タグ： 3時卓

銀行員の父と不法滞在労働者の母の間に生まれた。父と組長が旧友かつ裏取引などをしていた関係で、両親亡きあとは組長に拾われ、現在は若頭として組に所属している。鉄郎という名前は、南米出身の母が日本名を上手く発音出来ないため、スペイン語の男性名「テオ、ティト」に近い発音の名前、かつ、丈夫に育って欲しいという両親の願いからつけられている。両親はヤクザの抗争に巻き込まれて死んだが、拾ってくれた親父には感謝している。 母が本をよく読んでくれたので読み書きは苦手ではない。母は日本語があまり上手くはなかったのでスペイン語での日常会話程度は出来る。 物事を深く考えるのは苦手。自分の感情の赴くままに生きている。圧倒的な暴力支配が可能なので、自分の思い通りにならなかった経験があまりなく、HO2が思い通りにならないことが気に入らない、と思いつつ面白いし可愛いと思っている。HO2のイライラした時の顔が好き。HO2を抱いたのは、偶然飲みに出た先で意気投合した夜だった。妖艶な顔で誘われたと思ったので好き勝手抱いたらキレられた。頬を引っぱたかれたのは初めてだったので衝撃的だった。身体の相性は悪くなかったように思うのでまた抱きたい。 普段は仕事柄取り締まってる風俗店で性欲処理している。男でも女でもどっちでもいい。元はあんまり性的欲求に頓着がないのでHO2ともう一度、と思ってしまうのは思い通りにならないものを支配したいからだと自分では思っている。落語はわからないがHO2が街を盛り上げるのに一役買っている若き気鋭の人物であることは認めているので、公演のたびに匿名で花を贈るようにしている。 会う度酒に酔いつぶれては甘えて来るので「仕方ない子猫ちゃんだな」などと言いつつ毎度背につく彼の爪の傷痕はなんだかんだ気に入っている。名を名乗られていないので、ボニータ(スペイン語で可愛いひとの意)と呼んでいる。 母譲りのアンバーの瞳のおかげで昼間はサングラスがないと目が痛い。でも宝石みたいな色なのでお気に入り。のびのび育ったので基本はおおらか、甘いものを切らすとイライラする。自分が買い忘れていても大概は部下たちがお菓子を用意してくれているのでイライラすることはあまりない。強いやつが偉い、負けなきゃ偉い、仕事してくりゃ偉いというわかりやすい世界で生きてきたのでHO2が小難しい事を言う度に生きにくそうだなぁと思ってる。 ご近所さんや仕切っているシマの商店街などでは「てっちゃん」と老若男女から声をかけられる。若頭という立場ながらも、人と人の繋がりを大切にするべしと育てられたので日々自分の足で街を回る。夜中のほうが良く目が見えるので1人で警邏するときは車は使わずパルクールで夜回りしている。串焼きを買うとちびっこたちにカツアゲされるので最初から多めに買っておく。 現代、インテリヤクザなどと呼ばれる学歴のある人間が重用される時代で、学のない自分を信じてついてきてくれる部下や贔屓にしてくれる組長に恩を返したい。 例の薬物に関する女とHO2が関わっていた事が気に入らない。キスをしながら、自分に気付いたはずなのに口角を歪めて嗤ったあの瞬間に、ブツンと一本、理性の糸が勝手に切れた気がする。HO2には真っ当に生きてほしいので関わってもらいたくない、守らなければという気持ちと、巻き込まれてぐちゃぐちゃになって助けを請えよと思う自分がいる。 NPCに関して 黒八鬼柳平:組長には実子がいるにも関わらず平等に実力を見てくれているという事、また、なかば義父のように思っている面もあり、感謝と尊敬の念を抱いている。一応外では組長と呼ぶよう気をつけているが、普段は「なぁ親父聞いてくれよ。今日○○の奴らが面白い事やっててよ！うちでもやらねぇか？」と親子のように接している。 宇鷺 翔汰:なんでか知らんがやたら親切にしてくる奴。良い奴なのかもしれないが、どこか胡散臭いような気がして話半分程度で聞いている。よくわからんが諜報に向いてるように思うので、自分にはない素質があるのは素直に尊敬している。大丈夫だとは思うが、もしも万が一危険な目に遭ってたら一応助けようかなとは思う。仕事の面倒臭い情報より正直祭りの話のひとつでも持ってきてくれるほうが嬉しい。夜の方は派手らしいので、HO2と会わせたくないように思う。気が合いそうでなんかちょっと嫌だ。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ