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みずたに　みこと 水崎病院という病院を選んだのは本当に幸運だったと言える。精神科医というのは自身の知的好奇心を満たしてくれる最大の職業だった。医師に擬態しながら話を聞き、時に泣きながら、時に虚ろな目をしながら、時に明るいと思えばその口で死にたいという患者を目の当たりにしながら、乱れやすい人間の感情というものを知りインプットしてきた。親身になりすぎると依存する。そうなると今度は期待をこちらに向ける。時に感情というものは目的をすり替えながら何かしらの意味を探しているように見えた。…人間というものはとても面白い。自分は駄目だと言う人ほど陥りやすい。世界が駄目だという人程、強く生きている。 強く惹かれる感情というものはどんなものなのだろうか。どのような対応をとれば人は心を開く？感情の快不快は？どれもこれも最高のサンプルだ。飽きずにずっと研究を続けていられる。精神科医と、研究と両立することが難もなくなったころ、HO1と出会った。 【HO1について感じている事書きたい】 穏やかで安心させるような口調振る舞い、雰囲気を兼ね備えた感じの良い医師。だが裏では常に頭の中で計算してる。HO2の事を疑ってはいるが確証がないため何も行動を起せないでいるし、自分に隠れて何かをしているのであればただものではないなとも感じている。杜撰な隠蔽であれば、自分が気が付かないはずなんてないのだから。だからHO2が何かをやったのであろうと直感的に感じているし、それはなぜわざわざHO1を悪化させる必要があったのか。その理由とそこに伴う感情があるのであれば知りたいと思っている。 【設定】 朝はパンと珈琲、目玉焼きは半熟醤油派。 白のベンツに乗ってる。Cクラス。 ・最近はどうか ・何かできるようになったことはあるか ・薬はきちんと服用できているか それに加え、今回の診察で宇多方に「よく眠れているか」を聞く必要がある。

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