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（さとうりお） 職業技能は暴力団組員から抜粋（変更有） 職業技能：言いくるめ、隠す→隠れる、芸術（刺青彫り、イカサマ）→（ケーキ作り）、心理学、値切り→忍び歩き、目星、キック、拳銃→ライフル 元々は孤児で、人買いに買われ幼少期から訓練をして育った狙撃のエキスパート。遠くを眺め、小さな動きにも敏感に察知できる能力を訓練で身に着け、精密な狙いを定める力を持っている。なにより目が良い。 一番小さなころの記憶が3歳の誕生日で、その時は両親がいたのだろう、もう顔は出てこないが確かにその日幸せな記憶が残っている。優しい声の母親、写真を撮る父親、そして大きな犬が隣にいた。蝋燭を吹き消してみんなが手を叩いて喜ぶ。二度と戻らない日が、二度と祝われない日が、懐かしく恋しい。だからケーキは幸せという印象が刷り込まれている。狙撃手として暗躍しながらも、表の職業としてこの職を選んだのもそれが理由。人を殺める度に新しいケーキを試作している。殺める事自体に別段なんの感情も湧かないのだが、ケーキ作りは心のどこかの感性が作るレクイエムのようなもの。 絶賛ケーキ屋常連の可愛い男の子に片思い中。昼下がりにケーキを買いに来てくれるのが密かな楽しみ。ショートケーキを良く買っていってくれるので店にショートケーキをきらした事がない。スポンジから拘って作ってる一品。彼が好意的なのに気づいてからテラス席に呼んで試作をこっそり食べてもらって感想を言って貰ったりと仲を深めている。最近は「食べさせて」と甘えるようになってきて大変可愛いと思っていて、このまま食べちゃおうかなと何度も考えた事もあるけれど自分は裏稼業の人間なんだとストップをかけている。明るく人懐こく朗らかで、自分にないものを持ってる眩しさにずっと惹かれている。だからこそ裏稼業の自分とは関わってはいけない人種なんだろうと思いながらもひと時の楽しみがやめられずにいる。多分両想いな気がしている。いや絶対そうだと思ってる。守れるなら恋人になってと言ってもいいのかな…恋とは葛藤。

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