タグ： 亜月式 振斗 春になる頃にこの思慕は

特徴:動物に好かれる、奇妙な幸運 職業:看護師 職業特記:信用の技能値に10%のボーナス。患者に対する説得に10%のボーナス。 シナリオ「浪漫と虚」HO2:歴戦のストーカー用キャラ 以下シナリオの内容に関する記述あり 雪下 沙代(ゆきした さよ) 21歳 女性 看護学生の女性。左右で長さの違うおさげがチャームポイント。 いつも明るく朗らか、笑顔たっぷり、ふわふわした話し方のとても優しい子。心の底から周りの人間のことを愛している。少しでも人の助けになるためにと看護師を志し、大変な毎日だけど笑顔を絶やさず頑張っている。 HO1のストーカーをしている。いつからだろうか、もう何年も前からだろうか。少なくともそう短い期間ではない、彼の家も職場も把握しているのだから。 初めて見た時にビビっと来た。多分一目惚れというやつだろうが、この一目惚れという自分の感情についてはよく分かってない。愛なのか、恋なのか、それとも別の何かなのか。よく分からないままHO1を好きでいる。 物陰からじっと見ているだけで心から満足していて、彼に自らの存在をアピールすることはない。しかし彼の店には普通の客を装って赴くため、店員と客程度の関係なら生まれた。生まれてしまった。 自分はストーカーだ、この行為は絶対にバレてはいけない。バレたらHO1を怖がらせてしまうだろうから。これ以上の関係は望んではいけない​​……。 否、そもそも望んですらいない。 愛し方は分かるが、愛され方を知らない。自分が愛されることにピンと来ず、愛を向けられたら笑顔で謙遜する。 根本的にズレているのか、当然のように他人>自分という不等式が彼女の中に成立していて、他人のためなら笑って自らを蔑ろにする事ができる。 だから愛した分愛されたいという気持ちを理解できなくて、好きで好きで仕方ないHO1も眺めるだけで満足していた。しかし最近奇妙なことがある。彼への感情が薄くなってきているのだ。いや、それだけならいい。ただストーカーの自分が彼に向ける感情を薄れさせるだけなら誰にも迷惑はかけない、そのままこの行為を辞めてしまえばいいのだから。 でも何故だろう。不思議と彼のことをまだ好きでいたいと思ってしまった。こんな事は初めてだ。なんてワガママな感情だろう、どうしたらいいのだろうか。分からない。分からないままストーキングを続ける。そうするしかない。 もし自分が本当にHO1の事がどうでもよくなったとき、一体自分はどうなるのだろうか。 その事を考えて、彼女は滅多に抱かない恐怖という感情を、ほんの少しだけ抱いた。 自分はストーカーをされているのだという事にHO1が気付いてしまったら。 やめればいいだけなのだが、不思議とやめられない、やめたくない。どうしたらいいか分からないが、もし彼に自分の正体を知られてしまったら。絶対に隠して、隠して、それでも万が一自分がそうであるとバレてしまった時には、その時は​──────。 HO1を安心させるためなら、彼女は自分に対して、"何でもできる"かもしれない。 【浪漫と虚　秘匿HO】 《HO2》 あなたは長くHO1へのストーカー行為に勤しんできた愛の狂人だ。貴方はHO1を愛してきたし、その情熱の発露がストーカー行為だった。あなたは、HO1の多様なパーソナルデータを掴んでいる。こっそり後をつけて家にやってきたことだってあるので、家の場所はしっかり把握している。 そんな貴方は、愛情が日に日に薄まっていることに驚きを隠せない。きっかけに心当たりはない。貴方はまだまだHO1を愛していたいと思っているが、いまいちやる気が起きてこない。今まで一度もなかったことだ。 今日は、ストーカー被害の相談という体をとってHO1の家に来た。貴方は自らの愛を取り戻したい。この異常事態は、HO1のことをもっと知って関わりを深めることで解決するかもしれないからだ。 推奨技能：応急手当や医学などの回復系 ・シナリオ開始時点でどの程度の愛情が残っているのかはPLに一任します。愛情を取り戻したいと思っているため、少なくともまだ「どうでもいい人間」でないことは確かでしょう。 ・ストーカーの期間は問わないが、少なくとも１年程度は行っていると想定しています。幼少期からずっとその成長を見てきたのかもしれないし、ここ数年の話でもいい。長く見守ってきたが実際に知り合ったのはつい最近ということも充分あり得ます。

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