タグ： 音火（ねこしぃ）

（職業は2015アイドル参照） 職業P：EDU×2 技能：言いくるめ/芸術（歌唱）/芸術（ダンス）/心理学/説得/変装/+関心のある技能2つ（聞き耳/目星） 『If you don't feel love at first sight, there will be no such thing as love.』 （最初のひと目で恋を感じないなら、恋というものはないだろう。） ──Christopher Marlowe color：ルビー（#d04f97） birthday：7/6 flower：ヒマワリ「私はあなただけを見つめる」「愛慕」「崇拝」 　　　　アサガオ「愛情」「あなたに絡みつく」 motif：蜘蛛（絡新婦）/セアカゴケグモ 八雲→蜘蛛（足が８本なので） 椎名→椎の木（花言葉『永遠の愛』） song：『アイデンティティ/椎名林檎』 ■about 私は母子家庭で育った。兄弟もおらず物心ついた頃から父はすでにいなかったため、あまり記憶にも残っていない。 母は私にひどく過干渉だった。勉強も服も食べ物も趣味も友達も、私が選べたものはほとんど無かったように思う。 一人娘だから大事に育てられたのだと言えば聞こえはいいのだろう。 それでも私は母が好きだったから、母が喜ぶことにはなんでも応えてあげたかった。 小さい頃、母は芸能界に強い憧れがあったらしい。 夢を諦めた母は、代わりに私を芸能界へと進ませることに心血を注いでいた。 ──それが、母を捨てた父への復讐だったのだと、その頃の私は知る由もなかったのだけれど。 分刻みで定められたスケジュール。毎日のきついレッスン。 母の指導のおかげで、母の望んだ通りに私の人生は進んだ。 他人に可愛げを振りまくことが得意になった。たくさんの青春を溝に捨てて、私は大人になった。 母の言うがままに動いて、歌って、踊って。 十数年経ってようやく自分の存在意義について考えた時、私は私が何者なのか、何者で在りたいのかがわからなくなってしまった。 打ち合わせの帰り道。いつもより予定が長引いてしまい、急ぎ足で帰路についていた。 遅く帰ると嫌な顔をする母の顔を思い出しながら、普段は通ることのない近道を選んで。 人気が少ないから、危ないからと。散々言われていたことを、その日は考えないようにして。 そのあとのことは、あまり覚えていない。 突然背後から何か大きなものがぶつかってきて、地面に打ち付けた衝撃で頭が真っ白になった。 脳が痛みを自覚するより前に、身体から流れる生暖かい血を見た瞬間、漠然と「私は死ぬんだ」って思った。 どうしてだろう。どうして私は。なんで、こんな場所で死ななきゃいけないの？死ぬ場所でさえ、私には選ばせてもらえないのだろうか。 どうして、なんで、どうして。 痛い、悲しい、辛い、悔しい、憎い。 なにもかも、憎くて憎くてたまらなかった。 だからせめて、私を殺したやつをこの目に焼き付けようとした。 あわよくば傷でもつけてやろう、叶うなら呪い殺してやろう。そんな風に思っていた。 獣のように爛爛と揺れる目と目が合った。 死の瀬戸際で最後に聞いたのは、自分の心臓がどくんと跳ねる音だった。 一人称：私 二人称：君、やえくん 《通過シナリオ》 ・あなたはわたしの殺人鬼/END-A ・ルパルファンの夢夜 ・ごちそうさま、とあなたは言った/END-A 《通過後あれこれ》 ・アイドルとしての姿から解放され、八重（PL：るいか様）と同棲生活を送る。 常に彼のことしか考えてない。（断言） 外出するにも顔が知られていることもあって髪型もメイクも変えたが、下手に外を出歩けないのでどうしようかと思い悩んだ結果Ｖtubar『SHEENA（シーナ）』としてデビュー。 高い歌唱力も生かしつつ配信などで生計を得るように。彼といっしょに住んでいること、生活を送る上で一番優先していることを堂々と公言しているため、好き嫌いははっきりと分かれるチャンネルだがリスナーの民度はかなり高いらしい。 ・毎日欠かさず日記を書いているが、胸やけしそうなほどの惚気しか書いてない。 ・旧姓：八雲 -------------------------以下、かいいぬし秘匿あり------------------------------ ▷HO1「かいぬし」 あなたは「かいいぬ」を飼っている。あなた自身は一般人だがだれにも渡したくない。 ──そう、普通の一般人だ。一度死んだこと以外は。 あなたはHO2に殺された。普通に過ごしていたある日、人気の無い道で襲われそのまま死に至った。死の瞬間すら覚えている。 その瞬間、自分は死ぬのだろうかとあなたは犯人を憎んだ。憎んで、憎んで、憎みすぎて、せめて一目顔だけでも見てやろうと首を上げた。 そしてあなたは見たのだ。殺人鬼の顔を。そのとき、自分を殺すHO2の顔が表現しきれぬほど愛おしいものに感じ、一目惚れしてしまった。憎しみが行き過ぎて、それはあなたにとって恋となった。強烈な恋をしたせいか、自分が襲われた時の殺され方や他の事はよく思い出せない。 けれど死んだと思ったあなたは、何故か目覚めると部屋にいた。部屋にはHO2が倒れており、脳内に声が聞こえた。 「彼/彼女はあなたのものだ。ここで好きに飼えば良い。その憎しみを晴らすと良い」 憎しみといえば憎しみだが、これは"愛憎"だ。どう憎もうか、どう愛そうか。 ひとまずあなたは試しにHO2を飼うことにした。殺人鬼であるHO2が、これ以上自分以外のだれも殺さないように。 それは良心があるからかもしれない。ないとしても、あなたはHO2を飼うだろう。 あの殺すときの最愛の顔、あれを他の誰にも見せたくない、だれにもHO2を渡したくないから。HO2を飼い犬のようにかわいがろう。幸いHO2も慣れてきたのか、この監禁を喜んでくれているようだ。 また、HO2は自分を殺したことを覚えていないようだ。いつ明かそうか、あなたはとてもわくわくしている。 それにしても、この部屋は"何の部屋"だろう？ HO2を監禁するのに夢中になって数日、まったく部屋の中も外も見ていなかったあなたは、ようやく今日になって気づいた。 あなたが今過ごしている部屋は、まったく見覚えのない、アパートのような部屋。 あなたがまったく知らない場所"だ。そしてあなたもここから出られないことがわかる。あなたはHO2を監禁し────監禁主であるあなた自身も見知らぬ存在に監禁されていた。 あなたはあなたの意思で、故意にここに来たわけではなさそうだ。 これは「恋」で、「故意」じゃない。

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