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　 「君は存分に俺を恨むと良い。その権利がある」 捜査一課の刑事。 良く言えば落ち着いている大人、悪く言えば諦念気味で自責的な人。 彼には昔組んでいた相棒がおり、お互いに同性ながら恋をし、法律上認められないながらも永遠を誓い合い、結婚をしていた。 だがある時、とある連続殺人事件の捜査中に恋人が巻き込まれて死んでしまい、彼は相棒兼結婚相手を失うことになってしまう。 恋人を死なせてしまった罪悪感や無力感、自責の念に苛まれ続け、もはや今正義を重んじることすら出来なくなっている。 それでも刑事を辞められないのは今の相棒──元相棒の弟が新たな相棒として宛がわれたからであり、彼のため刑事を続けている。 恋人の兄弟である今の相棒に恋人を重ね、ひどい罪悪感を感じながら、その確かな恋人の面影を持つ彼に恋心すら抱いている。 そして、彼はその恋心を決して明かそうとはしない。そんな感情は絶対に許されないものだとわかっているから。 相棒には殺されてもいいと思っているし、せめてこいつだけは救ってやりたいと思っているし、同時に自分勝手だとも思っている。 頭痛持ち。端的に言えば終わっている。 職業参照：2010警察官（説得→隠す）

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