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警視局 公安部 刑事課 対特異捜査室 専任捜査官 室における階級はまだなし。 2年前の御売山火災事件及びそれ絡む友人───霧ヶ谷 導の失踪を受け、警視局へ入局を決める。 唐突な進路変更だったこと、及び高校2年生の夏時点では学力が及んでいなかったため当初は教員両親共々止められたが、 周囲の意見をはね除け勉学に励み、無事に入局を果たす。 以後、特異現象を専門とする対特異捜査室へ配属。 捜査の傍ら友人失踪の手がかりを探すも、唯一分かっているのは新約：神話教団という組織の存在のみであった。 新約：神話教団とは何か。霧ヶ谷 導は何処へ行ったのか。 長らくの間、彼の生きる理由と突き動かす原動力はそれだけだった。 何度も何度も、過労で倒れることを繰り返しながら、必死に探して。 そしてとある一件の連絡から始まる奪還の物語を経て、神話教団を撃滅し事件を解決。 死闘の末失ったものを全て取り返した彼には、ようやく二年前と同じ笑顔が戻った。 ──────ごく、わずかな間のみ。 ----- あの出来事から数日経って、いろんな事が落ち着いて。 ようやく一息つけた時にふと思ったことがある。 この世で起こるすべての出来事は、すべて前世からの因縁によるものであり、大切にしなければならない…という。 事情はどうあれ、俺は一度死んだ身。であれば、あの時までの俺はある種の前世と言えよう。 そして途中大変な身にはあったが、俺は全てを取り戻した。自分で言うのもなんだが、きっと前世の行ないが良かったのだろう。 俺の元に在る五つの至宝。これはずっと、それこそ死ぬまで大事にし続ける。 そういえば、こんな諺があったな。 それこそこの世の出来事は前世からの因縁で、大切すべし…という。 確か… ───〝 一樹の陰一河の流れも他生の縁 〟だっけ。 ----- アルコール耐性：10 女子力：9 歌唱力：11 ゲーム力：15 ---[2年前まで]--- とある高校の2年生。 導を初めとする5人の友とノリと勢いをこよなく愛するバカ。 ただバカといいつつも化学や生物学、物理学といった理系科目が得意。逆に文系科目はちょっと苦手なため、総合順位は真ん中より少し上くらい。 導とは小学校1年生からの付き合いであり、今年で11年目と非常に長い。 彼のアウトドア好きにのっかる形で暴れ回った結果、かなりの体力バカとなってしまった…という経歴を持つ。 そのせいなのかどうかは分からないが、ちょっと目が良い。 部活は弓道部所属。中学入学後から続けていることもあり腕前は高く、全国大会への出場経験も。 当然先輩からも部長職に就くよう依頼されるが、何かに縛られるのを嫌うこと、そして己の愛する友と遊びたいことから断った。 中学入学前までは水泳を習っていた。数キロの遠泳程度であれば余裕でやってのける。 ちなみに、左片目隠れの髪型は高校に入る頃からはじめた。 なんでも近所に住む雰囲気の変わった高身長お姉さんに性癖を歪まさ………強い憧れをもち、同じ髪型にしたとか。 御年17歳、そういう事にも敏感なお年頃なのである。 ↓外見 https://imgur.com/a/TTPeCs4

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