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姫乃 輝夜（ひめの かぐや） ヴィジュアルデザイン専攻　三年生 一人称：私 二人称：あんた（てめぇ！！！） 百万円タケル→タケルくん 実視 ケイト→実視くん 於菟ヶ谷 子子子→於菟ヶ谷さん 満ヶ月 崚遠→満ヶ月くん ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ イメージはかぐや姫。 昔話では男たちに無理難題を言い渡す側だったかぐや姫が今や教授からの課題という名の無理難題に振り回されているという皮肉。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 彼女は常に不満を抱き、怒っている。 両親や周りの環境、自分に苛つき、腹を立てているのだ。 派手な服装とキリッとした強めの顔立ち。スレンダーな体型は近寄りがたいオーラを醸しているが、実際はただのアニオタ。 気も、我も強く常に課題にぶち切れているし、課題締め切り間際になるとパーカーにジーパン、薄化粧眼鏡という、いかにも限界作業人という様相で現れ始める。MacBookの画面を叩き割りたい、学校を燃やしたい、との言動が増える。ゼミの先生からも目をかけてもらっているが、別に高尚な目的も目標も夢もないため、先生からの期待が若干鬱陶しい。 得意なことを生かしてただ就職したいだけ、との理由で大学進学しただけの人。ちなみに両親はデザインや絵にまったく関わりのない人たちで、デザイン科を選んだのも、就職に有利そうだったからとの理由が大きい。 成績に関しては実技の成績のみ毎回最高評価をもらっているが、一般科目は基本的に単位が取れたらオッケーとの認識。なので欠席による単位不認定ギリギリまで休むことも多い。基本的に課題に追われて一般教科までやってられっかよ！！！の精神。 また、ショブ美に中学からの親友がおり、名前は真田 夢。アニオタ仲間。百万円タケルというキャラクターを同じくして推しているが、輝夜は腐女子、夢は夢女子と解釈違いによる大討論会がたまに起こる。ちなみにTwitterやpixivで推しの二次創作を描いており、最近Twitterに載せた推しの概念ホーム画面がバズった。やはりオタクは概念が嬉しいんだと再確認した、と真顔で夢に報告している。 授業を休んで二人で遠征に出かけることも多く、北海道から沖縄までフットワークが最高に軽いし財布の紐も最高に緩い。 特技は炊き立てあつあつの米を素手できれいに三角おにぎりにすること。黄金比のおにぎりを数秒で生み出し、手の皮は厚く炊き立ての米をものともしない、推し（二次元）の炊いた米をいつでも握れるようにと猛特訓した。 大学の教授らに「かわいい〜」ときゃいきゃい言ってる女が無理。どこが？？？となる。インスタよりツイッターのほうが居心地がいいが、本垢がバレると人権が終わる。 ちなみに受験はAO入試で入ってきたため勉強はしていないしEDUは低め。 センター試験を受けたくなかった&さっさと進学先を決めて遊びたかった。 好き：夜、推し活、作業中のチョコレート 嫌い：リアルの人物に対して軽率に「かわいい」と使う女子、無断遅刻マン、課題 死ねばいい：無断転載/自作発言（きっっっっしょくわるいポエムと一緒に無断転載するやつは全員殺す）、高額転売ヤー ◆特別合同授業に関して 今回の特別合同授業に関してまったく気が進まない。そもそもグループワークが好きじゃないし、嫌いなものでもある程度のクオリティを求めてしまう自分の性格は「周りが気乗りしていない」状況の中で相性が最悪だと気付いているから尚更。やりたくないものは適度に手を抜きたいのと思考回路はめちゃくちゃ共感できるが、授業に参加しないくせに単位だけもらっていく忌々しいグループメンバーに振り回されてきた経験があるからこそ今の授業が嫌で仕方がない。 というかそもそも美術系の人間を信用していない。良くも悪くもマイペースな人が多いからこそ、てめーの好き勝手で動くんじゃね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜！！！！！！！！！！！！とのブチギレ案件が複数存在する。だからなんやかんやあってコラボレーション先の企業が倒産しろ！！！と思いながら参加している。 また、企業が絡んでくるとさらに最悪で、メールの返信はおっそいわ、軽く修正すればいいからと全直し案件を持ち込んでくるわ、とにかくろくな記憶がない。 今までの共同参画授業は合同企業の星１の低評価口コミを漁りまくってなんとか凌いできた。 ◆秘匿関係 キミは天才である。芸術的な才能があり、昔から絵を描くことが好きだった。 幼稚園で描いた両親の似顔絵や小学六年間毎年描かされた交通安全/歯科衛生ポスター、中学生に上がれば写生大会など。別に賞を獲るのが好きというわけではなかったが、簡単にお小遣いが稼げるという理由で嫌いでもなかったし、自分には才能があると感じるに十分だった。 ただ自分には絵にかける熱情なんてものはない。人よりは器用だと思うし才能があると言われればそうかもしれない。だが、才能があるからこそ自分の目指したい場所に簡単にたどり着くことができ、次第に「こんなものか」との感情が湧いてくる。 だから好きという気持ちだけで描かれた少し拙い作品の方が魅力的に感じるし、才能がないと落ち込む人を見るとイライラする。「輝夜ちゃんは絵がうまくていいね」と褒められるたびに漠然とした申し訳なさと孤独を感じ、それが不満に変わっていった。 一方で、「絵がうまい姫乃輝夜」で幼少期のイメージが固定化されてしまったがためにプライドだけは高く、下手な作品を見せられないとのこだわりはもちろん存在する。常に人よりも一歩先んじた作品を作らねば自分が納得しないとの意思で毎回文句を言いながら金も労力も惜しまない作品制作の姿勢を見せることからも、かなり面倒な性格をしている。 なまじ技術があるだけに、作品に対して熱い気持ちを持てないことがある種のコンプレックスとも言える。 ただ、デザインやアートで世の中を変えたいだとかそういう気持ちは一切なく、デザインをするにあたって完成した作品のみに興味があるため、デザインを一種の媒体として、根本から何かを変えようとする志の高いプロジェクト（アートによる商店街の活性化などのソーシャルデザイン系）は嫌い。うえってなる。だってそういうところに参加する人たちって自分たちが何かを変えられると信じて疑わないキラキラした眼差しと高すぎる理想論ばかり語ってドン引きするんだもんな。 多分根がド陰キャ。不満ばかりを抱いているために、現状打破のために前だけを向いて駆け抜ける集団が苦手なのだろう。 家族構成は父と母であり、両親とは隣に並べば祖父母と孫と勘違いされてもおかしくないぐらいの歳の差がある。老夫婦にとっては待望の子供であり、不妊治療の末、苦労して生まれた子供だと聞かされている（本当に人間の子供か…？） 両親のことはあまり好んでおらず、その理由としては自分への顔色の窺いと両親との歳の差があげられる。思春期特有の不安定さから周りの友達との違いに嫌気がさし、両親に冷たくあたっていたことが原因となって、自分に理想的な親であらねばならないと言う使命感から顔色を窺うようになった両親。 そんな両親に不満を抱き、腹を立て、けれどその原因を作ったのが自分という事実に再び不満をぶちまける。今では自分から両親を避けるようになってしまい、また、両親もそんな自分に気を遣って干渉してこない。 幼少期から漠然と感じていた孤独感が両親との心の距離を離すのにも一役買ってしまっている。 自分が感じている苛立ちや不満は、本当の居場所に帰ることができれば解消するのだろうか、と考えずにはいられない。 ちなみに実家は奈良県。現在は親元を離れて一人暮らしをしているが、家は比較的裕福であり、学費は両親に払ってもらっている。 ◆真田 夢（サナダ ユメ）について 中学からの親友。オタクの道を開花させた本人。はじめはアニメや漫画に興味はなかったが、彼女からの勧めで触れるようになり、気がついたら推しのライブやグッズに数万円を軽く溶かすアニオタになっていた。 彼女の自分を卑下する言動にはなんとも言えない気持ちになり、一方で自分の才能があるくせに高みを目指さない姿勢が彼女にとって鼻につくものでないかだけが心配。 ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ◆《製作[デザイン]》75% ヴィジュアルデザイン専攻なため、主に平面に重きを置いている。 天才だから能力や技術自体には申し分ないが、コンセプト決定の面が弱い。 つまり企画立案工程が一番苦手。 ◆《コンピューター》68% 使用ソフトは主にAdobe。ウェブや簡単な動画までなら作れる。 一番得意でよく使うのはもちろんIllustratorとPhotoshop。ペイントソフトはクリスタがメイン。 ◆《写真術》43% ポートフォリオ撮影や作品制作で一眼レフやスタジオの使い方は一通り学んでいる。 ◆《心理学》45% デザインするにあたって相手が何を求めているのか、問題解決のためにはどういうアプローチをすればいいのかを嫌でも考えさせられる。ただ、真っ先に「なぜ私が？そんなことを？やらねばならない？？デザインで？？なにが？？解決すると？？？」の姿勢から入るため若干低め。 ◆《精神分析》31% 先生の容赦のない酷評や人間の稼働時間を超えている制作スケジュールを言い渡された際、自主SAN値チェック失敗による一時的狂気に陥った友人らを正気に戻すのに謎に培われた能力。ただ本人もよくプレゼン発表後に発狂するため持ちつ持たれつ。 ◆《言いくるめ》50% プレゼンを先方に通すのに必要。ぶっちゃけそこまで考えてないことも口先三寸で納得させる。だって先生って「そこ聞くぅ？」ってところめちゃくちゃ突いてくるんだもんな……成功率は五分五分。

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