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白い光の恐怖症　4か月 基本るるぶ6版の医師準拠技能＋個人的技能１つをコンピュータ 趣味は実益を兼ねたお裁縫、と読書。 大人しめな性格の高校二年。夢見がちな面もある。 両親共に医師。 ただし両親はその職業故の忙しさから小さいころ(幼稚園～小学校)余り親にかまってもらえなかった記憶を持つ。 ただそれでもくじけたり、非行に走らないで居られたのは幼馴染の苺ちゃんが居たからであった。 中学生に入るタイミングでその苺ちゃんとは学校が分かれてしまうことになるが、友人との思い出を糧に頑張ることを決める。 親と同じ医師の道を志すきっかけは、親への憧れもあったが、なにより幼馴染の苺の影響が大きい。 苺はよく喧嘩や外へ出かけては生傷をこさえるような幼馴染であったから、そんな彼女の傷を治せるようにと 絆創膏を貼ってあげたり、ガーゼを貼ったりしていたことが一番のきっかけ。 中学～高校の頃は真面目な優等生。少しばかり臆病な面もあったりはしたが、よく笑顔を見せる真面目な子であった。 それが変わったのは高校1年の冬、両親が同時に交通事故にあい死んでしまったという連絡を受けてからだった。 暫くは葬式に、身元引受人探しに、なにかの宗教の勧誘…ほんとに忙しいばかりで、両親のことを想う暇も無かった。 結局身元引受人は現れず、なんだかんだあって親の残した家に一人きり。 両親の居なくなったこの家は、一人でいる時、ふとした時に台所に立っていた母親の姿や父がクローゼットにかけていた白衣が目に留まる。 そうしたものを見ると、どうしようもない寂しさが茜を襲う。 だから、そんな寂しさに耐え切れずに非行染みた深夜俳諧を繰り返していたある日、苺と再会する。 苺は最初暗い夜道であること、茜の背丈が大分伸びていたことから茜が茜であることに気づかず1人夜道を女が歩くなんてあぶねぇぞと声をかけた 茜はそれにうるさいわね、貴方だって小さな子供じゃない、と声を返す。 ただ、そう言ってよく相手を見た時に苺の昔と変わらない姿(髪は金色に染まっていたが…)、それに苺の声を思い出す。 苺はまだ気づいていないようで小さな子ども扱いされたことに声を荒らげるが、茜は苺に気づいて固まってしまっていた。 もはや苺のいらただしげな声も耳には入らない。 そんな茜の様子に苺も訝しげに茜を見て、ようやく幼馴染の面影に気づくだろう…。 「い、いっちゃん…？」「茜っ！？」 そうして再会した二人は改めて、互いのことを話し合って…、 茜から見たらよくわからないうちに苺と一緒に住むことになった。 ただ、幼いころからの幼馴染が一緒に居てくれることは茜の心の支えとしては十分なものだったし…、 少なからず苺の活発な部分や人を放っておけないと行動する部分に憧れもあったから、茜としては酷く助かることだった。 今では、両親の居なくなったこの家の中も少しばかし騒がしい同居人のおかげであまり寂しさを感じない。 そんな高校二年生。 藤（フジ）の花言葉は「優しさ」「歓迎」「決して離れない」「恋に酔う」 茜(アカネ)の花言葉は「私を思って」「媚び」

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