タグ： ぬく卓

「俺はね、化学の先生って奴。楽しく授業が出来たらいいと思ってるぞ。」 「センセ、ちょいと保健室貸してくれ。...ゴホッ......」 「変人ってねぇ...化学の先生ってそういうもんだぞー？」 「俺のことはインスタにあげても良いけど、周囲の生徒には配慮しろよ。」 「ああ〜...これは...舌がピリピリしてきたから塩酸だ。」※絶対に真似しないで下さい 「食塩水は簡単、舐めりゃあ1発」※絶対に真似しないで下さい ▼ 自称「取り柄が顔と頭の良さ位しか無い先生」 折れそうなほど細い体型で、手足がスラッと伸びている。外見からして健康状態が悪そうだが、外部の先生などが見に来るとき以外はいつもだぼだぼとしたジャージを着ており、骨のような体型を隠している。しかし、風貌は顔が良くなければ完全に適当教師。 若干言動や行動が変ではあるが、生徒の悪ふざけに積極的に乗りに行ったり、恋愛相談など些細な悩みも親身に聞く距離の近さから、生徒から絶大な支持を受けている。 かなり思考が若者寄りなので、インスタ映えやらTikTokは大好きだし、誘われれば一緒に踊る。 流行りなどは何となく抑えており、少し練習すれば完璧に踊れる程にはTikTokを見ている。 ▼授業スタイル 大学時代は化学を専攻していた。物理学は時点で得意と言った教科。生物学も好きだが、どうしても地学は得意になれなかった。 それは「科学の中では」という話なので、総合的に見れば得意な方ではある。 生徒が自ら考えて行動することに重きを置いており、実験の内容もそれに伴って変化する。 生活に役立つ化学を伝えたいという気持ちが強くあるので、教科書の内容も無視しがち。 しかし、不思議と授業の内容は受験化学に繋がっているので、器用に授業を組み立てる才能はある。解説もとてもわかりやすい物となっているので、所謂当たりの授業。 板書も汚いということは無いので生徒に好評ではあるが、ダメなのは実験に使う化学物質を直で舐めたり、ティッシュやらを入れて危険な方法で判別すること。※絶対に真似してはいけない。 ▼先生の生活 食生活が特にガタガタ。睡眠や精神衛生等は至って健康。 直で貪れるパンやハンバーガーなどが大好き。 あとは素手でつまんでも問題ない裂きイカやポテトフライなどなど。 フォークやスプーンなどを使って食べる物はあまり好まない。 これは、食器類等に自分の体液が付着し、何らかの影響を及ぼす可能性を恐れているため。 家ではそんな心配が無いのでパスタなどの食器が必要な食べ物も口にするが、食器を洗うのは面倒くさいしそもそも料理が面倒くさいのでコンビニに頼りがち。 料理が出来ないと言う訳では無い。断じて。なぜなら料理は化学だから。 ▼ 趣味：各種SNSの監視 、ソシャゲ 特技：TikTok色々踊れる 好き：化学 嫌い：蛇 HO2：化学の先生 性別は不問。 ▽孤児院 貴方は孤児院で暮らしていた過去がある。元々は産みの親の元で生活していたが六歳の頃に起こった事故を境に孤児院に引き取られたのだ。そして十歳の時に新しい親代わりの両親の元で暮らすようになった。 貴方は何故か孤児院にいた頃のことが思い出せない。綺麗にその記憶だけが無いのだ。親代わりの両親曰く「頭をぶつけたから」らしい。 ▽毒の器 貴方は赤子の頃から毎日毒を摂取し続けてきた。親から当たり前のように与えられていたのだ。毎日の食事やおやつに微量の毒が入っており、産みの母親は嬉しそうに毒の入った瓶を幼い貴方に見せながら「これが神聖な蛇の毒よ」と言い、食事にその毒を加えた光景をなんとなく覚えている。 孤児院に引き取られた以降は毒は摂取していない。 ▽過去の事故 六歳の頃、貴方は目の前で親しい人が死ぬのを見た。貴方が口付けた食べ物を親しい人が口にした時にその人物は顔色を真っ青にし、痙攣しながら口から激しく吐瀉物を嘔吐して死んだ。産みの母親は怯える貴方を優しく抱きしめた後、死体をどこかに隠した。その後、キッチンで何かを煮込む母親の後ろ姿を覚えている。そういえばあの日の夕食に煮込み料理は無かったはずだ。 ▽HO1のこと 貴方は初めてこの学校でHO1と出会ったはずだが、どこかで会ったことがあるような気がする。 ▽特記 ・貴方は幼い頃の事故のことが忘れられず、自分の体液(血液、唾液、汗、その他など)が他人に害をもたらすのではないかという恐怖感がある。 ・孤児院を出たあたりからどうも呼吸器に障害があり、たまに発作が起こることもある。キャラクターシート制作時にCONを-1する。 ・貴方は化学を中心に理科系の学問が得意だ。化学の初期値は50、物理・生物・地質学の初期値は20。 ▽NPC 貴方は定期的に呼吸器内科に足を運ぶ。貴方の担当医は土居という男だ。無精髭を生やした彼の口調は軽っぽく、年齢が伺えない不思議な男だ。彼から処方された薬を貴方は定期的に摂取している。 ▽処方薬 貴方は病院から処方される薬に依存している。幼い頃から同じような薬を服用し続けてきたため、薬がないと貴方は非常に不安になって激しい発作を起こしてしまうのだ。 ▼出生について コンプレックスに思っている。生みの親の事は親だと思っておらず、孤児院に居た過去も良くは思っていない。 かといって育ての親のことも血が繋がっていないためどんなに暖かく接してもらっても親だとは思っておらず、家庭について深く語ることは無い。 基本的に育ての親に心を開いたことは無く、無視や無言などが多かった。 参観日や運動会などは来てほしくなかったというのが本音。しかし、心を開けない自分を申し訳ないなと思う気持ちは少なからずある。 また、自分の体液が誰かに影響を及ぼすことを深く恐れており、今まで恋人などが出来たことはない。 あの日のことを半ばトラウマに思っており、吐瀉物にはひどい嫌悪感を覚える。煮込み料理も好きではない。親しい人が死んだ日を思い出してしまうのが嫌だからだ。 事故であっても人を殺した過去がある自分は早死にして当然の報いを得るべきだと思っており、化学の実験に使うものを直舐めするのも、自分の命を軽んじているからである。

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