タグ： 鰯と柊 HO1

12月24日生まれ。21歳。AB型。一人称は「ボク」 性別は男だが一見すると少女にしか見えない。かわいい。 後述する理由もあり、魔法少女のような身なりを好んでしている。魔法少女だけでなく、可愛いものが好きなので、街中を歩く際も女性らしい服装を好む。 HO2のことは「ららちゃん」または「アンタ」と呼ぶ。 あまり自分のことを話さないHO2に話しかけたりちょっかいをかけたりするうちに常に一緒に居るようになった。 その後、拝掌教の教祖となった後も、引き続き話しかけたりちょっかいをかけたりし、HO2とは友好な関係を築いている。（と思っている。） HO2のことはとても大切に思っており、友人として、優秀な右腕として信頼している。 自分の幸せが信者たちの幸せと考えている。 勿論、拝掌教の教祖として、信者たちのことを大切な存在としてみており、拝掌教という自分の居場所も大切に思っている。 「ボクが楽しければみんなも楽しい！　ボクが幸せならみんなも幸せ！　そうでしょ？　ボクがいればみんな大丈夫だよ！」 「みんな今日も元気に頑張ろ～！　さあ！　僕を信仰すればみんな救われるよ？」 「ららちゃん！　またそんな暗い顔して～　可愛いんだからもっとシャキっとしないと！」 HO2は見ちゃダメ ↓ 幼少期を不幸な境遇で育った。両親からネグレクトを受け、満足な食事もとれず、人間らしい生活も送れなかった。学校も行けていない。物が散乱したアパートの一室、飛び交う両親の怒声、割れるビール瓶の音、怒りのはけ口として自分に浴びせられる暴言。孤独の中で彼女を救ったのは、小さなテレビから流れる魔法少女アニメだった。可愛い衣装に身を包み、魔法の力を携えて悪と戦う姿。人々を救う存在に自分もそうなりたい。その時から、彼女は神に祈り始めた。 そんな彼女の姿は両親にとって目障りでしかなかった。男のくせにそんなもの見るな、気持ち悪い、うるさい音を出すな、喋るな、騒ぐな、邪魔だ、呼吸をするな、お前なんて産まなければよかった。両親のヘイトはいつしか自分へ向き、浴びせられる暴力や暴言は次第に増えていった。 彼女の体はボロボロだった。体には幾つもの生傷やあざが露になり、萎びた服には赤黒い血痕が残る。また、足には熱湯をかけられた火傷跡が痛々しく残っている。これはカッターナイフで切り付けられた切り傷。これはビール瓶で殴られたときにできたあざ。一昨日腹部を殴られたことにより内臓が傷ついたのか、吐血は止まらない。 死を覚悟した。これまで幾度となくそう思ったが、今回はもう無理かもしれない。 ボクはあのテレビの中の魔法少女のようになりたかった。可愛い衣装を身に纏い、誰かを救う存在になりたかった。それだけなのに。誰かを救うことなんて夢のまた夢で、自分さえ救うことができないのか。現実はなんて残酷なんだろう。 彼女は無意識に、これまで祈り続けてきた神様を、居るかもわからない神様を呼び、小さな手のひらを組んで目を閉じた。 「ああ、どうか、ボクを助けてください。この境遇からボクを救ってください。」 それからだ。彼女が救われ、他人を救う存在になったのは。 HO2とは孤児院で出会った。同じ境遇である彼女のことが心配で、自分を救ってくれた神様に祈ろうと提案した。 その後、彼女の両親も行方不明となった。 どうやら自分には神が憑いているようだ。自分が祈れば、この魔法の力を使えば、あの魔法少女のように困っている人を悪から救うことができる。ならば喜んでこの力を使おう。例え自分が祈った者が行方不明となろうとも。この力を使うことに何ら抵抗はない。 拝掌教の教祖であり、この宗教が成り立っていること、信者たちに崇められていることは、自分の存在そして自身に憑いている神の力によるものだと認識している。すなわち、拝掌教は希乃がいなければ存在しえず、希乃にとっても拝掌教の教祖として担ぎ上げられることが当然だと思っている。自分の幸せが拝掌教の信者たちの幸せになると考えている。 孤独な境遇で育ったため、現在の拝掌教の家族のような在り方、そして信者に崇拝される教祖という立場にひどく執着しているとともに、幸せな時間の崩壊を恐れている。 信者たちから崇められる存在である（信用85） 信者や拝掌教の外の世界について常にアンテナを張っている（聞き耳75、目星80、心理学50、精神分析61、図書館75） 教祖には、男の娘には秘密がいっぱい。のらりくらりと躱していく（隠す50、回避51） HO2との関係性 呼び方は「ららちゃん」 幼少期に孤児院で出会ったHO2とはよく話していた。あまり自分のことを話さないHO2に話しかけたりちょっかいをかけたりするうちに常に一緒に居るようになった。同じ境遇である彼女を心配し、救うために自身の神に祈ることを提案した。 その後、拝掌教の教祖となった後も、引き続き話しかけたりちょっかいをかけたりし、HO2とは友好な関係を築いている。（と思っている。） HO2のことはとても大切に思っており、信頼している。しかしHO2が同様の力を得たことに対して、この環境が変化してしまうのではないか、信者がそしてHO2が自分から離れていくのではないかとひどく危機感を覚えている。

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