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【設定】 昔、透き通った高い美しい声を持っていた女性。 今は少しざらついた、低い声をしている。 人魚は子供向けの朗読のボランティアを行っていた。 その際、人魚の美しい声に惹かれて、人魚と同じで朗読のボランティアをしていた男性が人魚に声をかけた。 2人は交際を開始、結婚に至った。 夫婦仲は円満そのもので、お互いを愛し合っていた。 しかし旦那さんの事が好きだった人物がおり、人魚の妊娠時期、旦那さんの子を身籠った人魚に嫉妬。 錯乱したその人物は旦那さんを殺し、また、旦那さんの心を奪うきっかけになった人魚の声を潰そうと首を締めた。 幸い、旦那さんが人魚をまもるべく必死の抵抗をしたおかげで時間稼ぎができ、間一髪で助けが来たことによって人魚自身は助かった。 が、犯人は旦那さんと心中、また事件の影響で人魚は流産。 旦那さんと我が子を同時に亡くし、さらに以前旦那さんが褒めてくれた透き通った高い美しい声は首を強く締められたことにより、出なくなってしまった。 失意の中、悲嘆に暮れる人魚だったが以前、旦那さんと共に好きだった物語、『人魚姫』について語った時に旦那さんからプロポーズを受けた言葉を思い出し、強く生きることを誓う。 『ーーねぇ人魚。 『人魚姫』もそうだけど、物語の中の人魚って大体バッドエンドを迎えてしまっているんだよね。だけど僕は君に幸せになって欲しい。きっと長い人生、沢山の辛い事があるとおもう。 だけどそんな中、君のことを明るい方へ、バッドエンドで終わらせない、『人魚姫』に出てきた風の精みたいになりたい。 どうか君の風の精にならせてください。』 「ーー風也、私にとっていつまでも君は私の風の精だよ。 バッドエンドで終わらせない、 私は君の言葉でハッピーエンドに歩き続ける。」 以前の様な美しい声は出なくなったが、 いまでも朗読のボランティアは続けている様だ。 旦那さんとの大切な思い出を、旦那さんの大切な思いを無くさないために。 また、刑事でいることで少しでも多くの悲しい人を出さないように努力をしていきたいと思っている。 亡くなった旦那さん: ・天凪　風也（あまなぎ　ふうや） 優しく物腰の柔らかい子供好きな男性。 誰にも分け隔てなく接しており、のほほんとしている。 本当はあんまり恋愛に積極的な性格ではないけど、何度も人魚の姿を見かけ、声を聞くたびに、 どうしても人魚と話してみたくなり頑張って話しかけてみた。 童話好きの点で人魚と気が合い交際を始め、結婚までに至ったが、幸せの中、幼馴染の男に執着を向けられ殺される。 人魚や大切な人の幸せを誰よりも願っていた。 【パーソナルデータ】 一人称:私　二人称:君、あなた、（怒ると）お前 -味覚-（1〜100で数字が小さいほど好き。） 甘い:60（普通）　苦い:97😂(本当苦手) 酸っぱい:78（あまり好きじゃない）　 辛い:64（普通） 酒:93（飲めない、酔う。苦くて好きじゃない） 珈琲:67（勧められたら飲める程度。苦いのあんまり好きじゃないから好きではない。）　野菜:38 魚:41 肉:35 紅茶:18（好き。風也に勧められて好きになった。ストレートティーがすき。） 猫又コメント 「さては食事そんなに好きじゃないな？😇」 食への興味:88（あまりない。） 好き嫌い:20（好き嫌いはあんまりないけど食べれないものはある。） 料理の腕:60（普通、ちょっと健康食意識しすぎであんまり味に頓着がない。） -女子力・男子力-（3d6で決定的） 女子力:12 男子力:16（男前） 年収:12 12/14生まれ 猫又PC【夜来間　清日】【朝朽　清夜】といとこ関係。 趣味は読書と水泳、健康な食事レシピ開発。 コンセプト:「どんなに辛くても歩む事を辞めない強さを持った、ハッピーエンドに向かって足掻く人魚姫。」 ＊以下、クリアシナリオ（ENDネタバレあり）＊ クリアシナリオ 【KPレス:ぱらいその怪獣たち】 「とても衝撃的ではあったが……とても素敵な物語だった。もうあの物語を読むことは出来ないけれど、私は忘れない。 呪いから解き放たれたことに祝福を。」 【貫くのは、】 「どんなに辛くても歩むのをやめない。 それのどれだけ痛いことか。 正義とは、救いでは無いけれど、それでもまたあなたが歩き出せるように祈ってる。」 【後遺症：ブルーローズ・シンドローム】 11月8日に各地で観測された死体から『青い薔薇』が開花する現象。これを皮切りに新生シャンの人間への寄生が全世界へ拡大し、奇跡と雨を願い、『月蝕症候群』と呼ばれた奇妙な病は『ブルーローズ・シンドローム』として一般化する。 新生シャンの存在は既に関東地方を中心に人間へと根付いている。これらを駆除、駆虫する方法は無く、止まること無く『青い薔薇』が咲き続ける。これは世界中で人間だけにもたらされた突然変異、『神からの奇跡』『神からの祝福』として捉えられる。しかし、全人類へのシャンの感染が完了次第、これ以上の開花による感染拡大が見込めず、シャンの繁殖活動が鈍化し、『青い薔薇が人体から根付く異常性は恒久的に失われる』ことになる。 シャンの駆除には【呪文：シャンを追い出す】【紫外線照射】が効果的だが、宿主から追い出しても新たな存在によって蝕まれるため、どちらも現実的では無い。これらの方法が無菌状態の人間によって確実に行われ、駆除後の人間も無菌状態を保たねばならないため、80億人近くの人間全員に行うことは到底不可能である。 本シナリオでは、半年から1年前後でこの『青い薔薇が咲く異常性（シャンの繁殖活動）』は失われると想定している。 パンデミックもいつしか終焉を迎えるものだ。もしかすると『雨天』もこの時期に変わるかもしれない。 そして、人類とシャンが共生する、新たな時代へと移行していく。 【後遺症：変容した世界】 全世界が【雨が降り続く世界】へと変わり、今後の継続するシナリオ全てが【雨天や雪といった悪天候】が基本となる。 シナリオ上で天候が指定されている場合はこの限りでは無い。異常発達した低気圧によって新世界様式へと変わっていく。氷河期の再来や新たな時代の到来とする学者もいるかもしれない。海岸沿いの地域や海抜の低い地域を中心に、雨による水位上昇で水没していく。今ある世界は溶けて形を無くし、緩やかに終末へと針を進めていく。 この降り続く雨は人間に寄生しているシャンが、黒蜥蜴の人間に寄生したことにより得た【呪文：天候を変える】を行使するためで、もはや誰にも止めることは出来ない。弱点を克服したシャンが雨を利用した光合成を行うのだ。 ……だが、不変の世界が無いように、いつか雨は止むことだろう。 【後遺症：正義への渇望】 答えのない答えを渇望する。きっと、正義に殉ずるその時まで。

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