タグ： きり 桐崎

■特徴：1-4：お洒落・APP+1、6-9：鋼の筋力・ダメボ1D4→1D6 ■職業：清掃員（暗殺者）/サイレン清掃会社　HO2「傷物」 【職業技能】（技能ポイント→DEX*10+EDU*10（210+100＝310）：素早く美しく清掃するために所作を磨いてまいりました！） ・芸術（清掃：初期値50）、回避、日本刀（+50）：どんな汚れもたちどころに綺麗にするための技能 ・目星、隠れる：周辺状況の把握、逃走用 ・心理学、言いくるめ：対象の情報を聞き出したり、侵入時誤魔化したり。心理戦に使用 ・コンピュータ：報告書を書くよ！　あと侵入するときにセキュリティ突破に使ったりもする ■パーソナル 伊奈波は母方の姓。元は浅間（せんげん）。施設に引き取られる際に変更した。 口も悪ければ態度も悪いガサツな女。 だがキティちゃんが好きというファンシーさを併せ持つ。 基本、いつもだるそう。 ■背景「私は二度奪われた」 一度目は幼い頃。 父は町工場を経営していた。規模は小さいが技術はありそれなりに繁盛していたように思う。 だが取引先の上大財閥の系列会社から無理難題を押し付けられ、挙句納品した部品を使った機械の故障の責任を全部負わされた。 それから父も母も大変そうだった。毎日頭を下げ、家にもたくさんマスコミがやってきては罵倒する。 自宅にゴミを投げ込まれることもあった。 酷く疲れた顔をした両親が「ごめんね」と泣きながら言っていたのを覚えている。 ふと気が付くと、ぶらんぶらんと揺れる四本の脚が見えた。 隣をみれば姉が血の泡を吹いて倒れている。 一家心中で生き残ってしまったらしい、ということはもう少し大きくなってから理解したのだ。 二度目は中学の頃。 世間の好機の目から隠されるように私は田舎の小さな施設に引き取られた。 裕福ではないが、職員の皆は優しく、子供たちも仲が良かった。 施設を含めた土地に上大財閥系列企業の工場が建設されるという話が持ち上がる。 だが移転しようにも資金も、新しい土地の宛てもない。 ここを追い出されたら子供たちを養っていくことができないと、施設の園長は断ったが……。 ひょっとしたら脅しのつもりだったのかもしれない。 夜、バイトから帰宅した私が見たのは燃え盛る施設だった。 消灯時間も過ぎていたこともあり、逃げ遅れた子供を助けに行こうと戻った職員も炎にまかれ亡くなった。 またしても私は一人生き残ったのだ。 ■思い出の品「キティ」 小さい頃に両親に買ってもらったキティちゃんのぬいぐるみが宝物だった。 施設の園長も「キティちゃんが好きなのね」って誕生日にキティちゃんのキーホルダーをくれた。 二つとも宝物だった。 だがぬいぐるみは火災で燃えてしまう。 手元に残ったのはキーホルダーだけ。 キーホルダーは今も愛用中。

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