っていた。だが、いつまで経っても声は止まず、どこに居ても聞こえてきた。 次に、小人のような姿が見えるようになった。 彼らは自分を妖精さんであると言い、そのまま辺りを取り囲んだ。そうして愛らしいダンスを踊っては、楽しいお話をしようと誘ってきた。 ここまで来た時には、彼らの存在から目を逸らすことは出来なくなっていた。 佳音は妖精さんの話を聞くようになった。 それが狂気の始まりであった。 妖精さんの話を聞き、妖精さんと一緒に踊り、妖精さんの口ずさむ曲を奏でる。 驚いたことに、これらは何よりも楽しかった。まるで快楽中枢を直接刺激されているような気分だった。 今まで自分が感じていた"幸せ"とやらの馬鹿らしさを知った。家族も学校も発表会も、全部どうでもよくなった。だって妖精さんといた方が幸せになれるのだから。 そうだ、折角なら妖精さんに家族を紹介してあげよう。家族は自分と同じで優秀だから、きっと彼らも気に入るはず。 そう考えるようになった頃には、佳音の生活は完全に破綻していた。 だが同時に、止めてくれるはずの家族も、妖精さんに魅入られるようになってしまった。他でもない佳音のせいだった。 それからChronusに助けられるまでの日々を、佳音はよく覚えていない。 幸せな夢をずっと見ていたようで、気付いた時には目が醒めていた。それだけだった。 後から聞いた話では。本当に酷い状況だった、彼らは妖精さんではない、彼らの姿を正しく認識していた家族は恐慌状態に陥っている……と、説明されたものの。どうしても実感は得られなかった。 愛する家族を助けてくれたことには感謝した。彼らが人を助ける素晴らしい組織であるのも分かった。 でも自分は放っておいて欲しかった。 佳音は釈然としないままにChronusに保護され、その一員として活動することになった。 だが、一度狂気に陥ったとしても、樹月佳音の本質は変わっていなかった。 恵まれた才能を持ち、最上級の教育を受け、他の人々に施せるように育てられた少女。 いくら納得がいっていなかろうと、家族を助けてくれた恩義を忘れることはない。人を助ける仕事をやりたくないだなんて思うわけがない。 ただ、戻れるならあの時に戻りたいだけで。それが叶わないことに絶望しているだけで。佳音はCronusの一員としてこれ以上なく真面目に活動している。 本当は、現実を越えた存在に触れられるこの組織で、もう一度彼らと出会う機会を伺っているが。そうなった時、佳音は迷わず彼らの手を取るだろうが。 少なくとも今は、家族の傍にいて、困っている人を助ける。そういった退屈な日々を、一番の幸せだと思うようにしている。 ▼解説 イメージとしては元麻薬中毒者。 本当の幸せを知ってしまっているので、究極的にはそれ以外に興味を持つことはない。 強いていえば家族への情があるくらい。 ただ同時に心優しい少女であるのも事実であり、普段はそのように認識されている。 自分の幸せは自分が、他人の幸せは他人が決めるものだと思っている。 そのためどのような環境にあっても、幸せそうにしている人は幸せだと認識し、辛そうにしている人は辛いのだと認識する。 後者は積極的に助けるが、前者は助ける必要性を感じないので助けない。 ▼人間関係 ・マルス リーダーとして尊敬し、従っている。 生真面目なので空想の話をする時に困らせているかもしれない。 ・ユノ 女性らしい女性なので気が合う。 好きな人と結ばれるのは幸せなことだと思うので、恋路を応援している。女子会したい。 ・メルクリウス 同じ時期に加入したため積極的に話しかけていた。 音楽分野で話が合うのもあり友人として仲良くしている。 ただ自分は医療に詳しくないので、怪我を治す姿を見る度に感心し尊敬している。魔法使いさんみたいね！ ・ディアナ/樹月梨音 双子の妹。二卵性双生児なのであまり似てはいない。 両親と同じく世界で一番大切な存在であり、誰よりも愛している。 過去に妖精さんに引き合わせてしまったこと、明るく優しかった彼女を変えてしまったこと、全てを申し訳なく思っている。元の彼女に戻れるように、気遣いは惜しまない。 それでも自分と妹は違う存在だと捉えており、自分がいなくなっても妹は幸せになれるだろうと思っている。 そのため置いていく時は容赦なく置いていく。 ――――――――――――――――― □その他 ▽備考 ・技能について 職業技能ベース 音楽家 +精神分析 +Cronus構成員であるため戦闘技能 ・名前の由来 月桂樹→アポロンが愛した妖精であるダフネから カノン→ 輪唱と訳される音楽技法 佳音→良い知らせ、喜ばしい消息 ・妹の名前 樹月 梨音(きづき りおん) アルテミスが愛した人間であるオリオンから ▼優先事項 ①妖精さんに再会すること ②家族を幸せにすること ③他人を幸せにすること ――――――――――――――――― ■秘匿HO HO2 Apollo-アポロ ▼秘匿 コードネームは「アポロ」 あなたは多才な人間で、ある程度のことであれば簡単にできてしまう。 音楽の才能に特に秀でており演奏すれば多くの者を魅了してきた。 しかしその才能に恵まれすぎたのか良くない”もの”に魅入られてしまい家族とあなたはその影響で精神を病み、最終的に「Chronus」に よって助けられた過去を持つ。 また脅威が降りかかる可能性があること、そしてその才能から「Chronus」に声をかけられ所属することとなった。所属している年数はさほど長くない（時間にして3～5年ほど） また、あなたには双子の妹がいる。 コードネームは「ディアナ」 幼少期は女の子らしい女の子だったが、過去の一件から心を壊して以降人格が変わったように笑わなくなり感情を表に出さなくなった。 彼女が自分に対してどのような感情を抱いているのかはあなたにはわからない。 組織の機密保持のこともあり周りの人間には双子であることを伏せている。 あなたも妹もたいへん見目麗しい見た目をしている。 ▼ステータス APPが18 クトゥルフ神話技能+10 年齢が25～30歳 音楽技能の初期値は80 ▼NPC マルス（40代？） リーダー的存在、しっかりとしている正確で冗談は多く語らない。 潔癖症に近いものがある。生真面目で神経質気味。 組織の中ではかなりの古参 ユノ（20代？） おだやかで人を憎まぬ性格。女性らしい女性像。 お菓子つくりが得意、いつか好きな人に食べてもらうのだと語っている。 場の空気をいつも和ませてくれるだろう。 組織の中ではかなりの古参 メルクリウス（20代？） ほわほわとした雰囲気を漂わせている、医療分野に強く組織メンバーの治療にあたっている。 博識で様々なことを知っておりムードメーカー的存在。 組織にはあなたと同じくらいの時期から加入している、時期が被っていた為か仲はよく友人とも呼べるかもしれない。 また、音楽をしていたらしくあなたと話が合う。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ