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●古物研究家（2010） 職業技能：芸術（任意）、コンピューター、製作（古書修復、古美術修復など）、図書館、値切り、ほかの言語（英語、漢文、ラテン語など）、目星、歴史 ・・・・・ 見た目が海外モデル並みだが本人は外見に興味がない。冷えるとすぐ風邪をひくのでストールが欠かせない。眼鏡着用。 一人称：俺　私　二人称：君　あなた　～君 物腰は柔らかい。興味のあることならぐいぐいいく。それ以外はやんわり聞く側にまわる。 夢は“無名神殿”の解明と理想の恋だが時間が限られているので解明の道筋だけでも作り後世に託していきたい。 ダブグレイ dove gray　#　7d7b83　ローズグレイ rose gray　#　9d8e87 特徴：感情が高ぶると背景に花を飛ばす。薔薇とか百合とか。APP１８なので ・・・・・ 子供のころ大病を患い後遺症で力が弱い。定期的に医者に掛かっていたが半年前に医者から１０年の余命宣告を受けた。現在のところ症状を抑える薬しか開発されていない。 しかし、自分には夢があった。 １０年前に亡くなった父親の研究を受け継ぐという夢が。 父親と母親は大恋愛で結ばれたと聞いている。幼い頃から愛し合う両親を見てそれが理想の夫婦だった。 俺と母さんは父さんの発見した遺跡や、難しくてよくわからなかった古代の文明の話やそこに生活していた人、父さんが外国で見聞きした文化を聞くのが好きだった。父さんが帰って来た時は二人で毎晩話をせがんだものだ。あの頃の記憶はいつも笑顔だった。 いつか父さんみたいな立派な大人になり、同じ研究をして遺跡の謎を解き、世界を驚かせて両親と愛する人とお祝いするという漠然とした未来を思い描いていた。父さんが事故で亡くなるまで。 母さんの落ち込みはそれは酷いものだった。一時期は研究を見るだけで涙ぐんでもいた。俺が父さんの跡を継ごうとするのもいい顔はしなかった。けれどその道に進むのを止めることもなかった。俺の夢をどこかで分かってくれて応援してくれているのだと思っている。もしかしたら俺が長くないのも気づいてやりたいことをさせてあげようと思っていたのかもしれない。 今となっては聞くことができないけれど。 母さんも突然の事故で亡くなった。 俺の手には母さんから託されたという父の部屋の鍵がある。葬儀の時に取り仕切ってくれた叔父が渡してくれたものだ。叔父は「君の母さんからこの部屋の物を見て、君がやりたいことがあればさせてあげるよう聞いている」と伝えてくれた。 ４９日が過ぎ、母さんの遺品を整理して俺は、この鍵で父さんの部屋を開けた。 ・・・・・ 「静かなるテロリスタ」KPちろる　HO1童子：うさぎ　HO3芸術家：チコ　HO4異邦人：しらとり HO：篤学者 　あなたは考古学を研究する学生だ。 [17:03] 推奨技能：考古学 ◆秘匿情報 あなたの父は高名な考古学者であった。彼のヨーロッパ古代文明史についての研究は有名で、古代遺跡“無名神殿”の発見は多いに界隈を沸き立たせた。しかし、彼はその“無名神殿”の調査中に非業の死を遂げた。機器の故障による事故死、そう聞かされている。 “無名神殿”とは十年前に地中海に浮かぶ孤島から発見された古代遺跡である。その建築様式は著名なギリシャ神殿にも似通っており、一時はギリシャ古代文明史における新発見かと噂されていた。しかし、その後の調査で発見された数々の遺物は、当時の時代背景にまったくそぐわない矛盾に満ちたものばかりであり、故に名の付けられない神殿、“無名神殿”と呼ばれている。現在もいちはやい解明が望まれている。 そして、あなたの父の命日から十年が経つ。あなたは物置の中で遺品の整理をしていると、ある一冊の手記を見つけることとなる。 個別導入はここからはじまる。 ◆探索者設定 ・生まれも育ちも日本である。 ・個別導入時での年齢は十代後半から二十代前半が好ましい。本編はその五年後のことである。 ・職業は学生を選択する。ただし、職業技能はこれまでの経験によって自由に設定してもよい。 ・父の名前や年齢は自由に決定してもよい。また、父は仕事柄、家を空けることが多かったが、あなたのことをよく可愛がっていた。 ・理由はどのようなものであれ、“無名神殿”についての謎を解きたいと考えている。 ・個別導入でのキャラクターシートは個別導入時での年齢に応じたものを制作すること。

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