タグ： 灰になってよかった

しんめい　ますみ 特徴表4-6：寄せ餌　技能値追加10ポイント（1d6→1） 非常に平凡なサラリーマン。たぶん経理。 性格はめちゃくちゃ元気なわけではないが、特に品行方正というわけでもない、やはり普通の人間。 寄せ餌なのでこれまでの人生でいろいろなものに絡まれていた可能性はあるが、本人的にはそれを明確には自覚していない。「なんかよく分からないけど寒気がするな。風邪か？（※風邪ではない）」みたいな感じ。 【誘拐願望についてのポエム】 世の中の人間には大なり小なりやりたいことがあるらしいということには、ずっと前から気づいていた。それは学業だったり仕事だったり、はたまた趣味だったりして、それらを心の支えとして生きていくものであると。 だが自分には昔から何もない。夢も目標もやりたいことも何も。なんとなく周囲の人間に合わせて進学して、就職して、なんとなく働いて今に至っているだけ。 何もなかったとて生きていくためには金が必要で、そのためには働かなければならない。寝て食って働いて、を繰り返していれば漫然と日常生活をこなしていくことはできる。 しかし、なんだか疲れてしまったのだ。 ごく一般的な中流家庭に生まれて一般的な人生のレールを歩んできた自分が恵まれていなかったとは思わない。 だから人生に文句なんて言える立場ではない、精々馬車馬のように働いて日々を精一杯生きるべきだと思って、自分を誤魔化して真面目に生きてきたが、そろそろ人生にやる気があるふりをすることにも疲れてしまった。 こんな生きがいもない毎日を真面目に送って、上辺だけ繕った薄っぺらい人間関係を維持して、生き続けたとして、何になるというのだろう。 別に死にたいわけではない。夢がないだけで死にたい理由はない。ただ、人生にやる気があるふりをすることに倦んでしまっただけだ。昔から自分の中にあった虚無が少しずつ精神を蝕んで静かな絶望をもたらしているだけ。 だから、自分から何か行動を起こすことはない。死ぬこともないが、逆に言えば状況を好転させるために行動を起こそうという気もない。一般的にそれは甘えだと言われるのだろうが、それは人生に希望がある人間だから吐ける台詞だ。 こうして少しずつ絶望を深めながら、それでも今の生活を捨てることもできず、日常を繰り返していつのまにか死んでいくのだろう。 しかしそれでもごくわずかに、何か劇的にこの暮らしを変えるような出来事が起きないだろうかと思ってはいる。 それによって自分の精神構造が変わるとは思わないが、取り返しのつかないくらいの出来事が起こって全ての柵を断ち切ってしまえるなら、もしかしたら新しい人生を始められるのかもしれない。 そう、誰かに誘拐でもしてもらえれば、あるいは。 【補足】 上記のようなことは考えなくもないがその度に「いや誘拐されたいとか流石に痛すぎるだろ…お姫様かよ…」となりその考えを打ち消している。 ただし、マジで誘拐されたらそれはそれでビビッていや帰りたいっすわ…になるかもしれない。 また上記のような人間なので趣味とか特にない。知人の趣味に誘われたりすればやっている時はそれなりに楽しいものの、何も継続していない。ない方がマシな趣味技能たちは何も継続していないことの表れ。 ――――― 呪文：天候を変える 後遺症 【死の記憶】 探索者は夢の中で幾度も死を経験した。その恐怖と痛みは体に刻み付けられている。 4シナリオの間自身の命に関わるSANcが発生した際、成功失敗関わらず減少値に+9。 ※今後、継続探索者として遊ぶ場合、シナリオ内でこの後遺症を適用するかどうかは必ずKPに確認をとってください。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ