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7.12/B型 義足の治験も兼ねつつダンサー活動をしている。その傍らで実家の弁当屋も手伝っている。 大学1年の半ば頃、交通事故に遭ったが片脚を骨折しただけで済んだ、はずだった。いつまで経ってもリハビリに移行できない。壊死し始めた脚は酷い痛みを呼び起こす。苦痛に耐える匠李を見かねた親と医師から切断を提案され、膝から下を切断。義足生活となった。 現在、当人は「とりあえず死ななかったし何とか動けてるから大丈夫」と楽観的だ。しかし、ごく稀に無いはずの脚に痛みを感じている。 大学では体育教師を目指していたが、この脚では無理だと自ら断念。 中学時代から続けていたダンスだけはどうしても辞めたくなくて、義足との生活にも慣れ運動もできるようになった頃に再開。 自身が踊っている様を録画しておくのが習慣だったため、試しに撮っていた動画を動画サイトにアップロード。気付けば拡散されていたようで、義足メーカーの目に留まる。 そこから何やらトントン拍子に事が進み、大学卒業後はメーカー専属のダンサーとして活動することになった。新商品の開発や治験に関わっている。 怪我やリハビリの関係で1年間休学していたため、まだ社会人1年目。 人間の脚の形をしていない剥き出しの義足を使っている理由は、その方が面白いから。面白いことが好き。 仕事上、という理由もあるが、楽しいのでどんなジャンルのダンスもする。 中でもお気に入りはロック(ロッキン)と呼ばれるダンス。三浦大知とか好き。

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