タグ： 正偽のイデア 転生後

霜月 琉璃（元：皇 傑琉） 生前の家庭環境がSSRの反動か、今世の家庭はクズな父親に精神を病んだ母という劣悪な環境だった。 母は良家の娘だったが頭が悪く質の悪い男（父）に引っ掛かり結婚。 駆け落ち同然の結婚だったため家に頼るに頼れず日常的に暴言暴力を受けながらいっちょ前に世間体だけは気にする父の命令でどうにか殺されずに世話をしてもらえていた。 当然そんな環境でまともな精神が育つはずもなく、小学校でも暗く、常に人にビクつきおどおどしている子供になる。顔だけはよかったため、優しくしてくれる男子もいたが、クラスのリーダー的女子に嫉妬され結局いじめの対象に。 高学年の時酔った父親に襲われそうになり、拒んだ際に殴られ気絶。 琉璃という少女の精神が限界だったのか、はたまた殴られた衝撃なのか「皇傑琉」としての記憶を思い出した。 完全に記憶を思い出し、人格が琉璃から傑琉になった最初の一言目が「潰す」。 あのクズが今世の僕の父親だろうが関係ない。徹底的にやってやる。 プライドと自己肯定感がオリハルコンな傑琉は強かった。そりゃもうメンタルが強かった。 「この”僕”を敵に回したんだ。分かっているだろうね？」 劣悪環境を打破すべく、そして父親を社会的に抹殺すべく、学校と市の図書館に入り浸り、法律関連の資料を読み漁る。ここはそもそも自分が知る世界と同一なのか。過去か、未来か、はたまた似て非なる世界なのか。とにかくこの世界の法を頭に叩きつけ、（記憶にあるのと大差なかった）母親の携帯をくすねて証拠を入手。元天才は伊達ではなく、1年たたずに父親を牢屋へぶち込んだ。 （ついでにいじめてきていた女子たちには傑琉になった翌日顔面偏差値の差を見せつけ、鼻で笑い、煽ったところで近くの教員に目撃させるというトリプルコンボで泣かせた。大人げないって？手も出してないしむしろ矯正するいいきっかけを作ってあげただけだよ） 成人するまでの生活のため警察伝手に母親の実家である霜月家へ連絡。生前の皇家に比べれば天と地との差があるが裕福な家庭であったことには変わらず、母親と共に回収してもらった。 母はそのまま精神病院へ、傑琉は叔母家族に預けられたが居心地は正直いいものではない。 高校を卒業。大学へ進学と共に一人暮らしとなりようやく息がつけるようになる。 知識や物事の考え方など頭脳の方面では皇傑琉の記憶があるためさほど不便を感じなかったが、逆にはっきりしていたからこそ身体的な変化へ慣れるまでに時間がかかった。 頭ではわかっているのに身体が動かない。イメージ通りの動きができないというのはかなりストレスを感じているが、喚いたところでどうしようもないため、体力作りもかねて再び中学で竹刀を握る。 身体の作りも基礎能力も変わったこの世界で、何の皮肉か竹刀をを握っている時だかげ唯一皇傑琉の時の感覚を思い出せる。 とはいえ、効果的なトレーニングなどの知識は頭に入っているため、スペックは以前に比べてやや劣るが、一般のなかでは高い方。 意識は完全に皇傑琉だが、普段は一般女性として振舞っているため一人称は「私」。素になると僕になる。 右肩の近くの背中に根性焼きの跡が残っている。（“琉璃”だったころに機嫌の悪かった父親にやられた） また、法学部へ進学する際に掛かった費用で足りない分は霜月家と交渉し利息なし借金という形で借りたため現在返済中。 胸は小さい。 家は借金のこともあるため支出を抑えるべく安いアパートを借りているが基本寝に帰るだけ。防犯カメラや鍵は個別でつけているため、一応セキュリティにはできる範囲で気をつけている。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ