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白髪ハーフアップ、ピアスバチバチ数学教師。 右腕が義手。教師歴3 年目。 高校 3 年生のときに野球部の部室で、偶然倒れてきた棚の下敷きになるという事故にあった。 義手になったことをきっかけに現役を引退することとなった。 怪我は現在も治療を続けており、度々学校を早退しては通院している。 野球が大好きで、将来の夢は野球選手だったが義手になったせいでその夢を諦めた。 いまでは野球を見るのがつらく、絶対に野球を見ようとしない。 母校に感謝しており、野球で県大会優勝するという夢が途絶えたのがきっかけで せめて教師として母校に貢献しようとしたのがきっかけで教師になった。 もう二度と「また、野球をしたい」と思わないように、 野球のために短かった髪を長くし、 野球をするために黒かった地毛を真っ白に染め、 野球のために一切つけなかったアクセサリーをつけて、 あくまで「自分は野球ができないのではなく、しないだけ」と言い聞かせて生きている。 人当たりが大変よく、生徒の相談事にもよく聞いている。 野球部の子にアドバイスするときは、すごく苦しそうに笑いながらアドバイスをする。 「どうしたの？」と聞かれたら「なんでもないよ」としか答えられない情けない自分がとても嫌い。 「授業するぞ～。そこ、寝るな！先生のたのしいたのしい授業のじかんだぞ！！！！！」 「楽しかった状況が、一遍することがある。それくらい、人生は甘くない。 未来は何がおきるかわからないってことだ。だからお前ら、今を目一杯たのしめ！先生はお前らの味方だぞ！」 「俺だって、大きな球場で、たくさんの人の前で、自分の腕で、あの頃みたいに…。ボールを投げてぇよ…。」 「俺の腕は、俺にとって枷でしかないんだ…。」

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