タグ： ひややっこ🌹 オリジナル

──認めるな、見てるだけでいい。俺も、お前も。 ○職業参照 ￤商店主/店員 言いくるめ、聞き耳、経理、心理学、信用、値切り、コンピューター、目星 ○詳細 ￤誕生日 5/7 26歳 ￤好きなもの マスク 絵を描くこと 生姜焼き ￤苦手なもの 自分の名前 衣服を着る事 きゅうり ￤特技 カフェインの効きが良い ￤趣味 絵を描くこと ○SV 「金、貰えるなら……あー、やろうかな。」 「やべぇ、もう3日風呂入ってねぇ…時間ねぇし…。」 「ムカデって言うんじゃねぇ、ナイキもやめろ。」 「医者も接客も無理だ…、画家はもっと無理だ。」 ○経歴 母子家庭である。母が若い頃に年上の男と結ばれ、学生時代に産んだ子供が夢希だった。しかし束縛が強く、ヒステリックで精神的に不安定な彼女に耐えきれず、夫が金を払って離婚を告げた。元から学も無い母は、そのせいで不自由をしているのは言わずもがなであり、息子に医者になるよう言い聞かせ、言いふらし、プレッシャーを与え続けた。その上愚痴が激しいタイプであり、自分の思い通りにならなければ暴走するために、夢希は非常に母に怯えながら幼少期を過ごした。だがその頃彼は、彼女のような人間が一般的だと思っており、自分もヒステリーになったり、愚痴を吐いたりすることに罪悪感が無かった。 成長していくにつれて母の異常性を理解したが、到底逆らう理由もなかったし、逆らえもしなかったため、足りない頭で医師を目指し続けた。部活に入ることも出来ないためにいつも通り一人で帰宅し、高校の頃出来た友人とも放課後一緒に帰る事が出来なかった。その時期、悔しさで泣いて帰宅しているところを別高の生徒に励まされ、以降その人物に懐くようになった。 だが結局ストレスは溜まる一方で、医大にも通うことが出来ず浪人し、居場所もなくなっていく一方で家族からの圧も酷くなっていき、最終的に4浪した末に友人の家へ匿われる形で家出した。 そこからバイトなどをしていくうちに何とか一人暮らしが出来るようになり、そのバイト先から就職して、現在地域の小さいデパートにて働いている。そこが金銭面でも休養面でもかなりのブラックであり、しかし生活のために辞めるにも辞められず、細く不健康な体で一生懸命勤務している。 また、時は遡り、小さい頃から絵を描くのが好きであった。特に建造物を書き出すのが好きで、休み時間などもずっと何かを模写し続けていた。勿論、母には秘密で。だが小学生の図工にて、真剣に描いた一枚が賞を受賞。周囲からの注目が一気に注がれ、絵を書くように言われ続け、その期待と重圧に押し潰されて、誰かのために書くのを一切やめた。 だが、それでも心の安寧のためには絵を描く必要性があり、それがストレス発散法でもあったために、絵を描くのをやめた事は一度もない。それはいま現在でもあり、高い画材などで破産することもあり、それが原因で同情で金を貸してくれる友人からも愛想をつかされかけている。それでも絵を描かねばならないので、やめられないが、唯一、一人の男に執着しており、彼には度々呆れられて無いか確認を取る。甘やかしたり褒めてくれる彼に恋しているが、告白するつもりも無い。だがずっと恋人を作るなとは思っている。それと同時に自分を情けなく思っているため、結ばれることは無いという結論。 生活が安定すれば自分も彼に見合う人間になれるかもしれないが、そうなるとストレスを燃料にして描いている絵が劣化するのではないかと言う不安もありけり。 〇性格 目には目を歯には歯を。 とは言うが弱虫なので心底で悪口を言うに限る。ヒステリックで直ぐに感情が噴出するが、収まるのも早い。基本的に特定の人間以外の人間嫌いであり、愚痴や悪口もお構い無し。ただ自分がされているからそうしているだけなのでそういったことを否定されると大いに驚く。 大雑把だが繊細。興味の向いた事以外には適当。例を言うと、生活は雑だが、絵に関しては拘りが強い。言葉遣いが汚いし、性根も汚い。強かで利己的で有る。 ただ、他に向ける余裕が無いだけとも言えるため、そうでない彼はまた別かもしれない。 〇生活 部屋はかなり汚い。虫が集るようなゴミは捨てているが、絵の具の空などのゴミは捨てる暇が惜しいのか適当に溜まっている。部屋内は絵の具が色んなところに飛び散って染みになっており、脱ぎ捨てた衣服などにも付着している。また、衣服は家にいる時は下着以外全て脱いでいる裸族。裸で絵を描いて、時折手も使うために全身絵の具だらけになることも珍しくない。誰かが訪れた時は着るか、慣れた人相手なら裸で迎えることも有る。自炊はかなり適当にしているようで、洗ったパレットで作った料理を食べている。自炊じゃないと金が持たない。風呂に入る時間が無く、3日くらいなら無視して寝てしまう事も。ただシャワーを浴びる程度はする(文字通り浴びるだけ、石鹸で洗いはしない)。髪もいつも自然乾燥であり、少しぱさぱさ。生活水準がかなり低い。洗濯は週一でコインランドリー。同じ服を着回しすることもある。 ○友人 友人は2、3人ほど居る。 全員高校生時代に知り合った人物である。 特に家庭や本人に少しばかり問題を抱えていたが、いちばん酷いのは夢希だったために、同情され、結構優しくされていた。 独り立ちした今は、少し足を引っ張るように感じる人間も居る。 ○家族 母一人。母に夢と希望の意味を込められて夢希と付けられたが、本人は本当に嫌。 改名したいが改名する時間もない。 苗字も百足(ももたり)の為、ムカデムカデとからかわれる事も少なくなかった。 自分の名前は基本的に嫌であり、あだ名で呼ばれることを好む。 母は前述した通りのヒステリックな正確であり、教育的に厳しい人だった。今はもう、関係は無いが。 ○外見 黒髪、鋭い目付きに隈があり、眼光の色も真っ黒である。背も低く、細く、後ろ姿だけであると男女の区別も付きにくい。だが、顔立ちは完全に男。絵を描いたりコンピューターを弄ったりする為、目が悪く眼鏡を掛けている。黒い汚れの目立たない服を好み、服装のセンスなどは気にしない。そのため外見的には余り良い印象を与えない。 爪も長く、たまに絵の具の色が染み付いている。

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