キャラクター保管所
バックアップ
リスト
モバイル版
ヘルプ
ログイン
Twitterでログイン
登録
トップ
Webサービス
キャラクター保管所
クトゥルフ PC作成ツール
橘 京子(たちばな きょうこ)
ID:4887829
MD:99cb1fe5b36cbd223f82fc9f2f1e84f8
橘 京子(たちばな きょうこ)
タグ:
ハイフェッツをなぞる病
裏路地六面体
非表示
簡易表示
通常表示
生まれ・能力値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
能力値
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
その他増加分
一時的増減
現在値
STR
CON
POW
DEX
APP
SIZ
INT
EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
非表示
簡易表示
通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
非表示
簡易表示
通常表示
<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
非表示
簡易表示
通常表示
<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
非表示
簡易表示
通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
非表示
簡易表示
通常表示
<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
↑ページ上部へ
非表示
簡易表示
通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
↑ページ上部へ
その他メモ
職業技能は「芸術家」で取得。 =============== 写真術:「綺麗な写真を撮る」というよりも、「景色の切り取り方が上手い」といったイメージ。 歴史:「社会科が得意」というよりも(得意だとは思うけど)、「過去の俳句の用例を調べるのが上手い」みたいなイメージ。 心理学:人の気持ちを理解する……というのもあるが、そもそもは厳しい父親の顔色を窺うために無意識で身につけたもの。 信用:本人のステータスではなく、「真面目で良い子だから」「優等生(そうに見える)から」という周囲のイメージに由来する信用。プレッシャーともいう。 =============== 気弱なお母さんと「女が学をつけてどうする」な父親、年の離れた姉(既婚、他県で暮らしている)の4人家族。 元々運動が得意ではなく、幼少期は優秀な姉と無意識のうちに比べられて育った。 その為、大きな喧嘩があったわけでは無いが何となく姉の事が苦手。 小学校に上がって以降、勉強をやると褒められたので勉学の方に集中する様になる。高校になった今でもテストの度に学年1位から3位の順位をキープしている。 低学年の頃から作文や読書感想文などといった方面で賞をもらう事が多く、中でも学校が募集する「遠足の句」や「文化祭の句」といったものに心惹かれ、また彼女の才能もそれを歓迎した。中学に上がってからは公募の存在を知り、お~いお茶の裏に書いてある様な俳句・川柳・短歌の類に応募しまくっていたが、進学先の中学校に「俳句部」があった事から目指す先は俳句になった。なにより、思った事を言葉にするのが楽しかった。 しかし、彼女が成長するにつれ、勉強と俳句に邁進する事に対して父親は厳しくなっていった。曰く、「医者になるわけでもないのに」。曰く、「嫁に行けなくなるぞ」。曰く、「お前が男ならまだ許してやるのに」。 そもそも何かと厳しい父親だった。彼女がゲームやドラマやアイドルに目もくれず本を読んでいるのも、元はと言えばリビングでTVを見ているだけで「うるさい」と言ってくる父親の影響によるもの。自室で静かにしてさえいれば、ひとまず文句は言われなかった。 父親とは今まで何度か衝突した事もあったが、その度に「お前は世間を知らない」「お前の為を思って言ってるんだ」「お前の勝手なやり方で上手くいく保証がどこにある」と平行線なままだった。傍で見ている母親も、ヒートアップすれば止めに入ってくれるものの、最後には「あんまりお父さんを困らせないであげてね」とやんわり諫めてくる。 父親の望み通りになってさっさと家を出て行った姉が居るのも問題だった。 彼女は旧時代的な父親に見切りをつけ、自分の若さと魅力が通用するうちに文句のつけ様が無い伴侶を連れて結婚の挨拶にやってきた。 優しそうで、謙虚で、頭がよく、いい会社に入っていて、家族が健在な家の次男坊。最初は何か言いたげだった父親も、義弟のステータスに何か言えるはずもなく、結局は承諾。 自由を得たとばかりに家を出て行った姉は、他県のマンションで犬を飼って暮らしているらしい。 =============== 私は、そんな風には出来ない。 姉の様に美人でもないし、そもそもモテるという事がよく分からない。 運動だって苦手だし、誰彼構わずニコニコするのも苦手だ。 それでも、出来る事をやった。 100点満点のテストで80点を取れば「ほらみろ」と言わんばかりの反応をする父親を見返すために必死で努力したし、何かの委員長を決める時には必ず立候補した。そのおかげか、最近は勝手に推薦される様にもなった。 テスト前になって「ノートを見せて欲しい」というクラスメイトには必ず貸したし、そのために文字を綺麗に書く練習だってした。結局帰って来ない事もあったから、それ以来ノートは二冊作る様になった。 だから、好きな事を好きな様に出来る俳句は、とても楽しかった。 俳句部の先輩たちは(顧問の先生も含めて)とても素直に感動してくれて、「橘さんが居るなら、今年の俳句甲子園は安泰かもしれないわね」とほほ笑んでくれた。 8月。照り付ける太陽を商店街のアーケードが申し訳程度に防いでくれるなか。 天井からぶら下がる、小学校やどこかの団体が作った大きすぎるほど大きい夏飾りが、僅かな風を掴んで揺れる、その下で。 その場に無いゴングが聞こえる様な戦いが始まった。 俳句部の夏だった。 ただ、ただ楽しかった。多少トゲのある言い方でも許される戦い。 自分の作品が他の人に評価される嬉しさ。 商店街の両端からなだれ込む蝉の声も、立ち止まっている観客のざわめきも、何もかもがどうでも良かった。それと同じくらい、どうしても必要だった。楽しい、楽しい、楽しい! しかしそんなある年、それはあっけなく壊れた。 他校の、先鋒か中堅か大将かも覚えていない。 あの句が書かれた垂れ幕が一息に開いた、その瞬間。 字が、 句が、 景色が、 何も、何も聞こえなかった。蝉の声だけが、おかまいなしに響いていた。 彼女がマイクを持って気だるげに話している。知った様な顔した審査員が何かを質問している。質疑応答の為によく聞かないといけない。いけないのに、透明な蝉の声が全てを塗りつぶしていく。 その後、何を言ったんだっけ。 覚えているのは、顧問の先生の「今年も大健闘だったわね」という声と、「凄いよ、準優勝!」と騒ぐ仲間たち。それをきっかけに、興味を失った買い物客の聴衆が夢から覚めた様にばらけていくざわめきが覆ったのを、嫌に鮮明に覚えている。 =============== 好きな百人一首:滝の音は絶えて久しくなりぬれど 名こそ流れてなほ聞こえけれ
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ
エラーメッセージ
「クトゥルフ神話TRPG」は
ケイオシアム社
の著作物です。
クトゥルフ神話TRPG