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「ぼ、ぼくは……何もできない、ただの高校生だよ……」 HO1ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 　　平凡な高校生 ミスカトニック大学附属HPL学園1年 3組所属 陸上部所属　図書委員会所属 名前負けの高校1年生。いつもおどおどしていて根が弱く、人の顔色を窺って日々を暮らしている。 人とのコミュニケーションが上手くいかないことを強く悩んでいる。そんな自分を変えたいと思う気持ちと どうせ自分だけ頑張っても空回りだという気持ちがいつもせめぎあい、結局何もできない。悩める思春期男児である。 趣味は家でPCゲームを嗜むこと。周囲に比べ特別上手というわけではないが、独りでやり込む時間を楽しんでいる。 PCゲームをするための良いPCがなかったが、HARD BOF（ハードボフ）に存在する「故障ジャンク品と見せかけて普通に稼働する部品」を地道に買い集めたり繋ぎ合わせたりして。独学で作成した。自らひたむきに努力できる根気がある。 また、密かに仮面ライダーが好き。ライダーの格好良さも好きだし、彼らが力を得ることを通じ様々な成長模様を見せるドラマも好き。昔からよく見ており、憧れすぎて二輪の免許も取った。親には「将来こういう仕事につきたい」と適当な嘘をついて。 陸上部に所属したのは「チームプレイではなく個人の努力で結果が出る」ことと「ひとりでも続けられる根気」を自覚していたためであるが、 それでも部活内の人の輪が苦手なため最近はあまり顔を出していない。 ■豊栖蒼汰 彼とは中学校からの付き合い。きっかけは当時流行っていたクトゥルフモンスター(作：株式会社クトゥル・フリーク）にて 蒼汰が困っていた箇所の攻略方法、育てるべきポケ……クトゥモンを昇太郎が教えたことにある。 それ以来二人はゲームを通して会話するようになり、次第にゲーム以外のことも知り合うようになって現在に至る。 逆に蒼汰からは陸上競技での体の動かし方ややった方がいいトレーニング、食べた方がいいものなどを教えてもらった。 更に彼は見た目にそぐわず文系科目が得意なため、互いに勉強では足りない箇所を補い合っている。 蒼汰と昇太郎はどう見ても交わらない陰キャと陽キャの二人である。 だが蒼汰は昇太郎が話せばいいやつであることを見抜き、気さくに話しかけてくれるのだ。 昇太郎も彼との会話は心地よく、素で話すことが出来ている。 ■HO2（名前くらい教えてくれ） 昇太郎はあまり覚えていないが、昔「主従関係」を結んだことがあるらしい。何ですかそれは。 その契約を基として、よくHO2は昇太郎に絡んでくるのだ。昇太郎のことを「契約者」と呼び、学校でも、当然私生活でも。 毎日HO2は昇太郎を起こしに来るのだが、侵入方法は昇太郎の部屋の窓から入ってくるというもの。（親公認） 朝に男子高校生のあれやこれや状態を見られたりして悲鳴を上げるのは日常茶飯事。やめてといっても相手は反省の色なし。 たまに辟易することはあるが、それでも長い付き合い。他の人間よりはずっと気楽に話せる相手である。 昇太郎は自覚していなくても、蒼汰のように掛け替えのない友人……なのかも？ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 以下メモ 基本的にネガティブで人との関わりを避けているが、蒼汰やHO2のように普通以上に話せる友人もいる。 彼の本質は「できない言い訳を作ってやろうとしない」だけ。 一歩踏み出すことが出来るかが彼の成長の鍵である。 芸術《ラッキースケベ》 普通に男だから欲しかった　HO2があんな感じだしHO1は陰キャだしラノベ展開ってシナリオだし外すわけにいかなかった。 芸術《エバポレーション》 Evaporation：蒸発、気化 空気のように消えてしまいたいという彼の想いが、黙り込みそそくさと人の視線から外れることで自らを「空気」と化す技を生み出した。 当然だけど人間が消失するわけじゃないので普通に見つかるし動きが気持ち悪い。こんなんは気持ちの問題。

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