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フゥ・フーリィ 一人称：ワタシ 二人称：アナタ 虎（＝フー）の威を借る狐（＝フーリー） ⭐︎C国について 多民族国家。さまざまな民族が身を寄せ合って出来た国だが、民族間の争いが絶えなかったことから、とある一族を現人神に据え（日本で言う天皇家みたいなもの）、表向きは宗教によって（裏には少数民族への武力による圧政があったが）統一を果たした国。 そういった経緯があり、他文化を吸収することに抵抗がないお国柄。 C国の参謀総長。 非常に器用で悪知恵が働く男。 特に人を使うこと、人の嫌なことをすることにおいて天才的な才能を発揮し、参謀総長にまで登りつめた。 その裏にはさまざまな工作や上層部への媚び売り、告発などが行われていたが、根本には現人神への忠誠と愛国心がある。 逆に言うと、自国が良ければ全て良し！の精神であり、A国B国を疎ましく思っていた。つまりこの2国に嫌がらせをしたかったのである！また、D国の技術に目をつけ、スパイを放ったのも嫌がらせである！ 現人神一族を唯一神だと捉えているので、他宗教には厳しい。見つけ次第弾圧する。 フーリィが参謀総長になってからというもの、政治的な外交等々で良い成果をあげてはいるものの、その裏には必ず死者が出ており、「必要最低限の犠牲によって最大の成果を得る」を掲げる彼の仕業だと周りが勘づいている。つまるところ、目的のためならば手段を選ばない男である。 ただ、現に国民としてはフーリィが参謀総長となってからと言うもの、国は他国の支援を得られ、発展し、その恩恵をあやかっている身であるために支持は高い。 基本的に表舞台にはあまり顔を出さず、他人の手を介して何かをすることが多かった。自分の手を直接汚さず、また、飄々としており、言葉に重みがない男ではあるが、現人神への忠誠心は本物であった。今回「C国の、この戦争における実質的な戦犯は自分である」と、現人神一族が国の象徴として罪を被ることがないようにと、自ら投降した。現人神一族を人質にとられているようなものだが、何せ生き汚い男でもあるため、何かにつけて死刑から終身刑ぐらいにならないかなと画策していたりもする。 ちなみにフーリィは多民族国家の中でも少数民族の出。現人神の気まぐれによって保護下に入れられ、事なきを得た。その際、現人神の忠臣としての位置付けを与えられた為に、他の民族よりも忠誠心が高い。 また、彼の独特の言葉訛りも少数民族特有のイントネーションであるが、実は既に矯正済みであり、標準語をなんなく使うことができる、それを敢えてしていないのは、「現人神の保護下にいる一族」としての自分を誇示するため。 なお、現人神一族の名を口にすることは禁句とされており（神の名であるため）基本的に「あの御方」と呼ぶ。 「ワタシはフー・フーリィ。ワタシの顔を知らないのも無理ないネ。だって表舞台には顔出さなかったし」 「ワタシ言葉ワカラナイヨ」 「ふぅん、捕まっちゃったのはしょうがないネ！前まで殺しあったり戦争しあったりしてたケド、同じ檻の中同士、仲良くしようヨ！」

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