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職業：放浪者(2015サプリ参照：EDU*20) 職業技能：言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、目星、芸術(歌唱) 興味技能：回避、仕込み杖、追跡、図書館 特記：子供に対する＜言いくるめ＞と＜心理学＞に+10% ───────────────────── 【技能説明】 言いくるめ：愛を伝える方法のひとつであり、「恋人」周りの「害虫」を払うための手段、外堀埋めも♡お話って大事だから。 隠れる：見つかると逃げられることが多く悲しいので息を潜め身を隠れるようになった、見つからなければ逃げられることもないから。 聞き耳：好きな人の声や話、痕跡ともいえる匂いをかぎ分けてたら敏感になっちゃった、シャンプー変えた？て聞くとビックリする「恋人」はとってもかわいい。 忍び歩き：「恋人に」コッソリ近づいて近づいて……声をかけて「恋人」が振り返ったらぶつかる距離でも気づかれない快感がやめられなくなった。気配を消して近づくとサプライズって捗る。 心理学：人の心の機微にとても疎い、でも少しわかる、少しだけ、たぶん？え、だって両想いだもん、疑ったりする必要ないよね？ 値切り：相手に似合う価値あるものを見極めるため目利きを養ってきた、贈り物は最高の物を送りたいのは「恋人」なんだから当然 目星：毛髪、食べかす、ゴミ箱に投げ込まれたゴミ……目を凝らし「恋人」に関係するものを収集してるうちに他人が気づかない見落としそうな物も気づくようになった。 芸術(歌唱)：収入源のひとつ、幼い頃のおぼろげな記憶、誰かに歌が上手と褒められた気がする、数少ない自慢できること。 回避：「恋人」がなんでか時々暴力を振ってくるから避けるのがどんどん上手になっちゃった、浮気もしてないのになぁ。 仕込み杖：オシャレで可愛くて強くて素敵って理由で持ち歩いてる。小さい頃に好きじゃなかったけど剣道してた延長戦かも？ 追跡：好きな人のことって全部知りたいから24時間365日後を追ってたら得意になっちゃった。 図書館：読書は嗜み、知らないことを知る喜びは恋にも似ている、大きな図書館で目的の本と出合うのもまた一つの恋。 ───────────────────── 特徴表：なし ───────────────────── 【性格など】 「恋って素敵よね、胸がどきどきして世界が輝いてみえるもの」 普段はあちこちのバーを渡り歩き歌を歌い生計を立てている。 よく笑い、頬を染め恥じらいもなく愛を詠い恋に踊る。 今でこそ自分の好きなことを好きなように、歌を奏でるように生きている。 が、幼い頃は厳粛な家におり剣道をさせられていた。 痛みつけられ泣き叫ぶ幼少期に「あなたを愛しているから」と言われ続けた事が現在の根幹に関わっている。 惚れやすく、好きになった相手に対して犯罪的なまでの執着を見せる。 好きな人の髪の毛は一本まで回収したい。 好きな人の唾液だって可能なら飲みたい。 使用したティッシュ、飲みかけのドリンク、切り落とした爪、ふろ水、煙草の吸殻、使い捨ての食器たち。 全て全て全て、余すことなく全て……自分の物にしたい。 そんな欲望が抑えきれない上に、酷い妄想癖を持っている。 妄想を現実が如く騙り、語るため、大変口が達者。 あることない事ペラペラと真実のように口にする。 本人の中では『真』のため嘘をついているとは思っていない。 ちなみにバイであり恋する相手の性別は些細な問題である。 【戦闘曲】 ・メギド名曲これくしょVol.2：03 誰がために戦う ───＜以下秘匿＞────────────────── HO3：恋する殺人鬼『連続殺人』 あなたは 殺人鬼 だ。 あなたの好み、タイプの人物に恋をしてはそのたびにその恋人を殺している。 どんな人にいつ恋をしようが、途中何があろうがなかろうが、結局、あなたは殺人に至っている。 ●特殊補正 目星　➔　初期値に+25% 追跡　➔　初期値に+25% 任意の戦闘技能　➔　初期値に+50% ●特殊処理 あなたは恋人が同じ場所にいる場合、任意の物事を『見ていない』ことにできる。 つまり、SANcなどを回避できる。だって、恋は盲目なのだから、愛しのあなたしか視界に入らない。 ───────────────────── 旅行か、出張か、あなたは寝台列車『うたげ』に乗車していた。 内装は非常に豪華であり、鉄道旅行を目的とした観光列車、といった方が正しいだろう。 設備には個室の寝室、以外にもキッチン車両、もはやレストラン、と形容しても過言ではない。 キッチン車両には専属の料理人もついていて、レストランと変わらぬ、あるいはそれ以上の料理を楽しむことができる。 また個室も完備されているほか、なんと最後尾の車両は展望車となっており、展望室、展望デッキが存在している。なんてロマンチックなのだろう。 あなたは一足先に、愛しの恋人に内緒でその景色を楽しんできた。 きっと恋人と眺めればとっても素敵なことだろう。 そう、今回の恋人〈 HO1 〉と一緒に眺めるのだ！ そして、殺そう。 だってあなたの恋人なのだ。あなた以外の誰かに所有することは許されないし、許さないし、あなた以外の誰かに恋されることも許されないし、許さないし、愛されることも許されないし、許さないし、目に映ることも許さないし許されないし、手をつなぐことも許さないし許されないし話すことも許さないし許されないしわらいかけることもゆるさないしゆるされないしみつめることもゆるさないしゆるされないしなまえをよばれることもゆるさないしゆるされないしにんしきされることもゆるされないしゆるさないしだからそんなことはゆるさないしゆるされないからでもそれってとってもたいへんだからほんとうにじぶんのものにこいびとにまもってあげるためにあなたはそのてをにぎりしめあいしているとささやきながらあいじょうをこめてさいじょうのえみをうかべてあなたのこいびとを と、まぁとにかく。あなたの恋人なのだ、あなたが恋をしているのだ。なら殺さなくては。だって大好きなのだから、愛しているのだから。 さぁ、愛しの〈 ハニー/ダーリン 〉を迎えにいこう！ あなたは心を躍らせながら、個室のある車両へと続く扉に手をかける。たしか恋人は今、キッチン車両で最後の晩餐を楽しんでいるはずだ。 まずは自己紹介をしよう。愛しの恋人には自分をなんて呼んでもらおうか。あなたは甘い妄想を脳裏に浮かべる。 そんな状況から、物語の幕は密やかに開かれる。 ───────────────────── ●目標 恋人である〈 HO1 〉を 殺害すること。 備考：手段は問わない。 ───────────────────── 寝台列車『うたげ』へ訪れたのは新たな地で歌を歌うため、あるいは恋を探すため。 HO1に出会ったのは偶然、いいや必然、その横顔に、その瞳に、その姿勢に、惚れたのだ。 出会った瞬間、ベタな表現ではあるが雷に打たれたようだった。 瞬きを一つ、その目が再び開いた時、頭の中にHO1との『これまで』が脳裏に花開いた。 そうだそうだ、HO1とは働いていたバーで出会った。 いつもの様にバーで歌い働いた後、しつこく付きまとう嫌な客に困り果てていた。 そこに颯爽と現れたのがHO1だ。 HO1は鮮やかに客を懲らしめると、優しい笑みを浮かべ自分にその手を差し伸べてくれたのだ。 その日から徐々に距離は縮まり、二人の付き合いが始まった。 今日はその記念すべき一周年だ。 この寝台列車『うたげ』で夜を明かし、甘いひと時を過ごす算段だったはず……。 いいや、そのつもりでこの列車へ自分『達』は列車へ乗ったのだから。 きっときっと、素敵な日になる。 愛する人との記念日、この日を何より心待ちにしていたのだ。 例えこれが妄執であろうと幻覚であろうと【恋】した相手に自分が向ける愛はいつだって変わらない。 愛する人を、恋してやまない相手を、この手で殺すだけだからだ。 恋人の全てを余すところなく愛している。 自分以外にその声を向けることも、目を向けることも、耳を傾けることも、吐息を零すことも、触れる事だって許せない。 許さない。 死んで初めて恋人は自分の物になる、この手に愛を、この胸に恋を！ 血で、臓腑で、黄色く染まった脂肪に包まれその眼球に口付けて、恋が実るこの瞬間を愛しているのだ。 はじめは家族だった。 人の愛し方は彼らから教わった。 愛していれば暴力は許されるのだ、愛していれば泣いていたって助けを求めていたって関係ない。 愛していれば、愛していれば、愛していれば……。 嗚呼、殺したっていいだろう。 それからずっと好きになった人間は殺さずにはいられない。 好きで好きで好きで仕方がない、愛して恋して殺して。 腐れば文字通り腐り落ちる、終わる縁。 罪悪感は微塵もない、だって、これは恋なのだから。

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