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そうだい りひと／Licht von Siebold（リヒト・フォン・シーボルト） 源氏名：輝（ひかる） 職業技能：ホスト・ホステス（2015）ベース 　　　　　言いくるめ、回避、聞き耳、経理、心理学、説得、値切り、目星 趣味技能：応急手当／傷を残さないように手当するのは、まぁ得意 　　　　　精神分析／メンヘラちゃんの相手すんのにちょっと、コツを教えてもらったんだよね 　　　　　図書館／どうにも一人になりたいとき、本ってすげー便利なんだよなぁ その他技能：ドイツ語／父の母国語、話すだけならまぁ少し 名前の由来：擬宝珠の別名「葱台（そうだい）」／花言葉は「献身」「変わらない思い」「静かな人」 　　　　　　ドイツ語で「光」／Licht 　　　　　　 一人称：俺 ～～～～以下　「海も枯れるまで」　HO1バレあり～～～～ 「これが俺のアイデンティティで、なくせば生きやすいだろうに手放せなくて」 「だからこのまま死んでしまいたかった」 「母さんが大嫌いな美しい俺のままで、母さんにはもう味わえない死を見せてやりたいんだ」 「それが、あのひとへできる最大の、「産んでくれてありがとう」って感謝だ」 俺の母さんはとても美しい女性だった。父はその美しさにほれ込んで結婚したらしい。 その二人の間に出来た子どもは、そんな美しい母親より美しかった。 人間は老いて行くもので、美しさを誇りにする人間はそのほとんどがある時分から「どうやって老いを見せないか」ということを考え始める。 子どもが出来た母親なんて落ちていく一方だ、って母さんはよく言ってた。 でもその子どもは、その「ある時分」が来るまでは老いは「成長」で、……端的に言えばより美しくなっていく。 老いを見せないように必死な自分と、そんな苦労もせずその美しさに磨きをかけていく子ども。 「美しい」ってことが誇りだった母さんは、そうやって心の奥で比較し続けて、ある日壊れてしまった。 まあ、うん。手が上がるようになった、って言えば伝わるかな。 虐待……まで、酷いものじゃなかったけどさ。 結構俺も精神をすり減らしたよ。母さんが今日は「どっち」なのか、判断するところから始めなくちゃいけないから。 ずっと俺に当たりが強いだけなら早々に見限ってたけどさ、なんでだろうな、ちゃんと子どもとして愛してくれる日があったんだよ。 手はあがるけど、美しいものが好きな母さんは痕になるような酷いことはしなかったしさ。 美しい女性だった母さんが好きな父さんは、そんな壊れた母さんから興味がなくなってた。 お綺麗な俺は扱いが丁寧だったよ。はは、女じゃなくてよかったって心底思うぜ。 今はどうかって、離婚もせず母さんは入院中。 あれは事故だったんだけど……まぁ、母さんがちょっと手に負えない時に、たまたまお茶沸かしてたやかんがそこにあって。 たまたま手にとったのがソレで。 正気に戻ったころには中身はとっくに零れて……俺にかかってて。 怪我自体はたいしたことない、ちょっと酷い位のやけどだったんだけど、…痕が残ったんだ。 それで本格的に、もう話もできないくらいに壊れちゃったんだよ。 ……これが、俺が人生を壊しちまった最初の一人の話。 美しいって難儀でさ、誘拐されたりストーカーされたり、別にそれ自体で傷つくような柔なメンタルしてねぇんだけど、 気付いたんだよな。俺って、一体何人の人生を狂わせたんだろう、って。 これから息をするだけでまた何人かの人生の道を違わせて、時にそのうち少なからず取り返しのつかないような状態まで持って行って？ 母さんを入院させた日に、「俺は悪くない」って思ってた、自信がなくなった。 息をするのも疲れたって、こんなことを言うんだろうなって思ったよ。 俺は自分の母親でさえ狂わせた美しさの持ち主だ。 美しさを簡単に手放せるなら、母さんが壊れてしまった意味がなくなっちまう。 でもこの先、俺もまた老いて行く。母さんの恐れてた、「美しくなくなる」日が俺にも訪れる。 どちらも選びきれなくて、 だからおれは、俺であるうちに死んでしまいたい。 「あなたはとても美しい自殺志願者である。」 ■APP18 の美しい容姿である ■性別は男女どちらでも構わない ■年齢は 20 歳以上である ■都内在住 ■探索者は自殺したいと思うほど、この世にとても絶望を感じ、追い詰められている。必ずそういった設定を付けるようにしてください。 死に場所や死に方を日々模索しており、その為手首や首元、身体のあちらこちらに自傷行為の痕がある。 (アイコンや立ち絵には痕を描かないようにお願いします) ■セッション開始は日常後、見知らぬ砂浜で目を覚まします。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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