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〇レフォラス・O・ジラソーレ(Leforys・Opale・Girasole)/『テレストリアル手稿』HO3：騎士見習い 【向日葵】：「憧れ」「情熱」「あなただけを見つめる」「光輝」「未来をみつめて」 【オパール】：「純真無垢」「幸運」「忍耐」「歓喜」「希望」 ・澄み渡った泉の水で磨き抜いたオパールを思わせる色彩を宿した白金色の髪を柔らかく風に遊ばせ、降り注ぐ太陽の輝きたる光を全て集めたかのような真っすぐな金色の瞳を煌めかせる少年。 　光を纏ったような色彩に似合いの明るい表情を常に浮かべており、その性格と相まって周囲の人々からは「太陽のような」「ヒマワリのような」と言われることが多く、それが何よりも誇りに思っている。彼らからの言葉に見合いな、明るく周囲を照らせるような人で在れるよう、日々努力を続けている青年。 ・容貌もまた、その色彩と見まがう美しいものをしている。幼少期は少女と間違えられるほどの甘やかさではあったが、歳を重ねるにつれて精悍さが少しずつましてきており、今では甘さと幼さはまだ残るものの、寧ろ甘さと相まって何処かおとぎ話の王子であるかのような、そんな姿となっている。 　ただ、自分自身としては、かわいらしいよりもカッコイイ、王子よりも騎士としての姿でありたいと思っているため、もっと精悍で男らしくなれるよう密やかに努力を続けている。 ・甘やかですらりとした容貌と反して、その実筋力はかなり高い。だが、力に全て振るのではなく、きちんと自分の体幹を意識して動くよう考え続けているため、ある程度身軽な動きも身についており、双方を組み合わせた的確な体の使い方を行うことが出来る。 　特に剣を振るうことに最も重きを置いているため、ある程度重量がある剣を、けども重さを感じさせないように軽やかにも振るう。 　だが、同時に力が強いということは、自身以外のものを不用意に傷つけてしまう可能性を含んでいることもきちんと理解しているため、自身の力を振るう際は感情ばかりが先行せず、きちんと状況を判断して動けるように意識することを心掛けている。 　あくまでも、この自分の力は、誰かを守るためのもので在ってほしいから。 ・常に明るく快活な、光のような性格。基本的に常に明るい思考、他者を元気付けられる言動を心掛けており、にこやかで元気。 　意識をして落ち着こうとはしており、騎士然とした態度をできるように意識してはいるが、だが、未だ年頃の少年らしさが顔を出すことが多く、騎士然とするつもりがいつの間にか少年の反応をしてしまっていることがそれなり。 　当人も気を付けようとしているが、そちらの純真無垢な少年の方が本質であるため失敗しがち。 　だが、関係者からはそれを半ば微笑ましそうに見られることが多く、言ってしまえば何とか頑張って大人の階段を登ろうと苦心するティーンエイジャーそのものの姿。 ・基本的には人の善性を信じ、自身もまた善性が強い性格をしているため、困っている人は基本的には放っておくことが出来ず、正義感が強い。 　人を疑うよりも信じることを良しとし、あまり疑うことは得意ではない。人のことをきちんと信じて、きちんと助けたい。つまるはお人よし。 　だが、人間が善性ばかりのものではないともわかっているため、全てを全て無条件で信じないよう気を付けている。 　しかし、苦心して疑うよりも、最初から信じて裏切られた方がいい、と思っている節もある。裏切られたって、その人がしたいようにしたい結果だから。僕が信じたものとベクトルは違ったけれど、でも、その人が成したいことが出来たならばいい。 　ただ、それは勿論、他者に迷惑が掛からなかったり、危害がでなかった場合、に限ってくる。他者を傷つける裏切りや、危害を与える行為は良しとはせず、真っ向から反対する。 ・基本的には教会に所属しており、教会やそこに所属する騎士や修道女たちの手伝い、また教会が運営する孤児院の手伝いなどをして日々過ごしている。積極的に手伝いをし、また子供たちの相手もよくよくしているため、教会の人間のことは殆ど覚えており、全員名前で呼んでいる。 　空き時間には勉強や、また手の空いている騎士たちに手合わせをしてもらっており、日々勉学や訓練にも励む努力家。人懐こく誰にも頼みに行くために、なんやかんや、騎士や修道女たちからは可愛がられており、子供たちとも仲がいい。教会関連の面々にはそれなりに甘え上手。ただ、子供たちには頑張ってお兄ちゃんをしたいお年頃。 ・修道女たちの手伝いもしているため、家事炊事などは一通りこなせる。むしろ、積極的に手伝っているために、修道女たちからも積極的に教えられており、実力としてはそれなり。修道女たちが忙しいときは、変わって孤児院の子供たちの料理を作ることも度々。 　ただ、まだまだ経験が多くは無いため、失敗することもあるのはご愛嬌。その時は子供たちの可愛らしい非難に平謝りしながら、騎士たちにそっとお願いをしに行っては呆れられることも。 ・また、好奇心や向上心も旺盛。その為勉強は好いており、様々な知識を得ている。ただ、知識はあるものの経験は乏しいため、少しづつその経験もつけられたら、と思っている。 　特に任務から帰った騎士たちの手当やケアを行うことが多いため、人を癒すための勉強も色々としていきたいと考えている真っ只中。そのため、時折教会の医務室へと赴いて、医師の手が空いているときは少しづつ色々教わったり、忙しいときは手当を手伝う横で色々と学んでいる。 ・レフコクリソス(leukokhrysos)：現代ギリシャ語で「白金」の意味。 　ジラソーレはイタリア語で「向日葵」 ・愛称は「フォス」がいいな。フォスフォフィライト、から。 　現代ギリシャ語で「光」の意味と、「運ぶもの」を意味する「phoros」。 つまり「光を運ぶもの」に由来する。 　金色の瞳はひかりの色だ。 ・カラーコード：FFF450　レモンイエロー ・イメソン：「DAYBREAK FRONTLINE」「光の向こうへ」「ひまわり(米津玄師)」 【花言葉】 11：カモミール 「親交」「仲直り」「逆境に耐える」 最後まで立っているのは貴方だ。仲間を見捨てず、誰も裏切らず、傷つけない。絶望の中で、皆が貴方を見るだろう。そして貴方はただただ上を見据えるのだ。皆の手を握りしめながら。 86：ペチュニア 「心がなごむ」「心のやすらぎ」「変化に富む」 陽だまりは何故あんなにも気持ちいいのだろう。気づくと貴方の周りには人が集まる。貴方は陽だまり。等しく皆を照らすだろう。だが眩しくはない。貴方の優しさはあまねくやわらか。 96：土筆（つくし） 「向上心」「意外」「驚き」「努力」 まっすぐ上を向いていて。歩みを止めず、一歩、一歩を確実に。それはきっと報われるだろう。貴方の突然の成長に、周りが驚く時もあるだろう。貴方は歩を止めず、成長する。いつしか皆が貴方についてくるだろう。貴方は導だ。上を向け。 【通過シナリオ】 ・『テレストリアル手稿』HO3 ・『僕はヨハネ』 ＜以下、『テレストリアル手稿』HO3、秘匿情報有り＞ ・「ジラソーレ」、”ひまわり”を名乗っているのは、幼少期にアルジェント司祭から向日葵の花を教えられたとき、「お前の笑顔のような花だな」と言ってもらえたことが嬉しくて、ずっとずっと心に残っていたから。 　だから、司祭さまが褒めてくれた己の笑顔と明るさをずっと誇っていけるように、その花の名前を名乗っている。 ・自身としてはまだまだだと思っているが、剣の実力は既に教会の中でもトップクラス。時に他の騎士たちをも圧する技量さえもみせる。 　力が強く、また身体も成長途中ながら恵まれたものであるため、大きく確実に剣を振るうことを得意とする。だが、ひとつひとつが大振りなだけ、という訳ではなく、大きな身体ながらもしなやかな身のこなしから、緩急がある剣技を披露する。 　威力もあるが、それゆえに何処か、剣舞にも近い流麗さを宿しており、煌めく白金の髪と真剣な黄金色の瞳に、思わず目にしたものの言葉を失わせることさえもある、だとか。 ・教会や孤児院、そしてアルジェント司祭さまたちのことは皆大事で、密やかに家族だとも思っている。 　だが、その中でもいちばん大事で、そしてまた人として尊敬しているのがアルジェント司祭さま。 　基本的に「アルジェント司祭さま」「司祭さま」と人前では呼ぶが、プライベートでは「アルさま」と呼び、とてもとても慕っている。 　本当は、…………「おとうさん」って呼びたい夢がある。でも、呼んだら迷惑じゃないかな、どうなんだろう、と些かの悩みがあって、今はなかなか呼べていない。 　でも、…………貴方に育てて貰ったから。僕はこんなにも立派になったんですよ。 ・そんな、教会や司祭さまのお役に立てるならば、努力を努力だとは思わない。 　もちろん、教会だけでなく、人のためになれるのならば、その為には何だって出来る。 【過去】 貴方は自身の出自を詳しく知らない。18年前、イタリアの町を襲った神話災害に貴方は巻き込まれた。その瓦礫の中で奇跡的に発見されたのが赤ん坊の貴方であったとアルジェント司祭から聞いている。とある町に突如として大規模な「門」ができその場にある建物や人が吸い込まれるという災害だった。その場にいた聖ジェロームに剣騎士団やバチカン集会の働きよって「門」は閉じられた。貴方はすくすくとアルジェント司祭の教会で他の孤児と共に育てられた。あなたと同世代の孤児はほとんどが記憶処理を受けて既に一般的な家庭に育てられているが貴方は残っている。 【他】 アルジェント司祭は貴方に教会で働くよう頼んでいる。その為貴方は、幼い頃から教会を出たことがない。外の世界を知らない。 【技能、補正等】 POW18固定　APP+1 貴方は剣の達人である為戦闘技能にサーベル＜50％＞初期値で習得可 ※固定ではない為、これに追加でポイントを割り振ってもかまわない 貴方は教会である程度語学の勉強をしている。 母国語はラテン語で習得可 イタリア語は公用語の為＜60％＞初期値で習得可 その他の言語として＜50％＞をすきな言語に割り振ってかまわない 【HO3】戦闘時 条件：戦闘時＜攻撃技能＞が成功した時、加えて＜40%＞で1ｄ100を振ってもらう。 ※組み合わせロールでも可 成功した場合ダメージ値にダメージボーナスがさらに追加される。 ＜以下、通過シナリオネタバレ有り＞ 【通過シナリオ】 ・『テレストリアル手稿』HO3：SAN値+4,目星+8,マーシャルアーツ+11,クトゥルフ神話技能+5 「黄金の血液」 自分のHP-1でHP1ｄ5回復 ＜習得呪文＞ 「治癒」 ・『僕はヨハネ』：SAN値-14,歴史+1 「銀の鍵」：ヨハネの世界線で唯一存在していたAF。黒ずんでおり、もう二度と使用することが出来ない。 『僕はヨハネ』事前調査 〈事前調査〉 ・一人称、二人称 　一人称：「僕」、公的な場だと「私」 　二人称：「君、貴方」 ・家族関係について 　両親がいない孤児、という名の、人ならざる、けども人の形をした存在。 　アルジェント司祭が父親代わり。聖ジェローム騎士団の面々が兄、シスターや修道女たちが姉、そして孤児院のこどもたちが弟・妹といったように、教会の面々が家族にも等しい存在。 ・癖について(口癖も含む) 　口癖は特になし。 　他者のことをできる限り手伝おうとする、人の役に立とうとする。当人にも自覚がない無意識的な癖。 　また、落ち着かないときは胸に掲げているロザリオをぎゅっと握ること。 ・好きな食べ物/嫌いな食べ物 　好き嫌いは特に無し。 　ただ、強いていうならば、甘い食べ物は好き。特にクッキーやチョコレート、キャンディなど。子供舌なのと、よく騎士団の面々やシスターの面々から貰ったり、孤児院のこどもたちと一緒に食べたりなど、暖かい思い出がたくさんあるから好き。あときっと、アルジェント司祭が淹れてくれたココアが一等好き。 　嫌い、というかあまり好まないのは苦い食べ物。実はまだブラックコーヒーがあまり飲めない。頑張れば飲める。 ・性格 　常に明るく快活で、まさしく光のような性格。にこやかで元気、また真面目で努力家。 　意識をして落ち着こうとはしており、騎士然とした態度をできるように意識してはいるが、だが、未だ年頃の少年らしさが顔を出すことが多く、騎士然とするつもりがいつの間にか少年の反応をしてしまっていることがそれなり。 　基本的には人の善性を信じ、自身もまた善性が強い性格をしているため、困っている人は基本的には放っておくことが出来ず、正義感が強い。 　人を疑うよりも信じることを良しとし、あまり疑うことは得意ではない。人のことをきちんと信じて、きちんと助けたい。つまるはお人よし。 　だが、人間が善性ばかりのものではないともわかっているため、全てを全て無条件で信じないよう気を付けている。 　同時に、些か箱入りであり、一般常識に些か疎い。また、善性を信じやすいため、少々騙されやすい性格でもある。 　当人として些か自覚が薄いが、自己犠牲的でもある。献身。誰かが傷つくよりも自身が傷つく方を選び、他者を守るためにも、常に一歩前へと出ることを、意識的にも無意識的にも行ってしまう。 　ゆえに、努力や頑張りが時折空回りし、その時はひとりでひっそり凹んでいる。 　 ・過去(決まっていれば) 　災害孤児であり、家族はおらず、幼少期にアルジェント司祭や聖ジェローム騎士団の面々に拾われた。 　教会で他の孤児たちや、また騎士団の面々と共に健やかに育ち、真っすぐで曇りがない性格へと成長。人よりも並外れた剣の才能や身体能力を持っており、それらを生かして騎士団の面々の手伝いをし、騎士見習いとして過ごしていた。とある事件(『テレストリアル手稿』のシナリオ後)以降、正式に騎士団の騎士として認められ、今では新米騎士として、立派な騎士になれるよう日々奮闘している。 ・信念(あれば) 　常に明るく、誰かの為に成ることが出来るように。 　また、騎士として高潔たれ、精錬たれ、誰かを守れる騎士で在れ。 　誰かを守れる己で在りたいと、常に思い続けて努力をしている。 ・台詞サンプル 「はじめまして！　僕、……じゃなかった、私はレフォラス。聖ジェローム騎士団に所属する、レフォラス・O・ジラソーレといいます。どうぞよろしくお願いしますね！」 「騎士、ではあるんですが、まだまだ成り立て、で。先輩たちや司祭さまみたいな立派な騎士に成れるよう、頑張ってる真っただ中です！」 「僕は騎士、ですから。守ることが本分です。だからどうか、僕に守らせてください。まだまだ未熟な僕ですけれど、……僕の力はきっと、そのためにある、んです」 「！　アルさま、先輩！　聞いて下さい、今日僕、剣術の成績がいちばんで師範から褒めて頂いたんです！」 「え、スイカの種って食べちゃうんとお腹から芽が出るんですか！？　は、はじめて聞きました……医学的に胃酸で種の表皮も溶けちゃうと思ったんですけど、そうじゃないんですね……！！？？　……あれ、え、違うんですか？　あれ？」 「あ、皆、勉強終わった？　僕の方もちょうど今鍛練終わったところだから、うん、いいよ、一緒に遊ぼっか！　鬼ごっこなら僕が鬼だね、じゃあ十秒数えるからその間に逃げてね？　いっぱい捕まえちゃうからな！」 「アルさまや先輩たちは勿論ですけれど、――――憧れる人たちがいるんです。本当にカッコよくて、強くて、多くの人を守れる、そんな人たちで。憧れで、目標なんです。僕も、そんな騎士に、いつか成りたい」

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