タグ： 瑛嘉玄

※基本ルルブP.48「エンジニア」準拠。個人的な技能として《SCP財団》を所得。 ※このキャラクターシートは、シナリオ『篝火』にのみ提出可能とする。 ※一部の所持品は、キーパーの裁定に従い追加または削除されてよい。 　有名企業の会社員であり、コンピューター機器の設計などを担当している。妻子はおらず、独身。なかなかに過酷な業務であるため、定時に帰るどころか会社に寝泊まりすることが多い。給料は一丁前、福利厚生もバッチリだが、仕事内容はブラック企業。入社してから昇進を重ねており、会社に対する忠誠心も高い。趣味は釣りだが、あまり趣味に費やすための時間が取れず、若干の不満を感じている。 　外見は少し小柄な男性といったところであり、目立った特徴はない。そこそこ明るい性格であり、キツい冗談にも寛容な態度を見せる。見た目を遥かに超えるスペックの持ち主であり、ここぞと言うときに力を発揮できるタイプ。しかし、これから先もそうであり続けられるという保証はない。 　というのが平常時に適用されているカバーストーリー。通常、一般人に自身の本当の身分を明かすことはないが、世界の終焉となれば話は別である。 　実際には、SCP財団という闇の中の組織に所属している。そこは研究所と刑務所を兼ね備えたような場所であり、アノマリーという、物理法則に反する物体や事象・概念を、秘密裏に隠しておくために活動している。周囲からは、とある有名企業に勤務する会社員として認識されており、それはあながち嘘ではないものの、それが財団のフロント企業であることを知る者はほとんどいない。もし知っているなら、その人物もやはり財団職員であろう。 　元々は宇宙飛行士を夢見て勉学に励んでいた、本当の意味でのただの一般人であった。しかし何の因果か、とあるKeter級アノマリーへの対処のため、財団によりEクラス職員として臨時雇用され、それが彼の人生を大きく変えるきっかけとなった。彼は、この宇宙が、実は明日にも滅ぶ可能性があるほどに危険なものであるのだと悟り、そして小さな会議に何度か出席した。それらの経緯は今や風化した情報であるものの、当該アノマリーはSafeへと再分類されている。彼は担当職員と交渉し、記憶処理を受けない代わりに、財団のフィールドエージェントとして正式に雇用されることになった。それから15年が経ち、彼は彼自身の才能で躍進を続け、天才的な科学者として――とはいえ彼ほどの才能を持つ人間は、財団内においてそれほど珍しくはないが――今やサイト管理官として日夜業務に励んでいる。 　当然その責任は重く、場合によっては命の危険もあることを承知しているが、財団の掲げる理念を彼なりの正義とし、できる限りの忠誠を誓っている。とはいえ私情が挟まれないほど盲目的に信仰しているというわけでもなく、報告書や会議内容に疑問を感じることも多い。仕事としては、最新の科学技術を用いた電子機器の研究が主であり、他には収容室の設計や収容プロトコルの制定を行うこともある。 　「一つのアノマリーを収容するために、いずれ人生の大半または全てを捧げるときが来る」とは彼の教えであり、また自身に対する言い聞かせでもある。しかし実際にそうなったときの自身の精神状態については、それほど強い自信を持っているわけではない。そもそも、そんな事態に陥ったときの事を具体的に想像できるはずもない。 【記録情報保安管理局RAISAより通達】 以下はキーパーのみに閲覧して頂くための秘匿情報です。 ①：SNS上では「トウモロコシ」を名乗り、マッチョな狐が腕を組んでいるように見えるアバターを使用している。 ②：共通の趣味は「釣り」「登山」である。（この項目は後に変更される可能性があります） ③：好きな植物は「桜」である。理由は、また一年を生き抜いたことを実感できるため。 ④：サイト管理者としてBクラス職員を勤め、通常のレベル4クリアランスを持つ。S/E/K分類にその危険性が考慮されていないことを疑問に思いつつ、長年の経験から、恐らくは財団がどれほどの予算・人員を割り当てるべきかの目安として機能しているのだろうと考えている。Apollyonクラスについては、形式上存在しているだけで、割り当てられているアノマリーは存在しないと認識している。 ⑤：有名な作品はだいたい好きなので、それ以外からいくつか。SCP-001("コードネーム:マン博士-螺旋の小道")，SCP-1153-JP("一人去るとき")，SCP-1280-JP("ヒュームの穴")，SCP-1363-JP("私たちは何をした？")，SCP-1941-JP("その時歴史が動かなかったら")，SCP-2203-JP("リセット")，SCP-500-JP-EX("特効薬")

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