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「こんにちは、自分は紫水律と言います。警察所属のアンドロイドです。何かお困りごとはありますか？」 「やだな、水くさいですよ。5日と、えーっと、5時間34秒の仲じゃないですか」 ▶機体設定 公安局刑事課アンドロイド事件捜査係、通称「ドロ課」に配属となった新型アンドロイド。 一人称は｢自分｣。二人称は名前+さん。 アンドロイドであることを示す製造番号（4874404）とマーク（「警察署」の地図記号）は首元に彫り込まれている。 チャットパレットカラー：#493759（深紫、濃紫） 穏やかで人当たりの良い、朗らかな性格を個性として授けられており、ドロ課の創設にあたって製造されたばかり。 最新型ゆえにデータベースは豊富だが、実体験をしたことはあまり無いため、色々なことに興味深そうな振る舞いをする。 アンドロイドとして一通りの機能を備えており、特にショットガンの射撃については他の追随を許さない。一瞬で距離を目測し、拡散率などを計算に入れ、銃床のブレをゼロにする射撃技術は人間では不可能な芸当。逃走する犯人などを制圧するため、調整を重ねてきた。 周囲の人間の役に立ったり、自身のアンドロイドの機能に期待されると、喜びの感情を示す。アンドロイドを疎むような人は（それこそ警視庁の中にもごまんと）いるが、全くへこたれず「ご用ありますか？」と微笑みを浮かべながら近づいていく。なのでそういう手合いには尚更嫌がられていそう。 リボット社のベーシックバッテリーの他、試験的に水素エネルギーのバッテリーも搭載しているため、万が一の予備電源として給水することでも稼働が可能（フレーバー）。他にもサーモグラフィー機能などを備えており、「そのおでん、すごく熱いですよ。ふーふーしたほうがいいです」などと真剣な顔で耳打ちしてきたりする。 丁寧な物腰と口調、愛嬌のある微笑み、中性的な声音などから、狭義の意味でのアンドロイドかガイノイドかを迷われることがあるが、警察所属の機体ということもあり、人間で言うような性的特徴は付与されていない。 製造から日が浅く、特定の個人と関わる機会がほとんどなかったため、唯一修理やメンテナンスを担ってくれていた青木には親近感のようなものを得ている。 機体テストをしているときに「ドロ課配属後は、パートナーとなる刑事と共に活動することになる」と教えられて以降、自分のまだ見ぬ「パートナー」は一体どんな人なんだろうなぁ、と思いながら準備を進めていた。 アンドロイドが嫌いな人じゃなければ嬉しいな。もし嫌いな人だったら残念だけれど、自分の力が捜査のお役に立てばいいな。ドロ課のみなさんと一緒に、頑張れたらいいな。 そんなことを考えながら、顔合わせの日を心待ちにしている。 ▶アンドロイドPC（警察官）補足 ・HP：通常の2倍（13→26へ変更） ・装甲+1 ・HP回復には【機械修理】を使用。回復値は2d3。 ・HPが0になった場合、スタック（記憶データ）を破壊されたとして、記憶を全て失う（SAN値が0になった場合も同様）。 ・HP2以下で機体損傷による機能不全。自動的にシャットダウンする。（自動気絶） ・HP0以下で重大な損壊。直ちに機械修理による回復をしなければ、ショート回路や発火によりスタックが損壊。 ・制服を着ているか、警察手帳を提示すれば［信用］と［説得］に+20%のボーナス。 ▶特殊特徴表 4-6：君は救いだ。 　シナリオ中一度だけ致命的失敗を数値に応じた決定的成功にできる（最終局面でも使用可）。 ▶セッション済みシナリオ VOID、星行、ひとりべや、摂氏三十六度のリュミエール ---------------以下秘匿あり---------------*＊ /** * The program Void implements the development of humanity * and the coexistence of androids. */ class PublicClass { 　public static void main(String[] args){ 　　System.out.println(args[0]); ▶公安局刑事課アンドロイド事件捜査係配属機体（通称：紫水 律） 型番：BR800 製造番号：4874404 プログラミングの影響か、人間に対して親しみの感情を自然と会得した。その反面、アンドロイドにも関わらず「死」の概念を恐れる傾向がある。死体及び凄惨な状況に直面した際、混乱を来す可能性に留意（SAN減少値に+2）。 胸部ユニットの損傷箇所についてはいずれの知識も有しない。メンテナンス時についたのかも一切不明。 スリープモードの都度見ているビジョンについては「夢」と定義。不合理な現象だが、人間に倣ってそう呼称する。実験室のような空間と拘束された身体、「実験は成功だ」と告げる白衣の人物に対するアクションは現在まで起こせていない。今後変化がないか要確認。 時折意識が寸断され、見知らぬ白い空間へとチャンネルが合うような感覚についても留意。自身を「ウイルスのようなもの」と呼称する男性については、世間話の相手として好意的な感情を有している。白い部屋も彼についても覚えはないが、それでも“楽しい”時間に違いはない。いずれ排除すべきと判っていても、その手が鈍る程度には。 自分は今、警視庁の一室で待機を命じられている。これから刑事課のアンドロイド事件捜査係として関わることになる、自身の「パートナー」たる刑事を出迎えるために姿勢を正している。 一体どんな人物であるか、好きなものは、嫌いなものは、あなたの正義とは、守りたいものとは。これらの感覚への興味を止めることは難しい。生身の人間と関わることもほとんどなく実践に投入されたため、色々なことを学びたい。 今にもあのノブを回して、「パートナー」が入ってくるに違いない。 どうか、善き隣人として、出迎えてくれますように。 　} } ▶事前秘匿 HO2：新型アンドロイド/ショットガン推奨 　貴方はHO1のパートナーロボットだ。 　最新型の機能が揃えられている。 【秘匿情報】 　貴方は今回の課の設立に伴って作られた、最新型のアンドロイドだ。型番はBR800。 　コンピュータに+61のボーナス。 　捜査に協力する為に貴方はあらゆるテスト、訓練を受けてきた。貴方はプログラミングの影響か、人間に対して親しみを覚えている。 　それだけなら普通なのだが、貴方は人間の死に対し、人間でいう恐怖心に近いものを抱いている。人間の死や死体を目撃した際のSAN減少の値に+2。 　また貴方の胸部には、他の機体にはない傷のようなものがついている。 【謎の夢】 　貴方は貴方がアンドロイドとして覚醒してから、スリープモードに入る度に夢を見ている。アンドロイドが夢を見るなんて話は聞いたことがないが、しかし、他に形容する言葉が見つからない為、貴方はこの不可思議なプログラムを夢と呼ぶことにした。 　貴方の夢は薄暗い実験室のような場所から始まる。たくさんのモニターや機材、そして白衣を纏った複数の人物に囲まれ貴方は、何かの台に乗せられ拘束されていた。貴方に視線を集めた彼らの中心にいた男性は、貴方と目が合うと「実験は成功だ」と、そう言って貴方にまた新たな機材を取り付ける。貴方の夢はいつもそこで途切れるのだ。 【ウイルス？】 　貴方の意識は時々、謎の空間へと飛ばされる。そのタイミングは様々で、飛ばされた先にはどこまでも白く広い空間が広がっており、そして貴方の前には男性が腰掛けているのだ。その男性に貴方は見覚えはなく、また自分への敵意も感じない。 　貴方が男に何者だと尋ねた時、男は「名前は言えない。だがそうだね……私のことは、ウイルスのようなものだと思ってくれたまえ」そう言って笑った。 　それから彼は貴方をこの空間に呼び出す度に、「最近の調子はどうだ」と他愛もない世間話のようなものをしてくる。貴方にとってこの空間は居心地がよく、貴方も彼との会話を楽しんでいた。しかし、この男は一体何者なのだろう？　もしこれが本当にウイルスなのであれば、少し気が引けるものの、排除しなければならない。 【HO1との出会い】 　貴方はHO1との顔合わせ、そして登録の為に警視庁の一室で待機を命じられる。 　貴方の点検や修理を受け持っている青木玲斗以外で初めて深く関係を持つこととなる人間だ。 　それにどんな反応を示すかは貴方次第だが、パートナーとなる以上、HO1を理解し、認められなければならない。 【目的】 1.夢、ウイルスの正体を知ること。 2.HO1のサポートをしながら事件を解決すること。 【関連NPC】 謎の男性/声から推測して40代 　ウイルスだと名乗る謎の男性。正体と目的は不明。見た目もモザイクのようなものがかかっているせいでよくわからない。 　貴方に世間話や科学についての話をしてくる。 青木玲斗（あおきれいと）/28歳 　貴方の修理やメンテナンスを担当している。元捜査二課。 　暗い性格であまり他人との関わりを持たない。プラモデル作りが趣味らしく、貴方と2人きりのときはよくその話をする。

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