タグ： 異能警察は英雄じゃない

霞 アリサ(かすみ ありさ)/男性/年齢秘匿 誕生日/11月15日 誕生花/彼岸花(悲しき思い出/あきらめ/独立)・バラ(無邪気) イメージカラー/スノーホワイト#fafdff モチーフ/カスミソウ 着想元/『洞窟の比喩』 ↳洞窟の比喩(ひとつの解釈)……洞窟に囚われている囚人は壁に映っている影がそのものの全てだと思っていたが、それはほんの一部の側面でしかなく、実際は囚人たちが想像していたものとは全く違うものであった。もしそのものが囚人たちの今までの認識と大きく違い、落胆・失望させるものであったとしても、それはそのものの真実なのである。 image song 裏/ きゅうくらりん(いよわ)、失敗作少女(かいりきベア)、僕がモンスターになった日(れるりり) 〈表の性格〉 「ヒーローなんて、柄じゃないから皆に任せた」 「くれぐれも一人でどうにかしないように…相談できることはして、抱え込んじゃだめだからね」 「お礼言われることじゃないよ。好きなだけ甘えな、甘えられるうちにさ」 異能警察DAPの副チーフ(副班長)を務める男性。ドイツ:日本が 3:1のクォーターであり、後天性のアルビノである。そのためドイツの自分の家庭に居場所がなく、日本国籍をとって両親と縁を切る理由をつくるために日本警察になった。 ヘビースモーカーで生活習慣が乱れまくっている。甘いものが大好き。 チーフNPC「浅倉正義(あさくら せいぎ)」の右腕として優秀であり、どんなに切迫した状況であっても余裕を持って器用に立ち回ることができる。 いかなる時も飄々とした態度を崩さず自分の感情に呑まれない。 年齢や経歴、交友関係すらも一切秘匿している謎が多い人物だが、彼に聞いても「君はどう思う？」「そっか。じゃあそう思っていればいいよ。」という楽しそうな微笑みが返ってくるだけである。 DAPの仲間のことを守りたいと思っている。そのために自分は何があっても絶対に揺らがないと決めており、動揺・落胆・その他負の感情を決して周りに見せることがない。 異能は「雷公石火」。強力な異能を持つかわりに、拳銃が苦手らしい。「拳銃苦手なんだよね」というのが銃撃戦のときの口癖で、器用なわりに何故か才能がないのか命中率は5割ほどしかない。 首の包帯は睡眠時に首を絞める癖があり痕が消えないので常に巻いている。 言動に落ち着きがあり達観しているため、周りからはDAPの中でも年長の20代後半くらいだと思われている……らしい。 「……知らないままの方がいいことってある。裏側を見ない方が綺麗な作品ってある」 「綺麗な風景画が描かれたキャンバスの下がぐちゃぐちゃの人体絵だったり」 「ああ、知らなきゃよかった、って」 「それでも君は知りたいと思う？」 「なら、止めないよ」 ━━━━━━━━━━━━━━━ 〈裏の性格〉……チーフ「浅倉正義」以外には見せていない。 『分不相応だってことくらいわかってる。だから事件が全部終わるまで、絶対に嘘を突き通す』 『わっ！えへへ、びっくりした？今帰りなの〜？』 『ねえねえ褒めて〜、俺頑張ったよ！……ふふ、君に撫でられるのだーいすき』 『今日ね、クイナと初めて喋った！すっごく優しいし歳近いし、いつかもしかしたら友達なれるかな…！？』 『レキとレンリに一回思いっきりぎゅってした〜い！今は叶わないからセイが代わりに甘やかしてね！』 『………へいき……、……休憩、いらない……ちょっとふらついただけ、…………あれ、………』 『あはは、熱あるくらいよくあることだから……、少し休んだし動けるよ、ありがと、セイ』 年齢/21歳(今年22歳) 寂しがり屋で甘えたな、年齢よりも幼いところがある青年。喜怒哀楽が豊かで優柔不断、臆病な性格。泣き虫。 現場に向かう外仕事ができなくてもなんとか警察をクビにならないように！と必死で推理・分析・助言を重ねていた結果、いくつもの難事件を解決してしまい気づいたら今の立場を任されていた。 外見がとても外国人のうえにアルビノ、ドイツの名門大学を飛び級してきて若くして巡査部長の地位についた、ということが嫉妬を呼び捜査二課では壮絶な嫌がらせを受けていたが、そんな中でも組織を回すための打開策が「その場に応じた自分を作り演じること」だった。 以降の捜査二課では非常に冷徹で立場に物を言わせる実力主義の人間として振舞っていたため、今でも当時の部下からは怖がられている。もちろん素ではない。そうしないと組織がうまく回らないからやっている。 DAPの仲間の心身を守るためには素の自分を封印して「みんなが頼れる副チーフ」として振る舞うしかないと決意しており、チーフである「浅倉正義」以外の面々の前では素を全く見せない。 実は本人は小さい頃から雷の光と音がとても苦手で、よりによってなんでこの異能が適合してしまったんだとため息をついている。雷の音がするとわかりやすくびっくー！！とするが、隠したり話題を変えたりするのが上手いのでチーフ以外にはまだばれていない。 体がとても弱い。虚弱体質で免疫力も体力もなく、またアルビノ弱視で拳銃の軌道が見えない。 (本当はCON4、5程度しかないが精神力でCON9程度の動きができるようにしている。) どれも露呈すれば班員を不安にさせると思っているため、作った自分で全てを包み隠している。 一度演技のスイッチを入れてしまえば家に帰り着くまでは素に戻らず、演技をしている間は痛覚、疲労を一定まで遮断することができる。そのせいでDAPに入ってからは帰宅と同時に気を失ったり、休日の度に熱を出して寝込んだりするような生活をしていた。 チーフだけは全てを知っているため、「そんなことしなくていい」 「肩の力を抜け」 「周りに甘えろ」 と言われているが、チーフの身に何かあった時に代わりになれる人間でいなければいけないと思っているので、とてもではないが副チーフには向いていないような素の性格を皆に見せることはできないと思っている。 人との距離感が近く、すぐに抱きついたり飛びついたり撫でて貰いたがったりする、懐ききったポメラニアンのような子。 「みてみて」「ねえねえ」など、言葉を2回繰り返したり、文節に「ね」をよくつけるなど喋り方が少し子供っぽい。意識して相当〜〜〜にがんばって表の喋り方にしている。 『……あのね。DAP以外どこにもないんだ。ここにいていいよって、言って貰える場所』 『皆には皆の居場所がある。大事な人がいる。……でもね、俺にはなんにもない』 『セイの隣は俺がこれからもいていい場所じゃない。彼は捜査一課の人間で、彼にも彼の戻る場所があるから』 『捜査二課……は、戻る意味もうよくわかんないな……。なんのためにああまでして椅子を貰ってたんだっけ……？』 『母さんと父さんは、俺が居なくなってから喧嘩してないみたいだし。帰ったらかわいそう』 『……兄さんは空港まで引き止めにきてくれたけど、俺酷いこと言っちゃったし会えないなぁ』 『……』 『……、……あ、れ？』 『………………これから、どこに帰れば いいの……？』 ◇後遺症:揺るがぬ正義◇ ‐ＨＯ１＆ＨＯ３のみ‐ 浅倉正義が命を落とした場合にかかる後遺症。探索者は、人の命が失われる系統のＳＡＮ値チェックを受ける場合、過去のトラウマを思い返し自動失敗となる。 自分にとっての「正義」とは、手が届く範囲の大切なものを守ること。 アリサにとってそれはDAP。 守れなかった。

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