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▋町葬屋怪異譚│HO1 チーフ ──────────────────── 「僕が一番罰当たりなことしてるって、今更か」 ミナギに誘われて葬儀社で働くことになった現チーフ。 人並み以上に執着があり、人並みに諦めもする。煙草でごまかしながらそれなりに適当に生きている。 ただ若干、周りと話がズレていたり感性に乏しい。そのため自分の傷にもなりにくいが、人と共感ができない。 発言の節々に若干デリカシーが欠けることもしばしば。 "周りから理解されたい、理解したい"という気持ちはあるのだが、学生の頃は人間関係がうまくいかなかった。 うまくいかないなりに素行の悪い友人が増え、周りが吸っていたからと煙草を吸い始め、 することも無いまま売られた喧嘩を買うような毎日から救い出してくれたのがミナギだった。 それからはミナギに進められるまま、やる気のない勉強（主に宗教学）を学んで大学まで卒業し、今に至る。 元々は人に対して距離感があったためか、仲間のように接してくれる機巧人形たちに愛情と呼べるものが芽生えてしまった。 だからこそ、壊れることを良しとしなかった。 自分のことは諦めてきた人生の中で、人ではない彼らに人としての人生を歩んでいるところを見てみたくなった。 親心でもなく、同情でもない。どうしてなのか自分でもわからないが、寂しさを感じたから、というのが大きいのかもしれない。 そのため、欲も何も手放せず業だけ積んでいくような自分が読経を上げる人間でいいのだろうか、と考えている。 みんなに愛情を向けて接してはいるものの、それが返ってくるとは全く思っていない。 人間に置き換えれば死んだ人を生き返らせたいと言っているようなものだからだ。 葬儀屋として働いてくれている彼らからすれば、今の自分の行動が受け入れられるものとも思っていない。 ▋NPC・PCに対して ──────────────────── 【零辻ミナギ】 HO2・HO3・HO4のことについては互いに口を噤み、人の摂理に背くことを理解している【共犯】という関係。 学生の頃に自分のことを気にかけてくれたミナギに対して、 淡い恋心になる前のような、初めて人に期待するような想いを向けていたが、 彼の口から「親戚」と聞いて、恋になる前に諦めた。 救い出してくれたのは親戚だったからだ、と妙に納得してしまったからだ。 それからは、純粋にミナギの幸せを願っているが、自分の幸せをミナギから願われるのは毒のように感じてしまう。 信頼もしている、大事な相談も必ずミナギにしているが、本当の意味で向き合うことは諦めている。 【HO2・HO3・HO4】 一番素直に愛情表現できる相手でもあり、仕事仲間として信頼もしている。 ただ、人間ではないという点に置いて不完全な存在であるため、無理はさせたくない。 たまに壊れ物を扱っているときと同じような気持ちになるが、悟らせることもない。 とても大事にしており、守らなければいけない、という意味においては若干モンペ気味。 （普段からそうではないが、他の人間から攻撃された時に普通に口が悪くなる、素が出る） ▋本編後のプロフィール詳細と雑記 ──────────────────── https://fusetter.com/tw/SFUqfO5v#all ▋その他 ──────────────────── ✧趣味：仏花選び、雑談 　誕生日：9/26 　誕生花：蓮 　「清らかな心」「神聖」「離れゆく愛」「救ってください」 　好きなもの：煙草 　苦手なもの：掃除 ✧一人称：僕（仕事中：私）、素は俺 ✦由来：三界唯心 └仏語。三界のすべては心から変現したものであって、心を離れては存在しないということ。 ✦イメソン：催眠術 https://youtu.be/f_UEaojznsg?si=VQbCT9w0F_gyufrV 　　　　　：大人になっても https://youtu.be/Kk4AGOaGptQ?si=wzc4qGcEQt1k6II- 　本編後　：アンチノミー https://youtu.be/01-OPHjwDLU?si=oOT_r4DY7UF2-msY ▋後遺症・不定の狂気など ──────────────────── ■後遺症：機巧人形 ▼HO1の場合 外見や行動は普通の人間と変わりない。 ただし中身は機巧人形であるため生殖機能を有さない(性行為は可能) 寿命もなく、壊れるまで動き続けることができる。 HP、並びにPOWの値は途中で提示された通りのものとなる。 怪我に関しては《応急手当》《医学》では治療不可。切り傷程度であれば自然治癒する。 元のHP分のダメージは自然治癒の範囲となる(例：元のHPが12であれば12のダメージを負っても自然治癒が可能) だがそれ以上のダメージを負った場合は四肢のいずれかが破損することになる。 四肢の切断に関しては機巧師に頼まない限りは治らないが現代ではそうそういないだろう。 毒によるPOT対抗に関してはKPPL間で相談してもらって構わない。 (毒の種類によってはダメージが入るかもしれない / 金属を溶かす要素など) ▋通過シナリオ ──────────────────── ・町葬屋怪異譚 -----------------以下【町葬屋怪異譚 HO1】の秘匿----------------------- ▋HO1│チーフ ──────────────────── あなたは町葬屋のチーフだ。仲間のことを誰よりも想っている。 あなたには「目的」がある。 それはHO2、HO3、HO4を『人間』にすることである。 あなたはHO2、HO3、HO4と過ごすうちに、3人が精巧に作られた機巧人形(からくりにんぎょう)であることに気づいた。 どうやら3人はそれを自覚していないようだ。 3人は自分たちのことを人間だと思っているため、もしこのことを告白すれば3人の心は壊れてしまうだろう。 3人が、自分たちは人ではないと気づく前に本当の人間にしなければならない。 ---------------------- ▼HO2、HO3、HO4について 零辻ミナギがスカウトしてきた者たち。 あなたは3人を信頼し、大事に想っている。 ▼零辻ミナギ 「君の両親は私に君を預けてどこかに行ってしまったんだ。俺は君の親戚だよ」 いつだったか、零辻ミナギにそう言われた。 彼はあなたが唯一悩み事を相談できる人だ。 HO2とHO3とHO4のことも相談済みで「一緒に考えていこう」と協力してくれている。 また、あなたは零辻ミナギに対して一層強い感情を抱いている。 (プラスの感情であれば特に制限はない) ▼『秘薬』について あなたが町葬屋のチーフをしている最大の理由は『秘薬』の捜索だ。 零辻ミナギは「日本のどこか、地図から名前を消された場所に『秘薬』はある。これを使えば人間になることができるはずだ」と古い文献を見せながら言ったのだ。 町葬屋は日本全国に赴くため、あなたはその度に『秘薬』はないかと探している。 だが現在まで発見には至っていない。 ---------------------- ▼PC作成 ■性別不問 / POW18固定 ■年齢は27~30 ■《芸術：記憶回収》80固定 / 《芸術：葬儀》80固定 ▼《芸術：記憶回収》 その土地の記憶を読み込む。 『秘薬』に関する情報も回収できることだろう。 いつ会得したかは覚えていないが零辻ミナギに教わったと記憶している。 何度も使用することはできない。多くて1日2回。 ▼個別推奨技能 《戦闘技能》《心理学》 武器の種類は任意(持ち運べる範囲で) 　

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