タグ： DX3rd ヴィア・ドロローサ 【ヴィア・ドロローサ】 medaP

　名前：神重（かみしげ）　真琴（まこと） 　所属：UGN東京第三支部 　好きなもの：正義の味方、友達、肉、赤色、思い出の品 　嫌いなもの：悪人、暗闇、薬：嫌いなものは全て過去を思い出すきっかけになるようなものであり、別に怖いとかそういうのでは無い。 　女子力：10　男子高校生として妥当なライン。 　コードネームの由来はヌァザの剣。ただし本来の伝承ではなく、大衆文化的にケルト神話を色々とモンタージュしている所謂“日本的に有名なお話”からきている。正義の味方に憧れを持つ彼への分かりにくい皮肉と、周囲がいればきっとたどり着けるだろうという期待の混ぜられたコードネームである。 　明るく、元気な一般的かつ模範的な高校生。そこそこ真面目、友人が割といる、でも彼女いない歴＝年齢、そんな普通の高校生。 　明るくはない程度の茶色の髪の毛に、運動の得意そうなガタイをした健康的で活動的な外見で、中身もそれ通り。 　基本的にアルバイトをしている高校生としてやっているが、そのバイトはUGNチルドレンとしての活動のことであり、それを周囲には「いいバイト先で、そのまま就職しようかなと考えてる」という風に語っている。内容について聞かれた時は「警備員の仕事」と話している。 　何かしら頼まれた時は割と快く請け負う……といっても、内容次第では飲み物などは要求する。普通の高校生らしい要求の範囲内ではあるが。 　上記の通り、今は平穏な日常も楽しんでいるが、彼は生まれつき平穏な日常の中に居なかった。過去は真っ当な人間としての扱いさえしてもらえなかったほどである。そんな彼を救った人物がおり、彼の“正義の味方”好きはそこから始まっている。 　――――過去について―――― 　一日の始まりは、わけの分からない薬と水、それと簡素な食事からだった。それが終わると訓練をして、薬を飲んで、訓練をして、注射をされて、食事をして、薬を飲んで――ひたすらに、命じられるままに繰り返した。それ以外知らなかったし、知らない以上知ろうという意思も出てこなかった。 　そうして過ごしていたある日、施設が妙に慌ただしくなり、見たことのない人が自分の部屋にやってきて連れ出された。いや、助け出されたのだ。全てに対し興味も何もなかった自分の中に初めての感覚が湧き上がり、その人に聞いた。「貴女は何者ですか？」と。すると、その人は――女性はこう答えた。 　――正義の味方です 　そうして、どうやら被検体というものだったらしい自分は保護され、女性によりUGNの施設に預けられた。 　そこでの日々は、大きく違った。朝は騒がしいなりに楽しい食事から始まり、訓練はしたが勉強もして、遊びもした。友達も出来て、その友達に付き合って覗きをやって訓練の量を倍にされたりと楽しい日々だった。 　その後は、UGNの手により戸籍を新しく作ってもらい、行方知れずになったという女性の遺品である刀を貰って一人暮らしを開始した。施設に住んでいるままでは知ることが出来ないものが多いからだ。 　学校での日々もまた、今までにない楽しさがあった。彼らは普通の人間で、自分はオーヴァードで。そんな差はあるけれど、だからこそ自分が守らなきゃいけないと固く誓うのである。 　いつか自分を助けてくれた人のように。弱い者を助ける、正義の味方として。 　――――父親について―――― 　彼の父親は犯罪者であり、世間で言うところの裏の人間という分類に属している。その中でも、FH――UGNの敵対しているという組織に所属しているエージェントであり、実にタチの悪い人間であったという。 　その父親が組織に命じられて『片方の親がオーヴァードの場合、子供にも伝染するのか』を試すために、女性――こちらはオーヴァードではない――と関係を持ち、産まれたのが彼であると説明されている。 　オーヴァードであるかどうかの検査と実験のために即座に施設に入れられ、ほんの一瞬しか父親は彼のことを見ていない。そして彼もまた父親のことは犯罪者であるということしか知らず、過去の辛い日々の原因は父にあるということから犯罪者に対し嫌悪感を示している。 　――――行動理念―――― 　彼の行動理念は「己の信じる正義を貫く」というものになる。基本的にはよくいる男子高校生らしい人間なのでそこまで際立ちはしないが、チルドレンとして動くとなれば話は別である。 　守るべきものが後ろにいるなら、それを守り抜くために。倒さなければならない敵がいるのならば、それを倒すために。救えるならば救う、救えなくても救おうとする。いつかあの人のようになりたいから、そうし続けている。 【サマリー以外のエフェクト一覧】 ・レネゲイドウォー 《雷神の降臨》 《リペアウーンズ》

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