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名前：浅見野 伍葵(あざみの いつき) 男性/22歳 誕生日：6月19日 好き：甘いもの・小動物・紫 苦手：苦いもの・(罵声) ――――――― 職業:専門学生(ショコラティエ専攻) ――――――― 素直になれない成人男性。 性格自体は裏表ないタイプ故に物事ははっきり申すほうではあるのだが、 自分の本心や感情についてになると途端に伝えることがうまく出来ず、伝え方が下手くそか誤魔化してしまう癖がある。 性格は前述の通り裏表がなく、生真面目でどちらかといえばお堅い人物になる。 小学から高校まで師範の父親によって空手を叩き込まれており、今の性格は半分近くはその厳格だった父の影響とも言える。 しかし本質は、打ち解けた人物には少々甘いし、甘いお菓子が好きだし、小動物を前にするとドキドキして若干震えてる手でそっと撫でるような奴だし、子供心が残った可愛いやつではある。 だがやはりどうしても口下手が勝ってしまっていた。 小学生の頃から現在進行形で、堅い雰囲気に加えて口下手なこと、さらに高校まではやってた空手で「ちょっと怖い…」というイメージが一人歩きしがちだったため、友人はそんなに多くはなかった。 さらに友達になろうと寄ってくれた子にも口下手が勝ってうまく伝わらなかったり、はっきり物申しすぎてしまったりで離れていってしまう子も少なくはなかった。 幸いというか、当の本人は友人が少ないことは然程気にしてはおらず慣れていた。 そんな人生だった中、自分に猛アタックしてきた紫のことは、ぶっちゃけ変わった奴だと思っていた。 高校卒業後、製菓の専門学校に入るため上京し、新生活が始まると密かにワクワク感を抱えてバイトを始めた直後、レジカウンターに客としてやってきた紫に告白された。 当然困惑したし仕事中な手前、無視し適当にあしらったが、次の日もバイト先にやってきて告白された。断った。しかしその後も猛アタックが続いた。 毎度懲りずにバイト先にやってきては告白してきて諦めなくて、なんだこいつと思っていた。 自分はそれまで誰かと付き合ったこともないし、誰かを好きになったこともない。第一いまこんなに突き放してるのにどうしてそんなに毎回変わらず真っ直ぐ目を見て好きだと伝えにくるのだろう、馬鹿なのかあいつは。と思っていた。 そう思いながら、告白され断っての流れを半ばコントのように繰り返しながら、唯我独尊がすぎる言動に小言を放ちながら今日もモカを淹れる、そんな日々を繰り返し友人のようになっていた。バイト以外でも話につきあったりもした。 そんな最中、ある日急に紫があまり顔を出さなくなった日があった。(おそらく風邪) いつもより静かに感じたとき、ふと胸が締まるような気持ちを感じた。『あいつがいなくて寂しい』と感じてから、本当に少しずつだが恋心を抱くようになってしまったんだと自覚した。 やがて紫がまた前のように顔を出すようになったのだが、自覚してからというもの、しばらく言動や挙動がぎこちなくはなっている。だが自分の気持ちを素直にはっきり言うことは出来ず… そうしてある日の恒例の告白に、ついに机に突っ伏しため息吐いたあと、消えそうな声で「…いいよ」と返事し、晴れて恋人となった。 形式的にはOKを出し恋人になったが、その前後で接し方が大きく変わったわけではない。 相変わらず振り回されそれに対し小言は言うし、適当にあしらう事もある。 だがなんだかんだ付き合って3年目という時点で、こいつも紫のことがめっちゃ好き。 自然と、自分の日常に自分を振り回してくる紫がいるのが当たり前になっていたし、真っ直ぐな好意でたびたび感じたことない感情になってしまうくらいには、しっかり心奪われてしまっていた。 自覚はしているため、本当は自分だって同じくらい気持ち伝えたいのだが、やはりどうしても素直になれず照れ隠しで紫の頭をくしゃくしゃするのはざらである。 最近の目標(?)は、「少しくらい悪態つかずに目線見て好意を返したい。」 ーーーーー ・学校は専門学校。ショコラティエ専攻のコースに入っている。 おそらく紫の通う学校と併設されてる専門学校。 手先が大変器用なことと生真面目な性格も相まって、だいぶ製菓と相性がよかった。 ・甘いものは好きだが、苦いものはちょっと好きじゃない。だから未だに粉薬が得意ではないところがある。 ・本人ははっきりと自覚してはいないが、自分のことを大声で否定してくる罵声で拒否反応が人より大きく出るところがある。 当人は気にしている素振りも自覚もないが、幼少期から思春期までかけて父親から、否定の言葉で育てられてきた事が気づかずにトラウマになっている模様。 ーーーーー

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