タグ： 邑永PC 鳥鯖

wilf othniel maxim 文字色：#6c9bd2 ■概要 愛称はウィル。 外ヅラの良い根暗、陰キャとも言う。 宇宙工学オタク、所謂ギーク気質。引っ込み思案な面がある。 人付き合いは苦手意識があるが、必要努力として奮闘できるくらいには社会性は重んじている。 が、初対面の相手にはどうしても根っこの人見知りが発動してよそよそしくなってしまいがち。 逆に付き合いの長い知人や友人にはかなり懐っこく後ろをついて回る弟気質なところがある。 宇宙センターの人たちのことをみんな同類のオタクだと思っているため、かなりくだけたラフな態度を見せる。 心を開いている、信頼している図と言える。 ■生い立ち 自分が生まれる前に、母のお腹の中で生まれることなく亡くなった兄がいる。 物心ついてすぐの頃から母に「お前の兄は、お星様になったのよ」と話して聞かされていたため、顔を知ることもなく会えなくなった兄の存在をぼんやりと空の星に見るようになる。 幼心に、星になってしまった兄には会えないけど見守っているんだぞ、と聞かされた話に、「じゃあ会いに行けるようにするにはどうしたらいいんだろう？」と思い立ち、そこから電子工学の道へ進むようになっていく。 宇宙科学よりも宇宙工学にのめり込んでいったのは、宇宙の神秘よりも、現実的な技術で星に最も近い場所に行くためには何が必要なのか、人類の持ちうる技術でどこまで星に近付けるのか、すなわち兄に近い場所に行くためには何が必要なのかを追求していったため。 そうして兄と会えることを夢みた幼少期だったが、ウィルがエレメンタリースクール4年生辺りから、両親の離婚や家族中のなんとなくの気まずい空気から、兄の話をすることはなくなっていた。 本人の引っ込み思案な性格はこの頃の家族間でのなんとなくの不可侵的な空気を読みすぎた結果の産物とも言える。 が、本人の性格とは裏腹に外見の良さから他者から話しかけられたり関係を迫られることが多く、それ自体には苦手意識はあまり無かったものの、話せば宇宙工学の類の話ばかりするウィルに周囲はなんとなしに「アイツ変なやつだな…」という印象を持たれ次第に敬遠されることがしばしばあったせいか、現在の引っ込み思案で人見知り意識の強い性格になったとか。 人が嫌いなわけではないが、自分の外側の印象と中身のギャップに勝手に落胆してく人達や、自分の大事にしているモノについて打ち明けられない環境になんとなく生きづらさを感じたりしている。 成人し、宇宙センターに所属してからは、同じような趣味を仕事にしているような人間との交流をできるようになり、学生時代の性質はあまり目立たないようになってきたが、あくまで気心の知れた相手に心を開けるようになっただけで根本の性質は改善はしておらず、変わらず初対面の相手にはどこかよそよそしい態度を見せることがほとんど。 現在は兄の存在はもう会えないのが現実と理解しつつ、夢の指標となった空で星を見ること、そして兄はいなかったが、兄の存在と母のおかげで自分はここまでこれたのだ、ということを誇りに思っていることをちゃんと母に報告してやりたいという願望を糧に励んでいる。 反面、心のどこかで、兄に最も近いかもしれない場所で眠ることができれば、それは最も幸せな安寧なのではないかと思っている、仄暗い希死念慮が捨てきれない面もある。 ■通過シナリオ■ ・事象地平のアストロナウト_生還(不定：強迫観念にとりつかれた行動【腕をさする、強く洗う等】2023.7.9~2023.12.9)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ