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2010ミュージシャン（ピアニスト） 【特徴表：方向音痴、失敗は成功の母】 【失敗は発明の母】 技能ロールに《96》以上の目を出して《失敗》した際、ただちに特別な経験ロール行う。 失敗すれば0ポイント、成功すれば1ポイントの技能ポイントを得る。 ※D面の特徴表により興味P+60 元プロのバンドメンバーでキーボーディスト。 現在はサポートメンバーや単独で依頼を引き受け、キーボーディスト・パフォーマンサーとして仕事をしている。 旧姓は貝沢。 ワインで有名な北海道の余市町に生まれた彼女は、優等生として周囲からの期待を懸けられていた。 両親からは大学進学からのエリートコースを望まれていたが、彼女自身は幼い頃からやっていたピアノを仕事にしたいという想いがあった。 高校時代にはピアノを弾くだけではなく、バンドメンバーとしてキーボードを演奏することの楽しさも覚えた。 そうして青春を謳歌した彼女は、上京して、東京で音楽をやろうと仲間達と盛り上がる。 両親からの反応は予想通り決して良くは無かったが、芯の強い彼女はそれを押し切って上京を果たす。 上京してからというもの、順風満帆とは行かなかったが、友人と結成したバンドNyaNya&Ootori'sProjectを中心にキーボーディストとして徐々に評価されていった。 東京での生活に慣れた頃、とあるバンドのサポートメンバーとして仕事をしにいった時に運命的な出会いを果たす。 彼は関西出身のボーカリスト、健樹（やすき）だった。互いの音楽的な完成が近かったのか、二人はすぐに意気投合して、男女の仲になる。 そうして二人で結成したバンドLes vrais rêves（通称リーブレ）はメジャーデビューを果たし、一般知名度を獲得する。 また、彼女にはダンスの才能があったことを健樹によって見抜かれ、後年のライブ中に見せた力強いパフォーマンスでは、働く女性に力を与えると絶賛された。 やがて二人は籍を入れ、子宝には恵まれないものの、幸せな生活を送っていた。 だが健樹が新曲を考えている際に突然の天啓を受け、「幻の古代魚を釣りに行こう」と言い出して共にマダガスカルを目指して飛び立つ。 しかしながら、その途中の飛行機が事故に遭い墜落。全滅必至の大事故と思われたが、奇跡的に彼女一人だけが、かなり軽症の状態で救出される。 日本のファンやメディアは彼女の幸運を祝ったが、彼女自身がこれを幸運だと受け入れるには、長い時間を必要とした。 愛する人はもう、戻ってこないのだから。 その後の彼女は周りに支えられながらも、キーボーディスト、ダンサー、作詞家、ライブ演出家として活動をし、今日に渡って存在感を発揮している。 重度の方向音痴だが、毎回なんとかなるだろうでなんとかなっている。 とはいえ、仕事で移動する際にはマネージャーの冷や汗が尽きない。 好きなものは遊園地。移動型の巨大な遊園地があれば良いのにと思っている。 元々は夫の趣味であったバイクにも乗る。ブレーキランプが壊れやすい。 技能メモ 職業P→　全て2010ベースで選択。歌唱はコーラスを担当することから。 精神分析→　面倒見の良い性格で、業界の闇に苦しむ後輩の悩み相談に乗ったりすることから。 目星→　　　基本伴奏なので、息の合った適切な演奏・パフォーマンスの為に観察力が必要になることから。 　　　　　　また人と違った視点を見つけることが得意で、それが作詞活動にも顕著に現れている。 図書館→　　作詞の為の語彙を増やす為に、普段から活字を読むようにしていることから。 回避→　　　クマやイノシシの出る地域で育ったこと・張り込む記者を撒く日常を過ごしていることから。 オカルト→　「人ならざるもの」を見た経験から関連して。 設定メモ 旧姓の貝沢はアイヌ由来の苗字　現姓は別名義のもじり　ぬいはアイヌ語で炎の意味 バンド名は元ネタのもじりとフランス語訳　リーヴヘ'イヘ'ーヴくらいの読み方になる。 余市町を選択したのは元ネタとワインの生産地での共通 幸運なキャラクターということになるが、そのまま文面を捉えては面白みに欠けるので、「自分だけが幸運なばかりに不幸になってしまった人」の人生を描きたいと思った。 【通過シナリオ】 人の心は妖面の如し　KP：たろー 　面識：桜小路　春歌（いちお）、鈴鹿（あーりー）、城湾　弐透（ひまんと）

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