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遺書屋の片割れ。不破とは相方であり相棒。アニキと呼んでいる。書かせた遺書を届けるのが仕事。体力はないが持ち前の身体能力で危険から逃れたり(回避)、仕事の障害…警察などから隠れたり(隠れる)しながら、届け先の人物がどこにいてもどんな状況下でも必ず遺書を届ける(追跡)。人から恨みを買うことも多いため、護身にと警棒を振るうこともある(警棒)。移動手段として車を所持しているが、運転自体はそんなに上手くはない(運転)。 相方であるアニキが怪我などをした際に手当てができるように、医療についても学んだ(医学)。 裏社会では何が起こっても不思議ではないため、不審な動きをする者、自身に危害を与えようとするもの、危険物などを見つけるということが自然と身についてしまった(目星)。 元々音楽が好きなこともあり、耳が良く(聞き耳)、そしてギターが弾ける(芸術)。気に入った曲はアニキにも教え、移動中や仕事を終えた後に共に聞いたりしている。ギターは左利き用のものを所持。暇な日は音楽雑誌などを見たり、漫画を読むことが多い(図書館)。もちろん、アニメも好き。オタクである。 遺書を書いた人間が死んでもその言葉は確かにあり、届けることによって別の人物の中にその言葉が残るということ。どんな形であれ、音楽のように確かに誰かの記憶と心に残る。その上、死の間際という状況でその人間が書いた言葉、本心に一番近いものを綴った遺書というものに強く惹かれてしまった。 ＝＝HO1＝＝ ◆HO1「届人−トドケビト−」 ――あなたは<遺書屋>の片割れであり、書かせた遺書を、届けるべき場所まで必ず届ける者だ。 貴方は「遺書」という存在にとても惹かれている。 死んでも残り続けるその「言葉」は、貴方に大きな影響を与えた。 それは過去に「遺書」に関係する境遇があったのかもしれないし、単純に死んでも残り続けるその言葉を好いているのかもしれない。 しかし、そんな貴方には一つ悩みがある。 それは自分の「遺書」を書くことができないことだ。 相手はもちろん相方である不破に宛てたものだが、 内容は決めているのにどうしても紙に書き起こすことができないのだ。 この裏社会では裏切りや殺戮は日常茶飯事だ。 信頼している相方も、自分だっていつ死んでしまうかわからないし、 自分達は「遺書屋」として名も知れてしまっているから尚更恨みを買うことだってあるだろう。 だから何かあったときのために...と思ってはいるのだが、いまだに貴方の「遺書」は 完成していない。その内容は貴方の頭の中だけにある。 ==通過シナリオ== ドロップアウト・ディスパイア NOISY　NOTE

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