タグ： サイレン清掃会社

HO1：誰よりも讙に詳しい。 君はこの組織に入って 10 年以上のベテランである。君は、洒掃 讙（さいそう かん）とは長年の相方でありお互いに信頼関係にある。 この事は他のメンバーには話していない。讙は元々秘密の多い男であるため貴方にも隠している事があることを知っている、それが貴方にとっては長年の悩みでもある。リーダーの讙とは別途で連絡手段を持っており個別で指示を受けることが可能。 また時折、讙が HO4 に対して距離を置いていることを知っている。 君は讙から「狼を模した首飾り」をお守りとして受け取っている、常に貴方は首飾りを所持している。 長年の裏社会知識を蓄えている君はセッション中、任意のタイミングで＜知識＞成功すれば、何かしらの情報が手に入ることがあるかもしれない。 ▼技能ボーナス ・EDU+3（超過可能） ・火器技能の初期値が 50 固定 ・目星+20 ▼個別推奨技能 ・目星、ライフル 特記・＜目星＞に成功すればライフルの射撃距離を無視して対象を狙い撃つことができる。 ※キャラシ提出時、勤続年数を教えてください ◆共通 HO 君達は殺しに慣れている、相手の急所を見抜く事に長けているだろう。 ＜目星＞に成功した場合、部位狙いのマイナス補正が入らない。 ＜芸術：清掃＞初期値は 50％になる HO1 は長年この会社に勤めており、HO2 は HO1 の次に長い、HO3 は数年前から働いている。 去年 HO4 がリーダーの紹介で入社してきた。班員の個人情報は全てリーダーが保管している。 －－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ ▼人物▼ ▶過去と現在 ごくごく一般的な家庭に生まれた普通の一般人……のように見える人。共働きの家庭だったけれど、母親はごく普通に自分のことを愛情持って育ててくれたし、父親も厳しくも優しく育ててくれた。 しかし、昔から感情が欠落しており、喧嘩を売られても、冗談言われても、身内が死んでも何も思わなかった。ドラマみて泣くやつの気が知れないし、愛なんてもってのほか、血も繋がっていないやつのことをそんなに強く思うなんておかしいだろ…。と普通に思ってた。でも、さすがにこのことを正直に周りに言ったら引かれることはわかっていたし、感情がここまで欠落している自分はおかしいことをわかっていたので、周りに合わせて笑ったり、怒ったり、泣いたり…というふりをして生きてきた。 でも、そんなお終い人間にも転機がおとずれた。高校2年の頃である。今まで家族にさえばれていなかったのに、自分があまりにも空虚な人間であることが、クラスメイトの女一人に気づかれたのだ。嘘だろ…何だこいつ…と思った。周りと同じように笑顔で、冗談にも乗り、怒ったり…感情豊かとまではいかないけれど、ほどほどに演じてたぞ…。女が言うには「なんか無理してるなって思ったの」と。無理なんかしてない、ドラマや小説じゃあるまいしと思った。 それからだった、女がやけに自分に絡んでくるようになったのは。絡むと言っても、元々自分と女はそこまで接点がない。休み時間に話すことは無いが、誰もいない教室で、放課後2人で話すようになった。それがいつしか日課になっていた。この女の前なら、自分も取り繕わなくてもいいし、楽だった。自分がさもどうでも良く話を聞いていても、女は笑ってそれを許してくれた。話をしていくにつれ、女の好きなことや、趣味、癖、バレないずる休みのとり方等どうでもいいことを知っていった。くだらない話ばっかりだったが、気が休める点においては貴重な時間ではあった。し、話をしていくにつれて、初めて他人に興味を持てた…ような気がした。 紆余曲折あり最終的に、俺はこの女と付き合うことになった。絆されたんだと思う。自分でもよくわからない。 ここまでは聞けばロマンチックな良い話なんだろうけど。 高校3年の冬に自殺した。唐突だった。そんな素振りもなかったし、遺書もなかった。ひどい奴。お前のことこれだけ好きにさせておいて、勝手に死ぬのかよ。俺に一生消えない傷つけさせやがって。俺はお前のこと愛してたし、お前も俺のこと愛してくれていたんだろうけど、こんな終わり方じゃ愛って呼べねぇよ。憂鬱で吐きそうだ。いっそのこと昔みたいに感情欠落してた方が苦しくなくて楽だったのにと思った。 中途半端に感情というものを覚えたせいで、それからの毎日が最悪だった。普通に適当な大学に行って、適当に就職してって思ったけれどそんな前向きになれなかった。ずっと彼女のことが頭によぎって忘れられなかった。少しでも苦しい気持ちを忘れたくて薬に手を染めようとした。 そんなぐれてた時の俺を拾ったのが讙だった。あれよこれをと説教をされた気がするが正直なところよく覚えていない。讙と出会って流れに身を任せたらいつの間にかサイレン清掃会社で働くことになっていた。今思えば、裏社会のやつと繋がりを持つようになったら俺の身も危ないから、自分の目の届くところが良いってことで入社させたのかもしれない。讙のことだから。まあ殺しの仕事をさせるのは讙は嫌だったみたいだけど。自分はというと、別に殺すことに何の感情も抱かなかったからこの仕事に向いてるのかもしれない。ターゲットを狙うときは集中しないといけないから、その時は彼女のこと忘れられるし。 一緒に讙と居るようになって、こういうのも悪くはないなと思うようになった。この男は俺に隠し事ばかりするから腹が立つことも多いが…。 月日が経って、HO2が入社して同じ班で働くようになった。その次にHO3が。にぎやかでうるさすぎるくらいだとは思う。一緒に時間を重ねていくほど、この場所が自分にとって大事なものになってなっていくのが嫌でもわかった。そして、去年HO4が同じ班員になった。讙が HO4 に対して距離を置いている理由はわからないが。あの男が何も教えてくれないせいで情報が足りないなと思う。 まあとにかく、サイレン清掃会社に入社してから、俺にとっての大切なものが増えてしまったという訳だ。 次は、手放したくはないな。 ▶小ネタ ・イメソン：中毒性のチュウ/すりぃ 　　　　　　愛じゃない/DAZBEE ・勤続年数：15年 ▶一人称/二人称 俺//○○ちゃん、苗字呼び（対身内） 讙は呼び捨て ▶おおよその口調 「よぉ、元気ねぇな。無理すんなよ～。労いに一杯奢ってやるからさ」 「なんで社内でタコパしてるんだ…？今日会議のはずだったよな…？（困惑）」 「おめでとうございます！今日の占い一位は俺の目の前にいる貴方！俺に一杯奢ると何かいいことあるかも！…冗談だろ」 「感情なんてもんがあるから後に引けなくなるんだよ」 ツッコミもボケもやります！ノリのいい近所のいい兄ちゃんを目指すぞ

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