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初神 舞(ハツカミ　マイ) 嗤う人間師　PC4 ゲーム実況者YouTuber。PC4ことフランちゃんは自分専属のカメラマン。声だけは動画に出演してもらっている。 フランちゃんは中学からの幼馴染で、大学で再会した。そしてYouTuberとしての相方。 顔出ししてる。顔面がいいと話題。(残念美人とも) Youtuberとしての名前は「ヒュムネ(ドイツ語で賛美歌)」。ファンマークは「⭐️🎤」 フランちゃんとは同じ大学で同じ学部同じ学科同じゼミになった。 偶然の再会に運命を感じて、めちゃくちゃ話しかけて仲良くなった。 授業数も少なくなって、ゼミの勉強にも慣れてきた頃に動画投稿を始める。 時間があったし、興味あるし、楽しそうだしやろうぜとフランちゃんを誘って始めた。 楽しかったしなんか動画も回ったので続けている。 派手な女がギャグっぽい反応をすることで人気を博している。特に再生回数が高いのはホラゲ実況。 雑談配信も人気があるけど、それはフランちゃんがちゃんと突っ込んでくれるからだなぁ、なんて思っている。 典型的な陽キャ。陰キャにも平然と話しかけるし仲良くできる。コミュ強のギャル。 クラスメイトの人間の名前と顔が最初の一週間で一致してるタイプ。 ウェイ系というよりノリ系。人に迷惑かけちゃいけないくらいの常識は持ち合わせている。 幼い頃から英語教室に通い、国際学部に進学するくらい英語を頑張ってきた。 なのに今はYouTuber。経歴が泣いてる。 ちなみにゼミでの専攻はコンピュータネットワーク。英語はどうした。 現在は動画投稿で生計を立てている。 国際学部で学んだことを活かして、どんな人物にも角の立たない発言をしていると定評がある。 ゼミの教授は「そんなところに活用させるために教えたわけじゃない」と言っていたが、教授も自分の視聴者なのは把握している。めっちゃ仲良し。 派手な髪色、カラコン、キラキラジェルネイルが特徴。 特に髪は月ごとに色を変える。今はブラウンっぽい赤。お気に入り。 カラコンは常に10数種類キープしている。旅先にも五種類持っていくくらいの徹底ぶり。 顔出ししているからできる限り特徴をころころ変えるようにしている。 ネイルはシールやチップなどを使い分けている。ネイルサロンにはあまり行かない。 ちょっと前に、動画を撮り貯めして、イギリスに単独旅行に行った。 そして一人であこがれだったバーに行ってベロベロに酔った。 どうにか一人で帰っている途中で、めっちゃ良い人っぽい男の人を見つけたからノリでナンパした。相手が日本語勉強中だったことを知ってよりテンション上がった。 上がったテンションのままグイグイ行った。そしたら何故か引っかかった。連絡先交換してくれた。 会話のテンポも合うし、楽しかった記憶。ちなみに詳細の記憶はない。 酔ってウッキウキで話しかけてテンションぶち上げて「押してダメならさらに押せ」を実践した記憶と、くっそ楽しかった覚えのみある。 ちなみに二軒目に行って飲んで、滞在しているホテルに送ってもらっただけである。 そんな感じでイギリスから帰ってきた。 フランちゃんには現地で友達出来た！とだけ報告した。だからフランちゃんは何も知らない。 「酔っぱらって知らない男性をナンパして一緒に飲んで連絡先交換してホテルまで送ってもらった」なんて何も言っていない。 今回、二人で慰安旅行として動画を予約投稿しつつイギリスに出かけた。 出かける前に、以前ナンパした男から「次来る時は連絡していいよ」みたいな事を言われてたからそのまま本当に連絡したら、職場においでって言われた。 さすがに飛行機から降りてから職場を調べると、そこは警察署だった。 飛行機に降りた瞬間に「警察署に行く！」と宣言した。 (今回の目的は旅動画を撮ることである) 顔が真っ青になっていくフランちゃんを無視して、「イギリス案内してくれるかも！」とウキウキで警察署に向かった。 そして女の子が警察署の前でモジモジしているのを見て、一緒に入ってあげたのである。 もちろんナンパ被害者の男(警官)とは再会したし、普通に仲良く会話した。 フランちゃんが露骨に安堵した顔をしたけど気にしなかった。いつもの事なので。 一瞬、「そういえばフランちゃんには何も言っていなかったような？」「知り合いいるって言わなかったっけ？」「なんか勘違いしてるかも？」とは考えたものの、気にしないことにした。後でホテルでお話ししようかなとは思ってた。 性格は明るい。ゴーイングマイウェイ系の女。 精神力が強い(強すぎる)ので、何を言われても基本止まらない。 顔出し配信してるし、動画投稿してるし、批判慣れしている。 しかしまぁまぁ常識人(本人談)であり、そこそこ気は使える(本人談)ので、ちょくちょく周りは見ている。見るだけは。何か行動するかどうかは気分次第＆相手との関係次第。 フランちゃんに関しては信頼が厚すぎるために対応が雑になっている。 言わなくちゃわからないとは思うものの、まぁどこかで話す時間確保できるでしょ！と思ってその場で報連相しない。 あとで事後報告して、フランちゃんが顔色を悪くするいつもの流れ。 今は動画投稿者として、顔がいい上に腕がそこそこ立つという評価を得ているが、いつまでもできるわけではないと思っているため、教諭免許と通訳案内士の資格を持っている。 Youtuberとして生きていけなくなったら普通の人として生きていく気持ち。 そういえばフランちゃんには何も言っていないが、彼女は動画編集者でも声だけの配信者でもなんにでもなれるだろうなぁと思っている。 自己肯定感は高いし、自分もなんでもなれると思っているが、フランちゃんのことをもっと高く評価している。 何も言わずともフランちゃんが自分が求めている通りに動いてくれていたりするので、必要ないからと報連相しなくなる悪循環。 動画の編集などもフランちゃんを手伝っている。が、やはり慣れていないし難しいことはできない。 配信者としてエゴサやトレンドには敏感だし、大学での卒論などで調べ物は得意になった。故に図書館の数値は高い。 本人は、紙の方は重いし嵩張るしもう嫌だと言っているが、背に腹はかえられぬ時には諦めて探し始めるだろう。なんだかんだ本は好きだし。 延々と資料をめくっていた時間は無駄に思えたが、本人の糧にはなったようだ。教授はエゴサなどの話を聞き、そんなことのためにいろんな技術を教えたわけじゃないとまた泣き崩れた。 聞き耳の数値も高いのは、昔から英語と日本語をたくさん話し、たくさん聞いていたため。 いろんな声を聞き、いろんな音を聞き、色んな話を語る。そんな、人との交流を上手く使って人生を楽しんで生きてきた人間。顔が良くてコミュ強の人間はスクールカーストのトップの辺りにいるのは、ある意味当たり前である。 その顔の良さは万人に効き、説得に失敗した回数の方が少ない。本人に罪悪感が目覚めてからは意識的にあまりやらなくなってしまったが、実はフランちゃんには結構無意識で使っている。 だってフランちゃんは多分効かないから。というのは本人談。見よこの顔の良さを。大体の人はコロッと落ちる。 基本的にいのちだいじにの感じが強いが、そのいのちにはフランちゃんが含まれている。フランちゃんは自分の体の外付け機のイメージのようだ。とはいえ、他人という意識はちゃんとあるらしく、相手の人生は相手が好きに決めるべきという考えはある。 変なところで強引だが、変なところで線引きをしている。 自分の意思を決めつけられて強制されるとかなりのストレスを感じるが、フランちゃんが決めるならちゃんと従う。だって自分の意思に近いものだから。 ヒュムネとしての自分にプライドを持っており、「YouTuber(笑)」みたいなことを言われたら普通に怒る。なんなら性格悪いマウント取りも平気でする。ただ謝られたらすぐに許す。 ヒュムネじゃなくてもフランちゃんは生きていけると思っているが、自分はヒュムネでなければYouTuberとしては生きていけないと思っているため、2人の中から生贄を選ぶとしたら自分になるかな、とは思っている。 もちろんそうならないために努力はするし、二人で続けていけるだけ続けていきたいけれど、それでも諦めなければならない時は自分から進んで処刑台に立とうと思っている。フランちゃんの方が優秀だからね。

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