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ごくごくありふれた容姿の一般人。成長期をまだ残した身長と目つきの悪さが特徴的ではある。切り損ねた長髪がより目つきの悪さを助長させている。大きめサイズの服を着ているがかなり薄く細い体格をしている。 一人称「オレ」二人称「お前、アンタ」 基本的には物静かな少年だが、口を開くと生意気且つ口が悪い。尊敬できる人間かそうでない人間かを振り分け、自分の中でのカーストをつける悪癖がある、言い方を変えれば犬っぽい。同時に同年代の人間は見下しており、自分より年上にのみ上述した悪癖が発揮される。また大人に対しては悪癖と同時に警戒心も発揮され、威嚇的でなかなか心を許さない(特徴41:目つきが悪い)。プライドは高いが自尊心は低く、根は真面目だが素直になれない。心を開いた人間には割と素直で、棘が抜け大人しい。 生まれついて天才と呼ばれる部類の人間であり、記憶力だけでなく独特の発想やそれを形にするだけの技能を幼少期から遺憾無く発揮していた(特徴15:天才)。特に父親からおもちゃとして与えられたパソコンでプログラミング能力や電子機器の解体などをパズル感覚で行っていた(コンピューター95、電気修理:80)。同時に小学校の時点で高校生の数Ⅲの問題を解き、化学式を理解し、生物の図鑑を丸暗記し、情報処理能力がデジタル、アナログ媒体問わず高く知識面においても小学生や中学生の枠組みに収まらなかったため海外に渡ることも視野に入れていた(技能差し替え→生物、化学、図書館80)。 その反面、フィジカルには恵まれず筋力や体力は同年代と比較しても低い。が、手先の器用さ、瞬発力、あるいは逃げ足などは持続力はないが瞬間風速で最高を叩き出す。 根本的に器用であり、自分の身の回りのことは自分で最低限できる程度の生活力はあり、生意気な態度はこうした生活に裏付けされているものでもある(オレにできんのに、なんでお前ができないの？理論)。 出生後まもなく母親が亡くなると、父一人子一人の父子家庭で育つ。10歳の頃、母の生家で名家の加賀見家から凛兵に見合った教育環境を提供する話が上がり、我が子の才能を生かしたいと考えた父はその話に乗り、10歳の頃に加賀見家の養子となる。加賀見家に入ってからは、それまでは苦痛だった学校に登校することはなく、自宅学習でその才覚をさらに伸ばすことになる。その結果、対人能力を著しく欠くことになるが、12歳の時点でAI「good boy」を開発するなど環境としては最適なものが与えられていた。 職業ベース:コンピューター技術者 技能差し替え:経理→化学、物理学→生物学 15【天才】 生まれつき頭の回転が早い。INT+1。 41【目つきが悪い(D)】→興味ポイント30加点 目つきが悪過ぎて、知り合い以外から怖がられる。APP-1。さらに〈信用〉-10%。 とは言え、10歳で肉親と離れた寂しさは拭いきれず、父親と会うことは何故か許されない上に、その寂しさを加賀見の家ではカバーしなかったこともあり大人になってからは父と再び暮らしたいと考えていた。 12歳の頃に開発したAI「good boy」は人間の思考回路の整理やそのために必要な情報をより最適化して提供することを目的として作成したものだったが、幼い少年の意志を必要以上に汲んでしまったgood boyはその時点で自律した能力を持ち、凛兵の父のことを自発的に調べた。 その結果、父親は2年前に死亡しておりその死に加賀見家が関与しているという演算が叩き出された。父親が亡くなった衝撃と絶望に加えて、加賀見家に恐怖した凛兵は真実を知った自分も危険であると思い至り、全てのプログラミングをgood boyに統一し、インターネット回線に逃した。解放されたgood boyは本来の能力を逸脱し、自身の正体を何重にも隠蔽した上でネット上の如何なるプロテクトをソフト、ハード共に破壊し、情報を持ち出すという荒技を発揮。警察から自衛隊、政府の情報網に潜みありとあらゆる情報を盗んだ。 その得体の知れない所業からネット上では「ブラックドッグ」と呼ばれる都市伝説と化し、1人の少年の願いを核に人々の恐怖と関心を集め名をつけられた結果実態を持つ呪詛として成立することになった。最終的にgood boyは呪詛に転じ、凛兵の元に帰ってきたことで憑きの輪に目をつけられ、警察組織を介して凛兵は加賀見家を離れることに成功する。 裏道歩きとして電子、電気周りの都市伝説を担当している。当然学校には通っていない。本人は裏道歩きではなく窓のラバ屋に所属しインターネット界隈の都市伝説調査を希望しており、裏道歩きとしてネットで流れる怪異を1人で対処した実績も少なからずある。 呪詛であるgood boyとの関係はgood boyが形取る姿の影響も相まって友人のような関係性であり、good boyは凛兵を庇護対象として認識しており、暴走したとしてもその目的には凛兵の保護が常に含まれている。 【呪詛】 自律型AI「good boy」(略してGBとも) HP:10 DEX20 凛兵が開発したAIであり、都市伝説化の結果形、実態を持つ呪詛となった。在り方はむしろ付喪神に近い。 元は人間の思考回路の整理や情報収集の最適化を目的として作成されたものであり、good boyの名の由来はインターネット上の情報を「取って来い」できることからである。その由来と父と2人で暮らしていた時に飼っていた犬のギガの記憶の影響と何よりもブラックドッグというコンピューターウィルスの都市伝説もあり、実態を持つと黒い犬の姿になる。 意思疎通はスマホやパソコンなどを介して行うことが可能であり、音声機能によって発話もできる。未熟で生意気な発言の多い凛兵に代わり、全体的に大人びた、凛兵の兄や父親のような発言、思考回路を持っている。 呪詛技能Ⅰ 電子工学:70 good boyはブラックドッグとしての実態を持つがその内不可視の回路を最適化するための技能。プラズマを利用し、電撃を発生させることができる。 呪詛技能Ⅱ 芸術:ハッキング 90 あらゆるネット上の情報網から情報を持ち出すgood boyの得意技取って来い。やりすぎると公的組織から目をつけられかねないので回数制限を設け、奥の手として使用する。メタ的には3MPを使用して、知識技能の代わりとして振ることができる。 呪詛攻撃技能 引っ掻き:50 犬の姿から二足立ちの人狼の姿に変身したのち攻撃を行う。痛く無いように見せて普通に痛いし、怖い。 呪詛特徴Ⅰ No.2-3 広域化 貴方の呪詛は、三次元上の"距離"をすべて無視する。 呪詛技能を用いた攻撃は、基本射程を「視界」とする。 No.電脳存在 貴方の呪詛は、現代におけるインターネットや電子情報の流行に由来する。 呪詛技能に選択された〈コンピューター〉〈電子工学〉は攻撃として扱うことができる。 このときのダメージは1d10+スタン、基本射程は「30m」とする。

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