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2023.7.3-5.9　「商・不幸堂」 KP：いつきさん HO1　不幸を売る者：しぐお　鲁 万姫（ルー・ワンチェン） HO2　不幸を買う者：めんた 【特徴メモ】 特徴表4-2　方向音痴 <ナビゲート>の基本成功率が1％になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない。 特徴表6-6　急速な回復力 新陳代謝能力にすぐれている。耐久力を回復するロールの結果に+1。 【職業メモ】 職業：医師 職業ポイント：通常 個人的な関心の技能1つ→＜目星＞ 特記：無し 【技能値メモ】 ＜回避＞…患者が暴れる事がある ＜小型ナイフ(メス)＞…メスを扱う技能として ＜聞き耳＞…耳がいい 【性格メモ】 おっとり系 【その他メモ】 華譚街（カタンガイ）に溶け込めるよう変装している 6779a6 ＊＊＊＊＊以下秘匿内容含む＊＊＊＊＊ 【秘匿情報──HO2】 　HO2はHO1から不幸を買って幸せになりたい。 　どのような不幸を買いたいのか、その理由やその考えに至った経緯はPLが決めていいし、 　HO2の年齢や性別、職業についてもKPが許可する範囲でPLが自由に決めてかまわない。 　また、原則として新規探索者を想定しているが、KPが許可するのであれば継続探索者でもよい。 　その場合、下記の技能値ボーナスをどうするかはKPと相談してほしい。 【不幸を買いたい理由】 　HO2は死を考えてしまうほどの境遇から不幸を買いたくなったのかもしれないし、不幸を知らないほど幸福な人生を歩んできたため不幸に興味が湧いたのかもしれない。 　あるいは不幸になることで周囲から慰めや愛情が欲しいのかもしれないし、自分が不幸になることで周りが幸せになるという病的な思考さえ持ち合わせているかもしれない。 　 　そんなHO2はこう考えている──不幸もまた幸福の一側面であると。 　例えば、「腹痛で学校を休まねばならなくなった。その代わり、家で自分の時間をゆっくり過ごすことができた」という出来事があったとする。この場合、捉え方によっては「腹痛」という「不幸」が「自分の時間」という「幸福」を得るための契機となったといえるかもしれない。HO2が求める不幸はこうした幸福を得るための手段となりうるものだ。 　しかし、どんな理由でHO2が不幸を求めるにしても、その根底にあるのは「不幸に対する羨望や憧れ」だろう。しかも、それを他人から買おうとしているほどHO2は追い詰められている。これらをHO2自らが自覚しているかどうかはPLに一任する。 　なお、不幸を買いたいという気持ちや、幸福、不幸に関する考え方などはセッション中に適宜変化させても構わない。この秘匿内容については、あくまで「商・不幸堂」というセッション開始時のHO2の心境と捉えてほしい。シナリオを進めていくにつれて、この秘匿の内容を外れるような思想に辿り着いたとしても構わない。もしHO2の心境に変化が生じた場合には、都度KPに共有すると、よりよいセッションとなるだろう。 【技能値ボーナスについて】 　HO2は不幸を売ってくれる店があると聞き、その店が「華譚街」にあると突き止めている。そこまでの情報を得るためにある程度《中国語》に親しんだとして、《中国語》に+10%のボーナスを加算してよい。 ■不幸を買いたい理由 離婚がしたい。 大きな病院で代々院長をしている家系の長男として産まれ何不自由なく過ごしてきた。 家のため幼い頃から婚約者がおり、PCも特別に思っていた。 20歳を迎え早めの結婚。その後は仕事で忙しくしていたが、妻とは円満であった。はずだった。 ある日偶然妻の逢引き現場に出くわしてしまう。 妻の相手はPCの実弟であった。 弟はPCの2つ下で妻の同級生でもあった。 会話の内容から、ふたりは幼い頃から恋仲である事も知ってしまう。 弟はPCより優秀で何より優しい人間だ。 ふたりには幸せになってほしい。 だけど父親が離婚を許すはずがない。ましてや不倫が原因なんて。 そうだ。自分を「見合わない人間」にしてしまえばいい。 ふたりの分の不幸をもらおう。 そう考えたPCは華譚街（カタンガイ）について調べ始めた。 【その他メモ】 一応念のためその地に合った服装をしている。 髪は短いが変装のためウィッグ着用。 【名前メモ】 大瑠璃→オオルリ。青い鳥の名前。 贈→贈る。 青い鳥(幸せ)をふたりに送るよの意。

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