タグ： @kfk0817

腐草笠子（ふそう・りゅうこ） 名前の元ネタ：京都の笠原寺。蛍の名所として知られている。尼僧により開山。 腐草（本来の読みはくちくさ）は蛍の異称。 とある大学で心理学を研究している研究者。 話し方や言葉選びが良い意味であまり女性らしくなくあっさりとしている。 一人称はあたし。二人称は君、あんた。 所謂、「不幸な美人」と呼ぶに相応しい生い立ちを送ってきた女性。孤児で家族はおらず、施設育ち。 その美貌を疎まれ疎外されたかと思えば、身に覚えない恋慕を一方的に寄せられ、痴情のもつれに巻き込まれ、理不尽な恨みつらみを向けられてきた。 心理学者になった経緯も、学問によって面倒事を減らせないだろうか、と試みた結果である。 ある日、彼女は何もかも面倒になった。 その時も身に覚えのない痴情のもつれに巻きまれ、知りもしない男に想いを寄せられた。 結果、男の恋人である女性が男と笠子に包丁を向けてきたのだ。 その上あろうことか男は笠子に一緒に死のうなどと言い出す始末。 笠子の中で、ぷつ、と何かが切れた音がした。 気が付けば包丁を奪って、男も女も殺していた。 こんなものなのか。自分の人生は。 今まで運命を呪いながらも細々と頑張って生きてきたのに。 人を殺してしまっては、人並みに生きる事さえままならないじゃないか。 だったら。だったらせめて。 自分で死にたい。 男と女の死体は山に遺棄し、笠子は自分の納得する死に方を模索し始めた。 今まで他人と碌な関係にならなかったためか、自分の死に他人が関わることすら彼女は嫌悪した。 だから警察に捕まるわけにはいかなかった。 笠子は自分の納得できる終わりを探し続けている。 自傷のひとつとしてピアスをあらゆる場所に空けている。 当然リストカットも試しており、傷も残っているが、ブレスレットで隠している。 好きなものは読書と人がいない広い場所。甘党で特に水ようかんが好き。お酒も好き。 恋愛を扱った作品は苦手。 喫煙者。銘柄はパーラメント。 人生に絶望はしているが、健全な人間関係に憧れており、読書はそれを疑似体験するための趣味である。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ