タグ： おりべ こはる

心理学専攻の大学三年生。一人っ子で年の近い親戚もいない。 出産予定日が3月だったため名前に春が付くがまだ寒い2月に生まれた。 母親は専業主婦だったが、心春が高校生になるころパートをはじめた。お金のためというよりは社会とのつながりを持つためらしい。 父親は中企業の重役。心春は生まれてこの方お金に困った記憶はない。 毎日公園で走り回る元気な少女であったが、小学三年生の秋に鉄棒から落ち、大怪我をして入院。入院時に気のせいだと無視していた胸の痛みが心臓の病気だと発覚し、治療が始まる。今も定期的に検査入院をしているが、日常生活に支障が出るような大きな障害は薬を変えてから数年ない。 病気の影響で運動は制限されてしまったが、それをきっかけに病室でできる娯楽を一通りおこなった。そこで彼女は絵の楽しさに気づき今も趣味として続けている。 入退院を繰り返しているため友人はあまり多くないが、病弱な割に両親からの制限は緩く、人並みに放課後寄り道したり、休日友人と出かけたりした経験はある。 普段の生活では楽観的な発言が多く明るい表情をしているため、数少ない友人からはポジティブな女の子という印象を持たれているが、彼女の描く絵は暗い印象のものが多い。 中学二年生の彼女が検査入院をしていた時に出会った自称画家の男性と意気投合し、絵を教わっている。彼の絵の実力は本物だが本職は画家ではないと思っている。彼の前では友人の前で見せる表情とは違う表情を見せる。 ロングだった髪を最近バッサリ切って眼鏡も新調した。

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