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被加虐性妄執異常症 HO被害者/PC2 『共通HO』 あなたたちは高校3年生であり同じクラスに所属するクラスメイトだ。 相手といつ出会ったかや、細かい関係性などは自由に設定して構わないが話し合って決めること。 また、あなたたちは被害者、加害者の関係にある。 HO『被害者』 あなたはHO『加害者』にいじめられている。 それは酷いものであり、暴力や金銭の巻き上げ、異物を食べさせられるなどのことは日常茶飯事だ。 殺される以外のことはされていると考えていい。 先生もクラスメイトもあなたを助けてはくれない。またはあなたのいじめに手をかしている。 あなたはそれでも登校をやめない。毎日、自分をいじめる相手がいる教室へと通っているのだ。 ────── いじめられている少女。いつも気弱そうに涙を浮かべている。 言葉遣いが歳の割に辿々しく、痴呆のような印象を与える。 また、致命的にどんくさく頻繁に転んだりするし、とにかく要領が悪い。 何をしても誰かの邪魔にされたり、 謝るときでさえも他人のせいにするので いじめられてもおかしくないと思われている。 「芹藤 なずな、……えと、なずちゃん、です、ぅ」 「みんな、みいんななずちゃんのせいに、するの！」 「なずちゃんはただ、おはなにおみずをっ、」(転んで床に水をぶちまけた) 「いた、いたいよう、いたい…」 「…………………」 【特徴表2-8 芸術的才能】 稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の〈芸術〉1つに[INT×3]%を加える。プレイヤーは音楽、著述などの専門分野を指定すること。 以下秘匿含む ──────────────────────────── ✤本質 なずながどんくさいのは事実だが、実は本人はかなり過剰に悲劇のヒロインぶっている。 何故かというと周囲が(いじめという至極最低最悪な形であっても)構ってくれるからである。 常に周囲を注意深く観察しており、誰かしらの欠点を引っ張り上げて自分のものにしようとしている。 並大抵のことに驚かない。が、過剰で思わせぶりな演技により周囲には気弱に思われている。やりすぎなくらい。 自分大好きな悪意の塊であるが、少なくとも顔と表層意識でそうは思われていないのが難点というか、奇跡的。 ……………尚全て無自覚で行われている事なのがまた、たちが悪いところ！ 本人は『いじめられて悲しい。どうしてこんなことするの、ともだちだったのに』と思っている。？ 別に死にたいわけじゃないので、いじめられることは本当に嫌な事。 ──── ──樒にいじめられることによって、 なずなの理想は叶えられてしまっている。 本人は「なんでいじめるの」と強く悲しんでいる。 が、樒はなずなにとって家族よりも地位よりも大事。 わたし だって、あなたは""自分自身""だから！ ✤家族 内縁の母(なずなと血の繋がりはない) 父、兄(二人はなずなに性的虐待を加えている) 母は夜の仕事なのでいないことのほうが多い。 亭主関白的な家であり、父と兄はなずなの性的な教育を洗脳レベルで行っている。 下着に始まる、身につけるものや所持品すべてを父と兄が管理。 でもなずなはこれを異常だと思っていない。 学校でいじめられていることも言っていない。 だって言ったところで何もしてくれないためである。 なずなが唯一信じていると言えるのは栫井樒、たった一人だ。 ✤ わたしは樒くんのことをあいしているけれど、 わたしがあなたの一部なら、わたしはわたしを愛していることになるのかな。 それなら、辻褄が合うかな。 わたしを蔑めば蔑むほど、自分自身を蔑むことになるの。 そんなかわいそうなひとたちのこと、だいすき。 だって、わたしが一番だって、その身で、その声で、その所作で教えてくれてるみたいだから。 「なずちゃんはね、わたしのことを見下すひとのことがすきだなぁ」 「なずちゃんを通して自分の自尊心を保とうとする」 「あははっ、なんてかわいそう……！」

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