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マリー、25歳男性、怪盗 職業ベース：怪盗(シナリオオリジナル) --------------------------------------------- 穏やかな口調で話す柔和な男。 本を読むのは得意ではないが、知識をつけるのは嫌いじゃない。 知らないことを知ることは、知らない自分を知ることだ。哲学が好き。 怪盗名：イドラ --------------------------------------------- 一人称：俺 利き手：右 誕生日：1月24日 カラーコード：#6A92B8 特徴表 ・1-5【天才】 　INT+1 ・4-8【大切なもの(D)】1d6→2 　他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。失ったときには1/1d8のSAN減少。 →つるつるの小石 【AF】 【不定】 【後遺症】 「好色耽溺」 3ヶ月間、相手に対して性的欲求を抱く。 欲求が満たされない場合、何も手につかなくなる。技能に-10%。 【通過シナリオ】 20230422 レプリカントの葬列 20230824 桃源婬祠 以下　レプリカントの葬列　HO怪盗バレ 義眼：右 偽物であることに気が付かなければ、奪われた人々は不幸にはならない。 では偽物であることに気が付いた自分は不幸か？いいや、幸運だ。 君に出会えたんだからね。君となら俺の願いを叶えられる、そう信じてる。 以下読まなくていいところです。 身分を証明するものもない。名乗れる名前もない。名づけるための記憶も経験も持ち合わせていない。 だから自分に名前をつけるのを諦めていた。 人間関係が希薄化している現代において相手の名前など、自分の名前など大した価値を持たない。 名乗らず、深い関係も持たずプラプラと生きていた。 そんなある日、公園の砂場で一人で遊んでいる女の子を見つけた。 普段なら気にも留めないが、上品な服装をしているのに気が付いた。 どこかのお嬢さんだろうか、そんなに服を汚しては帰ったら怒られるのではないか。 声をかけてみた。するとその少女はパッと目を輝かせて遊び相手になるようにせがんできた。 聞くに、近所のいいところお嬢様である彼女は身体が弱く家から出してもらえないのだという。 今日はなんとか抜け出してきたが、もちろん友達はいないし一人で遊ぶしかなかった。だから一緒に遊んで欲しいと。 自分もあまり身体が強くないため、彼女に同情し泥団子を作りながらおままごとをして遊んだ。お互い自己紹介はしなかった。 「じゃああなたはマリー役ね。私のお友達役」 「マリー、それが俺の名前ね」 夕暮れまでそのおままごとは続いた。さすがに親も心配するだろうと帰るように促すと、 少女は、泣きべそをかきながら、次はないかもしれないからいつかまた会えたらまた遊んで欲しい。 今日は遊んでくれてありがとうと、その日見つけたというつるつるの小石をくれた。 それから彼女に会えていないが名無しの権兵衛は小さなお友達のために今もマリーを続けている。

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