タグ： 嶋田ハヤ

私立探偵(クトゥルフ2010)参照 不幸体質の探偵助手。何をやってもうまくいかない。内気であらゆることに自信がないが、困っている人を助けることに躊躇はしない、基本的に優しい性格の持ち主。福岡の出身(PLが頑張れたら時々博多弁で喋る)。 幼い頃から出来の悪い子だった。運動もダメ、頭もさほど良くなく、何をやらせても派手に失敗する。鈍臭くて内気で友達もいない。両親はそんな彼に対して段々と愛想を尽かしていき、弟や妹たちが生まれるとそちらばかり構うようになった。 近所に住んでいた祖母だけが綴を可愛がってくれた。祖母は結果ではなく綴が頑張ったことを褒めてくれて、大事なことをたくさん教えてくれた。そのひとつが、「人に親切にすること」だった。それは巡り巡っていつかあなたに返ってくるからと祖母は言い、その言葉は綴の心にずっと残っている。大概は不幸体質のせいか、自分にとって悪い事態を招いたり、誰にも感謝されないことが多かったが、祖母が亡くなってからもその教えを守り、どれだけ自分が不幸に見舞われて嫌になっても困っている人を見てみぬふりすることだけはしなかった。 高校卒業と共に家を出て上京。大小様々な不幸を呼び寄せつつ1人苦労しながらもなんとか働いて生きてきた。真面目な職務態度が評価されたのか仕事でも次の正社員候補にしてもらい、自分の人生が上向きになってきた......かと思った矢先、重大なミスをやらかしクビに。そして過労もあって家賃の振り込みを完全に忘れていたため、帰ると家財一式が外に放り出されていた。さらには容赦なく雨まで降ってきて、雨風にさらされながら路頭に迷っていたところで出会ったのが伊奈名璃々那だった。 探偵である伊奈名璃々那の助手となって1年ほど経つ。彼女の元で過ごすようになってから、自分に降りかかる不幸が少し減ったような気がしている。あの日彼女と出会えたのは、昔祖母が言っていた「巡り巡って返ってきた幸運」なのかもしれない。助けてくれた彼女には頭が上がらない。彼女に対して深い恩義と信頼を抱いており、少しでも自分が彼女の助けになれたら、と思っている。実際は助けられてばかりなのだが... 【通過シナリオ】 『頭夢児島殺人事件』HO1(予定)

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