タグ： かぶらめ そうり

一人称：俺 傾向：生真面目 血液型：B 利き腕：左 好きな物：手洗い・シャワー・手袋 嫌いな物：自分の手・鏡・洗顔 セリフ 「俺は今からお前を殺す。だが、それは遺書を書いてからだ。なるべく綺麗に書いほしい」 「汚いのは、苦手なんだ」 「これの何がいいんだか……悪趣味だよ、お前」 職業：遺書屋（元闇医者） 殺しを行う事に感情を動かさないように努める元は善性だった人間。 この仕事について彼は全く感情を動かそうとしない。淡々とやるべき事をやり、金を貰う。 殺して良いのか、なんて事は考える余地もない。 そんな折、たまたま拾ったHO1を仕事に連れて行った所、遺書を提案してきた。 死者を悼む、生者に繋ぐ。そういった行いはひたすらに眩しい。 自分の汚れが浮き彫りになったようで、嫌いだ。 それでも、それをしようとするHO1が羨ましくあった。 偶然拾っただけなのに、意味もなく生きていた彼にとってHO1の行く先を見る事が彼の生きる意味となっている。 過去：闇医者時代～ヤクザ脱退まで 元々は殺しとは反対の闇医者として仕事をしていた。 医者には資格が取れずなれなかったものの、それでも誰かを助けられる人になりたかった。 命に善悪の差はないと考えていて、悪人であれど助ける事に意味を見出している。 しかし、ある日ヤクザに目を付けられて半ば強制的に拷問をやらされる事に。 その際にうっかり対象を殺してしまいその組に強制的に所属させられた。 それからはやりたくもない拷問を強要され、自然とそれが上手くなっていく。 また、それに伴って組内の始末屋としても扱われ何人も殺す事に。 殺しも拷問も一人前になった頃、親と話をつけケジメとして右目を失う事で組を抜ける事となった。 また、彼はそれがその組にハメられてそうなった事は知らない。 現在：組の脱退～遺書屋結成まで 組を抜けた後も彼の仕事ぶりの噂は絶えず、結果として闇医者も廃業する事となった。 また、彼はあの時の経験から人を殺す事に躊躇いがなくなっている。 そうである事で自我を維持しており、生きるために舞い込む殺しの依頼もこなしていた。 そんなある日、ゴミ捨て場に転がる人を見つける。 無意識に生存確認をしていた自分に気付き、見捨てられないという情から家に連れて行く事に。 器具や薬品が使える内だったので適切な処置を行った。 ～なんやかんや～ 仕事にHO1を連れて行く事にし、ただの殺し屋だった何者かに遺書屋という忌み名が付けられた。 追加事情；組について「野薔薇組」 小さな組であり組員は体のどこかに薔薇の入れ墨を入れている。 名を挙げようと躍起になっていた時期があり、殺しにまつわる物事をよく引き受けていた。 また、その当時は組員に対する制裁も苛烈であり組内ですら拷問を実施するほど。 ケジメにもうるさく、安易な脱退も許さない非常に厳しい組だった。 しかし、組内で恐れられていた拷問屋が脱退したのを皮切りに組内の抗争が発生。 当時の親は殺害され力を失った組は離散していった。 追加事情：手について 彼はいつも手首まですっぽり覆うゴム手袋をしている。 帰宅した際に手を洗う時だけそれを外し、それ以外では決して外さない。 彼には自分の手が真っ赤に見えており、常時血液の臭いを感じている。 また、手ほどではないが顔も同様になっている。なのでしきりに洗顔をしており顔はとても綺麗。 以下、遺書 茶色の封筒には筆で書かれた名前が一つだけ残っている。それは「HO1の名前」だ。 開けて中を見たのなら、そこにはカルテが一つ封入されている。 患者の名前は「蕪芽　宗利」となっていた。 そこには黒ペンで清書された文字が並ぶ。 病状：PTSD 患者には何らかの精神的外傷が見受けられる。 血液に対する恐怖や自身の手や顔に対する忌避。 過去の出来事や現在の職種が原因と思われる。 専門外のため正確な診断は不可能と判断。 専門医によるカウンセリングを推奨。 しかし、本人にその意思はなく現在の生活を継続する事を希望。 経過観察とし、その後の様子を確かめる物とする。 医師のメモ蘭 患者には息を吸う理由すらなかった。鉄臭い体臭のせいで食事も味がしない。 生きるために仕事をこなす。苦しみから逃げるために目を反らす。 俺がしたかったのは、こんな事じゃない。 怪我を治して、感謝されて、ちょっとした自己満足に浸る。 そんなくだらない生き方がしたかった。 後悔は後を絶えない。 お前は、こうなるなよ。 本当にやりたい事をやるんだ。誰にも邪魔をさせるな。曲げさせるな。 生き方を選ぶのは、お前の権利だ。 患者は最後に「HO1の名前」に対する感謝を口にしていた。 以上をもって退院とする。彼はもう病に苦しむ事はないだろう。 通過シナリオ ドロップアウト・ディスパイア…………両生還

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