タグ： アイラスHO2

24歳。男。西本と同い年。 西本とは親友のような感じ。家族？兄弟？みたいにも思ってる。リン呼び。 裏社会に向かない性格の西本によく世話(？？？)をやいている。信頼はしてるけど心配。鯖みそ作ったりもしてる。止はピーマンの肉詰めが好きです。 にこやかで親しみやすい雰囲気を作っている。その方が便利だから。常に笑顔。演じ続けていたらそれがデフォルトになった。自室や西本と2人の時にはすとんと表情が抜け落ちて素に戻る。 生きる事、復讐する事ばっかり考えて生きてきたので趣味はあんまりない。休みの日も情報収集ばっかしてるけどそれでも手持ち無沙汰になったらリン捕まえて無心でひたすら髪いじったり料理大量生産したりしてる。取り敢えず手を動かしたい。 家族の事が大切で、心から愛していた。 HO1のはことは憎いしずっと殺してやりたいと思ってきた。そのために生きなくちゃいけない、死ぬわけにはいかないと拾われた先のHMUで情報屋として必死に生きてきた。地道に努力して信用も勝ち取った。少しでもあいつの手がかりを掴むために。復讐するために。 しかし、いつかあいつを殺してやりたいと確かにそう思うのに何故かずっと違和感を抱いていた。心の底からそう思えていない気がする。自分が相手に対して抱いている感情は本当に怒りだろうか？憎悪だろうか？殺意だろうか？と考えた末に、相手を見つけて殺すことよりも殺される事を望んでるんじゃないかという思考に至る。 母が守ってくれた命だから生きなくちゃいけない。死ぬのは怖い、自分は生きたがっている。あいつに復讐するまでは死ねない。そう思い込む事で自分を騙していたが、本当はきっと、ずっと死にたかった。 大切な両親はもう死んだ。憎い相手のために生きるだなんて御免だ。どうして家族ではなく自分が生きているのか分からない。終わりたい。今まで自分を騙してまで生きていたのが何故なのかは分からない。本当は生きたいと思っているのかもしれないし、自殺する事への罪悪感からかもしれない。それでももう生きたい気持ちよりも死にたい気持ちの方が大きい事に気付いてしまった。 希死念慮に気付いたあと、「もういいか」と自殺するために銃を取り出した所で丁度西本が部屋に帰ってくる。ずっと一緒に過ごしてきた家族同然の親友を見て、心優しいこいつはこの先裏社会でちゃんと生きていけるのだろうかと不安が過る。そして「どうせなら、摘み損ねた命は自分で摘み取ってもらおう。それで綺麗に終わらせよう」と自殺を中止した。 自分があいつに殺してもらうまでの間に西本に出来る限りのことをしよう/遺そうと思っている。本人の意思が1番ではあるが、叶うならこんな所ではなく表社会に西本の居場所を作りたいとも考えている。コネは持ってるんじゃないかなと思うので、いろいろ情報収集したり偽の戸籍や住居をいつでも使えるように準備したり。リンにはリンが生きやすい場所で、生きたいように生きていてほしい。 自殺未遂についてはまぁ銃取り出してただけではあるのでまずバレてはないのかなと思う。何してたの？とか聞かれてたら銃を整備しようとしてただけとか言って誤魔化し済み。 殺意より希死念慮の方が強いとはいえ、相手を憎んでいるのは確か。もし相手が自分を殺そうとしないのなら「そうか」ってまぁ普通に相手を殺したい気持ちはある。その後で多分死ぬ。 基本的に仕事に私情は持ち込まないようにしている。HO1とバディになってしまったので少なくとも仕事中は大人しくするつもり。いつから殺人をしているのか、どんな気持ちなのか、後悔したことはあるかなど聞いてみたいことはまぁある。 相手が殺した事を後悔しているのならそれはきっと許せない。どんな理由や心情があるにせよ、殺すという意思を持って人を殺したのであれば後悔なんて抱くべきじゃない。 情報屋の立場とはいえ自分も人殺しに加担している以上殺す覚悟も殺される覚悟もしている。今までの仕事に後悔もしていない。 ``` 「よぉ、お前が新入り？俺は九天。よろしく頼むわー！」 「俺はただの情報屋だからさ。か弱いんだ、優しくしてくれよ？」 「リン。暇だろ。そこ座れ」 「顔色悪いぞ。食いやすいもん作っといてやるから寝とけ」

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