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落ち着いた女性。 愛想がいい方という訳ではないが人を助けたいという意思から看護師を目指したので対人面では患者、医者問わず真摯に接する。 平野は大切な友人であり、出産も無事に終えることを願っている。 芲田や桂馬院長、烏橋院長も訳ありなのかと気にかけている。芲田は同じチームメンバーなので困っているのであれば助けたいと考えている。 チームメンバーのことがわりと好き。 A端末を使って飯の画像や雑談などを投げかけることも多い。 アスクレピオスも学習の邪魔にならないように基本は好きにさせている。 「トオルです。ヤマモトトオル。変な漢字ですよね」 「忙しくても体調管理はしっかりしてくださいね」 「私が手伝うと言っているんですよ。絶対に助けてください」 2024.1.14　紡命論とシンギュラリティー【ENDB 全生還】 とにかく大変な一日でした。 患者やみんなが無事だったので良しとしましょう。 なんて言える訳ないよね。院長たちをみんなで締め上げようね。回らないお寿司でも奢ってもらおうよ。 恐らく人生で一番忙しかった日。 聞いたことのない病名や緊急事態に相当慌てていた。けれど患者の命を最優先に、自分のできる限りをした。 ままならない事態なんていつもの事なのだ。この日さえ日常の延長線上に過ぎない。 ウイルスや技術は進化し続ける。ならば自分もその進化に追いつけばいい。 「先生たちのおかげで患者を救うことができました。ありがとうみんな」 「常ちゃんと月ちゃんの様子がおかしいんだよな～」 「やぁ弟くん。今日は何か良いことあったかな」 恐らく人命救助ジャンキー。 目の前の患者を助けるということはその周囲の人の救いになるとも考えている。 幼い頃に母が餅を喉に詰まらせて死にかけた事があった。119番通報をして指示を出され助けられたことが強く印象に残っていた。 最終的に父が掃除機で餅を吸い出し目覚めた母が汚いだろうがと父を殴り事件は収束した。 山本在児は看護師として生きることに誇りを持っている。

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